報道資料:パイオニアビデオ(株)DVD-Audioディスクの受注開始

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Pioneer
1999年 10月 4日
パイオニア株式会社

パイオニアビデオ(株)DVD-Audioディスクの受注開始

パイオニアビデオ(株)では、この春に発行されたDVD-Audio規格書(バージョン1.1)に準拠したDVD-Audioディスクの生産体制が整いましたので、受注を開始いたします。

DVD-Audioは、標本化周波数192kHz/量子化ビット数24bitに及ぶ最高音質、および最大6チャンネルのマルチチャンネルのオーディオ規格を保有します。また付加機能として、静止画、テキスト情報、動画、ビジュアルメニューなど多彩な機能を持ちます。さらにファイルシステムおよび基本論理構造の共通化などで、DVD-Videoフォーマットとの互換性を確保しており、次世代オーディオメディアの中心になるものとして大きな期待が寄せられています。
パイオニアビデオ(株)は、DVD-Audio受注を、オーサリングからの受注、ディスクプレス受注などで承ります。オーサリングからの受注では、音源、画像、テキストなどの素材供給を受け、タイトル企画から、素材加工、オーサリング、動作検証に至るまで、光ディスク総合メーカーならではのきめ細かいサポートを行います。ディスクプレス受注では、DVD-Audio規格に従ってフォーマッティングされたデータを、デジタルリニアテープ(DLT)等の形で受注します。自社開発のマスタリングシステムを使いスタンパを製作した後、同じく自社開発のレプリケーションシステムを用いてディスクプレス、ディスク貼合わせ、レーベル印刷等を行います。ディスクレイヤー構造としては一層ディスクおよび二層ディスク、さらに片面ディスクおよび両面ディスクに対応します。各種のディスク構造に対応して、量産品質の高い、安定した供給能力を有します。また、これらのマスタリングシステムおよびレプリケーションシステムは、外販装置として他社へも幅広く供給しており、各方面から高い評価を得ています。

受注に関するお問い合わせは、パイオニアビデオ(株)のディスク営業窓口である、オプティカル・メディアセールス・インク市場開発室、担当の石澤、江本、渡辺(TEL:03-5545-7441)まで。

※ パイオニアビデオ株式会社について

パイオニアビデオ株式会社(田辺赳夫社長、資本金79億円)は、山梨県田富町に田富事業所(本社)、山梨県甲府市に国母事業所、東京都港区および目黒区に営業所を置きます。光ディスク、光ディスク生産装置、および半導体製品の開発、生産、販売を主な事業としています。光ディスク分野においては、世界で初めてLD(レーザーディスク)の量産に成功し、LD生産規模は世界一。LDに加えて、CD、CD-R、コンピュータ用記録メディア、特殊デジタルカラオケディスク、DVD-VIDEO、DVD-ROM、3.95GB DVD-Rの生産及び販売、又、4.7GB DVD-R、4.7GB DVD-RW等の開発を行なっている光ディスクの総合メーカーです。またDVD規格化においても、DVDフォーラムメンバーの一員として、大きな貢献をしています。この度、DVD-Audioディスクの受注を開始することで、DVDファミリー一貫生産体制が整い、カスタマの幅広いご要望にお応えできる体制が整いました。

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