報道資料：パイオニア、インドに研究開発拠点を新設

パイオニア株式会社は、インドにおける研究開発拠点を新たに開設することをお知らせします。

当社は、グルグラムにあるインド現地法人Pioneer India内と、“インドのシリコンバレー”と呼ばれる都市ベンガルールの2カ所に研究開発拠点を設置し、R＆Dの強化を目的にエンジニアの採用に注力するとともにイノベーションの創出を加速させ、モビリティ領域における革新的な商品を開発・提供していきます。これにより、急成長するインド市場を含むグローバル戦略をより一層強化し、当社が目指すソリューションサービス企業への変革を推進していきます。

パイオニアは、企業ビジョン“未来の移動体験を創ります-Creating the Future of Mobility Experiences”のもと、ソリューションサービス企業への変革に向けた取り組みを強化しています。具体的には、本年1月にモビリティコンシューマーカンパニーのChief Innovation OfficerにSiva Subramanian（シヴァ スブラマニアン）、3月にモビリティプロダクトカンパニーのChief Product OfficerにArvin Baalu（アーヴィン バール）など、外部エキスパート人財を招聘し、グローバル戦略を強化しています。今回、グルグラムとベンガルールに新設する両研究開発拠点では、電気自動車や二輪車を含む自動車市場向けのインフォテインメント、安全・セキュリティ製品、テレマティクス、コネクテッドソリューションなどの成長分野に焦点を当て、研究開発業務を行っていきます。当社は、インドを含むグローバルな研究開発体制を強化することで、世界の自動車メーカー、Tier1サプライヤー、市販流通チャネルを通じて、次世代のモビリティ体験を世界中のお客様に提供してまいります。

＜パイオニア株式会社　代表取締役 兼 社長執行役員　矢原史朗 コメント＞

「このたび、インドに研究開発拠点を新設することを大変嬉しく思っています。成長著しいインドにおいて、タイムリーに商品・サービスを開発・提供する体制を構築できたことで、インド市場だけでなくグローバルで新たなモビリティ体験を提供できると確信しています」

＜Pioneer India Electronics Private Ltd. Managing Director 石井秀昭 コメント＞

「今回の研究開発拠点の新設により、インド特有の消費者ニーズをターゲットにした製品開発が可能になり、同国におけるパイオニアの事業成長へとつながります。急成長するインド自動車市場での事業展開を強化・開拓することは、パイオニアの長期的な事業目標およびグローバル成長戦略の加速に向けた取り組みの一環だと考えています」

インドの研究開発部門は、日本を始めとしたパイオニアの技術開発拠点やさまざまなパートナー企業と連携し、同国が掲げる製造業振興ビジョン"Make in India"のもと、インドおよびグローバル市場に向けた画期的な新製品やソリューションの開発を進めていきます。

参考

2023年3月発表　パイオニア グローバル成長戦略を加速するため、外部エキスパート人財を採用