報道資料：MP3対応のDJ向けCDプレーヤー「CDJ−200」新発売

CDJ-200

【企画意図】

　近年、リミックス／DJプレイ^※1を楽しむアマチュアDJ^※2が着実に増えております。パイオニアのDJ向けCDプレーヤーは優れたパフォーマンス機能が、ユーザーから幅広く支持され、この市場でスタンダードとしての地位を確立しております。特に現行モデル「CDJ−100S」は全世界市場で入門層への標準機として、発売以来好評を博してまいりました。
　こうした状況下、DJの間では通常の音楽CDだけではなく、MP3形式の音楽データを記録したCD−R／RWなど、多様化するメディアに対してもリミックス／DJプレイを楽しみたいという要望が高まってきております。
　当社はこの度こうしたニーズにお応えし、MP3形式で記録されたCD−R／RWメディアにおいてもDJパフォーマンスを可能にした「CDJ−200」を新発売いたします。
　「CDJ−200」は、現行モデル「CDJ−100S」の「クイックスタート」や「キューサンプラー」などの基本機能を継承し、新たに「ループカッター」「ビートループ」機能を搭載。簡単な操作で様々なリズムを奏でることが可能になり、DJパフォーマンスの幅を広げるとともにお求めやすい価格を追求した製品です。
　当社は、操作性と多機能、さらにインテリア性も兼ね備えた「CDJ−200」の導入により、ラインアップの強化を図り、アマチュアからプロまでの幅広いDJのニーズにお応えし、新しい音楽の楽しみ方を提案することで、DJ市場の活性化に努めてまいります。

【主な特長】

1 ) MP3形式で記録されたCD−R／RWメディアでのDJプレイの実現

　通常のオーディオCDと同じ操作でDJプレイを楽しむことができます。トラックサーチとは別に、フォルダーサーチを備え、簡単に目的の曲を選ぶことができます。また、テキストモードを選択すると、ファイルネーム、ディスクタイトル、アーティスト名を表示することができます。

2 ) 「ループカッター」「ビートループ」による、新しいDJパフォーマンスの実現

• ループカッター ：ループ再生中にこのボタンを押すと、その都度1／2の長さのループを自動的に再生。ボタン操作ひとつでドラムロールのような効果音を出すことができ、新しいDJパフォーマンスを実現しました。
• ビートループ ：再生中にこのボタンを押すと、その瞬間から4拍分のビートを自動検出し、簡単にループ再生が行えます。

3 ) デジタル（CD）ならではの多彩なループ機能の充実

• リアルタイムループ：曲を再生しながらリアルタイムでループの設定・解除ができます。
• リループ：一度設定したループに何度でも戻ることができます。
• ホット・ループ：ループ再生中にこのボタンを押すと、ループの最初から再生が行えます。

4 ) 大型ジョグダイヤルでエフェクトを自在にコントロールできる「デジタルジョグブレイク」

　CDJ−100Sで好評を博した、ジョグダイヤルの回転により「JET」、「ZIP」、「WAH」の3つのエフェクト^※3をかけられる「デジタルジョグブレイク」機能が向上しました。また、より効果的なDJパフォーマンスの演出が、シンプルな操作で実現可能になりました。エフェクトボタンを選択すると、ジョグ周りの青色LEDが点滅し、さらにジョグダイヤルを回すことでディスプレイには各エフェクトのアイコンが表示され^※4、現在選択しているエフェクトモードがより分かりやすくなりました。

5 ) その他の特長

• 高域から低域まで広い再生帯域を実現する、高音質設計を採用。
• 「ショックプルーフメモリー」とカーオーディオ（カロッツェリア）のフローティング構造を採用し音飛びしにくい優れた耐振性を実現。
• 音量調整付きヘッドホン端子を装備。
• 最大可変範囲を6％、10％、16％の3段階に設定可能。
• 再生しながらループのアウトポイントが修正できる「ループアウトアジャスト」。
• 曲のテンポを自動計測しデジタル表示する「オートBPM（Beat　Per　Minute）カウンター」。
• リミックス／DJプレイ後の音声が出力可能なデジタル出力端子装備。
• イジェクト後に再度、同じディスクを挿入すると、そのディスクをイジェクトした直前の状態になる「レジューム機能」。

【主な仕様】