報道資料：業務用プラズマディスプレイ 3機種　新発売

• 業界最高水準※1の発光効率を持つ新“P.U.R.E.※2 Black Panel”を全機種に搭載
  ・「高純度クリスタル層」の採用により、深遠な黒を再現。
  ・実画暗コントラスト4000：1という業界最高水準※1の高コントラストを実現 (PDP-507CMX‐JP)。
• 滑らかな階調表現力と優れたスケーリング性能を誇るフルデジタル画像処理回路
  新“P.U.R.E.※2 Drive Pro”の搭載により、さらなる高画質を実現

PDP-607CMX

【企画意図】

　パイオニアは1997年12月に、世界初のXGAパネルを搭載した50V型ハイビジョンプラズマディスプレイを発売して以来、民生・業務の両用途において国内外の市場をリードしてまいりました。
　業務用プラズマディスプレイは現在、公共施設・商業施設における情報表示・映像演出用途をはじめ、企業・学校等におけるプレゼンテーション・教育用途など幅広い分野でご利用頂いており、今後も様々な使用シーンにおける需要拡大が予測されております。
　この様な状況下、当社は業界最高水準の発光効率を持つ、新「P.U.R.E. Black Panel」を業務用プラズマディスプレイ60V型、50V型、42V型の全モデルに搭載し、10月より順次市場導入いたします。
　当社は、高画質に加え、業務用途ならではの機能を搭載した本製品の導入で、市場の活性化を図ってまいります。

【主な特長】

1）新蛍光体の採用とパネル材料の見直しにより、明るさ感・色再現性を大幅に向上させた新“P.U.R.E. Black Panel”

1. 当社従来パネルに比べ20%の向上となる、業界最高水準の発光効率を実現。中間域での明るさ感を向上し、より自然でコントラスト感のある映像表現を可能にしました。
2. 発光効率の向上や放電の安定化を実現した「高純度クリスタル層」により、深遠で引き締まった黒を再現、映画等でも多く使われる暗いシーンのディテールまで美しく表現します。また、黒の表現力が豊かになることによって、映像全体の質感、色の再現力もよりいっそう高まります。

2）プロが求める映像クオリティを実現するフルデジタル画像処理回路、新 “P.U.R.E. Drive Pro”

新パネルの持つ高い発光効率、色の再現能力を、余すところなく引き出す新機能を搭載。

1. 12ビットワンチップ画像処理回路で、より一層滑らかな階調表現を可能にしました。
2. オリジナル映像をより高画質に変換するスケーリング性能をさらに向上させました。これにより、画像圧縮表示やマルチ拡大表示においてもクリアな映像表現を可能にしました。
3. 当社独自開発の「フレックスCLEAR駆動法」の採用により、高画質画像処理回路にて生成された映像を忠実に再現。さらなる階調の滑らかさを実現するとともに、プラズマディスプレイ特有の擬似輪郭妨害を原理的に解消しました。

3）業界トップクラス※3の低消費電力285Wを実現（PDP-427CMX）

　定格消費電力285W、業界トップクラスの低消費電力を実現。さらに、外光センサーによる自動輝度調整機能※4をはじめ、多彩な低消費電力モードを搭載するなど環境にも配慮しています。

4）拡張性に優れた「ESカードスロット」を装備

　使用目的に合わせてビデオカード(別売：PDA-5003/PDA-5004)の着脱ができる「ES※5カードスロット」を装備。接続する機器にあわせて最適なカードを組み合わせることで、幅広い拡張性を実現しています。

5）「赤外線軽減フィルター※6」を標準搭載（PDP-507CMX-JP）

　オフィス・教育・エンタテインメントなど様々な設置環境でニーズの高い「赤外線軽減フィルター」を50V型モデルに標準搭載しました。ワイヤレスマイクを併用する環境でも、ノイズの影響を抑え安心してご使用いただけます。

6）「使いやすさ」にこだわり、さらに改善を加えた業務用ならではの様々な機能を搭載

1. オフィス用途だけでなく、広告用途にも便利な「インテリジェント2画面」機能を搭載。簡単に広告テロップを表示できるバナーPIP(ピクチャーインピクチャー)をはじめ、様々な2画面表示を実現。
2. 静止画面を違和感なく徐々に動かし、焼き付きを低減させる独自開発の「シームレスオービター」。
3. 25面マルチまでサポートし、さらに操作性を向上させた「マルチシステム」。
4. 本体に時計を搭載し、電源オン・オフや入力切り替えなど最大10種類のプログラムを登録できる「プログラムタイマー」。
5. 2種類の画面を瞬時に切り替えられる「高速切り替え」。
6. 映像入力画面をキャプチャーし、リアルタイムの画面とキャプチャーした画面を同時に表示できる「2画面フリーズ」。
7. RS-232Cを経由し、プラズマの現在の入力信号情報や累積稼働時間など様々な情報を、パソコンからの要求に応じて返信する「ステータスセンドバック」。
8. パソコンとの接続時に入力された信号を自動検知し、画面ポジションなどを自動でセットアップする「インテリジェントオートセットアップ」。

● オプション周辺機器●

【主な仕様】