決算発表

2019年3月期

期間:2018年4月1日~2019年3月31日

第3四半期決算発表

期間:2018年10月1日~2018年12月31日
発表日:2019年2月14日

第2四半期決算発表

期間:2018年7月1日~2018年9月30日
発表日:2018年11月7日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 森谷 浩一

  • 質疑応答要旨
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    Qスポンサーとの正式契約が当初予定の10月末に締結に至らなかった理由は?

    A今後の方向性も含めて詳細を丁寧に議論していることから、想定よりも時間がかかっているが、正式契約の締結に向けて引き続き検討・協議を進めている。

    QOEMの抜本的見直し施策の検討はどうなっているのか?

    A様々な検討・協議を行う中で、OEM事業だけではなく全社的な経営改善施策の実行が必要と判断している。今後、財務基盤の早期立て直し、全社的な事業・体制の見直し、ガバナンスの強化に注力していく。

    Q通期の業績予想において、売上を300億円下方修正したのに対し、営業損益予想を据え置いた背景は?

    A売上減による売上総利益の減少はあるが、減価償却費の減少や研究開発費を含む経費節減を見込むことから、営業損益予想を据え置く。

    Q通期の減価償却費予想を見直した背景は?

    A投資時期の見直しに加え、OEM事業の一部で販売期間に合わせた償却期間の見直しを行ったことから、前回予想より40億円減少している。

    Qカーエレクトロニクス市販事業の状況は?

    A主に新興国市場において、現地通貨安や市況の影響により、上期の売上が想定を下回っており、中南米・アセアンを中心に通期の売上計画を見直した。

    Qその他事業の2Qの営業利益が、前年同期比で大きく増加している理由は?その効果は下期以降も継続するか?

    A2Qの営業利益にはFA機器が大きく貢献しているが、これは事業譲渡により下期には減少要素となる。

第1四半期決算発表

期間:2018年4月1日~2018年6月30日
発表日:2018年8月6日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 森谷 浩一

プレゼンテーションスライド
(PDF 508 KB)

決算短信 (PDF 445 KB)

連結財務諸表における一部記載を訂正いたしました。
(2018年10月23日)

ファクトシート (PDF 70 KB)

  • 質疑応答要旨
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    Q森谷社長が、6月の就任後から進めている施策のポイントは?

    A今後重点的に取り組んでいくポイントは、①カーエレクトロニクスOEM事業の抜本的見直し、②技術リソースを含めた経営資源の再配分、③オペレーション精度の向上と管理体制の強化、④フリー・キャッシュ・フローの創出。現在、OEM事業の見直しについては、秋頃の発表に向けて協議・交渉を進めている。経営資源については、テレマティクス等の新規事業や自動運転などの成長分野にシフトさせており、着実に再配分を進めている。現場の社員と想いや課題を共有し、本音の議論をしながら、新しいパイオニアを作っていく。

    Q1Qのカーエレクトロニクス市販事業の状況は?

    A1Qは、主に中南米で経済状況や現地通貨安の影響を受けたが、テレマティクスサービスが好調に推移し、全体としては想定どおりに推移した。2Q以降、カーAVの新製品の導入が進むことに加え、下期からは新興国市場の回復を見込む。

    Q9月に出荷を予定している、2世代目の3D-LiDARセンサーの内容は?

    A“2018年モデル”という位置づけで、実際の製品として使用および評価が可能なレベルにまで性能を高める。自動車向け以外の用途にも可能性が広がってきており、さらなる需要の喚起に努めていく。

2018年3月期

期間:2017年4月1日~2018年3月31日

通期決算発表

  • 質疑応答要旨
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    QカーOEM事業の抜本的な見直しとは?

    AOEM事業については、開発や生産の効率化、原価低減などの施策に取り組んできて一定の成果は得られたものの、大規模受注向けの開発投資負担が増加し、収益改善が遅れている。また、価値提案力を強化して顧客にいかに良い商品を提供できるか、という視点からも、現在、ビジネスパートナーとの合弁会社化などを含め、積極的に議論・協議を行っている。

    Qカー市販事業のFY19の計画は?

    Aタイムリーな新製品の導入に加え、市場ニーズに合致した製品ラインアップの充実などにより、新興国を中心に売上増を目指す。

    Q今後注力していく分野は?

    Aハードウェアとソフトウェア両方の技術を持つ強みを活かしたソリューションビジネスに注力していく。自動車保険向けテレマティクスサービスや、ナビゲーションとクラウドサービスを合わせた運行業者等向けの業務用サービスなどが立ち上がってきているほか、地図事業についても新しいビジネスチャンスが出てきている。また、自動運転も将来の成長に向けた重要な分野であり、必要な投資も含めてしっかりと取り組んでいく。

第3四半期決算発表

期間:2017年10月1日~2017年12月31日
発表日:2018年2月9日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

  • 質疑応答要旨
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    Qカーエレクトロニクスの業績予想修正の背景は?地域別の状況は?

    A今回の通期予想修正の最大の要因は、3Qに市販事業が北米と新興国で計画を下回ったこと。北米では、カーAVの新製品導入が、当初予定の2月から7月に遅れた影響が残り、販売店への展開が3Q中に十分にできなかった。また、年末にかけての他社との価格競争も影響した。新興国では、市況の回復に地域的なばらつきがあり、3Qは一部地域で想定を下回ったことから、結果的に前年同期並みの売上に留まった。

    Q3Qに原価率が悪化した要因は?

    A従前から取り組んでいるコスト削減の効果は出ているが、売上減による固定費率の悪化や部材価格の高騰の影響により、3Qは前年同期に比べ原価率が悪化した。4Qも部材価格高騰の影響は残るが、増収でカバーする計画。

    Qカーエレクトロニクスの営業利益について、3Qから4Qに改善を見込む背景は?

    A4Qは、自動車保険向けのテレマティクスサービスが伸長することに加え、北米では既にシェアが回復してきているカーAV製品の拡販、新興国では南米を中心とした回復を見込むことから、市販事業を中心に3Qに比べ増収を見込む。また、利益性の高い地図ビジネスでの増収も寄与する。

第2四半期決算発表

期間:2017年7月1日~2017年9月30日
発表日:2017年11月9日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

  • 質疑応答要旨
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    Qカー市販について、地域別の上期実績および下期見通しは?

    A海外では7月に北米から順次カーAVの新製品を導入し、国内では9月に“サイバーナビ”の新製品の導入が始まっている。下期には、国内でボリュームゾーンの“楽ナビ”の新製品を導入することから、国内、海外ともに売上を伸ばす計画。新興国では、通期で前期比約15%の増収を見込む計画に対し、上期は地域的なばらつきはあったものの全体でほぼ計画どおりとなっており、この傾向が下期も続くと見ている。

    Qカー市販の今後の事業環境は?地域別の戦略は?

    A先進国では、カーナビゲーション、カーAV製品が中心。一方、新興国では、従来型のカーオーディオが中心だが、スマートフォン連携型のディスプレイオーディオに対するニーズが高まっている。新興国は引き続き新車販売の増加が見込まれるので、各市場の異なるニーズに対応した商品展開で拡販に繋げていく。

    Q設備投資と減価償却費について

    A設備投資は下期で約210億円を予定しており、大半がソフトウェア。OEMの受注案件が長期間化している影響で高めの水準だが、今期下期がピーク。
    減価償却については、従来、完成時からの2年定額償却としていたが、大規模かつ長期の受注案件については、売上と償却のバランスをとるため、見込販売数量ベースの償却とする会計処理をこのたび採用した。上期末のソフトウェア仮勘定約450億円は、これから本勘定に移行していく。

    Q上期末の在庫 550億円の水準感は?

    A為替影響を除けば前年同期比で減少しており、うまくコントロールできていると考える。

第1四半期決算発表

期間:2017年4月1日~2017年6月30日
発表日:2017年8月7日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

  • 質疑応答要旨
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    Q1Qの売上が計画に届かなかった要因は?

    A主に北米の自動車市況の影響を受け、OEMの受注が計画を下回ったことによる。足元の受注状況を反映し、2Q以降の売上計画も下方修正した。

    QFY18の今回予想において、為替前提の変更が与える影響は?

    A対ユーロでの円安は、前回予想に対しての増益要素となっている。一方、新興国通貨では、対米ドルでタイバーツ高に推移しており、これはカーエレクトロニクスの生産の関係上、減益要素となっている。

    QFY18に原価率良化を見込む上での、コストダウンの取り組みは?

    Aモジュラーデザインや共通プラットフォーム、カーAV・カーナビゲーション一体開発、ならびに生産拠点の見直し等の各種コストダウンの取り組みが、FY17から効果を上げてきており、FY18にはフルに寄与してくる見込み。

    Q3D-LiDAR開発の進捗状況は?

    A順調に推移している。予定どおり今秋からカーメーカー等にサンプル提供を行う予定。

    Qカーエレクトロニクス業界再編についてどう考えているか?

    A自動運転に関しては変化が非常に早く、カーメーカー以外の参入も活発化している。当社は、自動運転に必須の技術等を有しており、「なくてはならない会社」を目指しているが、1社で全てをやるのは難しい。当社の強みを活かし、シナジー効果を出せる強力なパートナーとのアライアンスを目指していく。

2017年3月期

期間:2016年4月1日~2017年3月31日

通期決算発表

期間:2016年4月1日~2017年3月31日
発表日:2017年5月12日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

  • 質疑応答要旨
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    QFY17売上の計画下振れの主要因となった新興国の地域別状況は?FY18予想ではどう見ているか?

    AFY17後半からの回復を見込み、ブラジルやロシアは回復基調だったが、4Qに入り、メキシコやインドの売上が計画に届かなかった。FY18では、メキシコやインド等の回復はすでに見えてきており、アセアンでは新車販売も伸びてきていることから、新興国のカー市販は増収を見込む。

    QFY18に大幅に原価率が良化する背景は?市販・OEMでの変化はどうか?

    Aカーエレクトロニクスでは市販・OEMともに原価率の改善を見込む。市販では、新興国市場が回復することに加え、海外カーAVや国内カーナビにおいて原価率の改善した新製品を導入することが寄与する見込み。OEMの改善は減価償却費の減少によるもの。また、その他事業でも事業ミックスの影響により改善を見込む。

    QFY18の上期・下期の利益バランスは?

    A上期・下期の営業利益のバランスについては、カーエレクトロニクスにおける新製品の導入タイミングの問題で、例年よりも下期偏重となる。

    Q自動運転関連の進捗は?

    A3D-LiDARの開発は順調。FY18の研究開発費増は3D-LiDAR開発費用の前倒しであり、今秋にワーキングサンプルを開発し、自動車メーカーに提供する計画。HEREとの連携に関しては、2月に発表した業務提携につき、テーマごとに具体的な検討を進めており、決まり次第発表したいと考えている。

    Q今回発表した、株主総会議案の「資本準備金の取り崩し」の目的は?

    A当社では、復配を経営の最重要課題との認識に立ち、配当原資の確保に取り組んできた。今回、復配のための準備として、「資本準備金の取り崩し」の議案を6月に開催する株主総会に議案として付議することにした。

第3四半期決算発表

期間:2016年10月1日~2016年12月31日
発表日:2017年2月13日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

  • 質疑応答要旨
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    Q3Qの新興国市場の回復状況は?

    A新興国全体としては、前年同期に比べて増収となっており、回復基調と見ている。地域別に見ると、ブラジル、アセアン、ロシアは下期から回復してきている。

    Q9ヵ月累計の当期純損失30億円に対して、4Qで当期純利益40億円を見込む背景は?

    A4Qに、営業利益46億円と、想定為替レートを前提とした為替差益を見込むことによる。

    Q減価償却費の通期見通しが25億円減少した背景は?

    A設備投資の取得時期の変更と、当社の一部の製品の開発日程を見直したことによる。

    Q特別損失を計上したCATV関連機器事業譲渡について

    Aコアビジネスのカーエレクトロニクス事業に経営資源を集中させるために、CATV事業は以前から協業先を探していたもの。最適なパートナーとともにCATV事業の拡大を図る。来期以降は、持分法投資損益として営業外損益で計上される。

    QHEREとの提携について、従来の発表内容との違いは?

    Aこれまでの発表は、将来的に3D-LiDARセンサーを使用して高精度地図更新を行うための実証実験についてのものだが、今回はより近い将来の事業においてグローバルに提携の範囲を広げるもの。両社が保有する現行のデジタル地図やクラウド上のプローブデータを相互活用することなどにより、新しいビジネスモデルを創出していく。

第2四半期決算発表

期間:2016年7月1日~2016年9月30日
発表日:2016年11月10日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

  • 質疑応答要旨
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    Q2Qの営業利益への為替影響▲5億円の通貨別内訳は?
    また、タイバーツ、ブラジルレアル、ロシアルーブルの前提レートに前回計画から変化は?

    A2Qの為替影響悪化は、USドルとユーロの影響はそれぞれプラスとマイナスで相殺された一方で、人民元とタイバーツなどその他通貨で悪化したことによる。下期の新興国通貨のレートについては、足元の状況を踏まえて若干変更している。

    Q市販カーオーディオの新興国の市況に回復の兆しは?
    売上が計画未達となった場合、販売費及び一般管理費等のコスト削減で吸収できるのか?

    A新興国市場の回復状況は国によってばらつきがあるが、新興国市場全体としては回復傾向にあり、下期はグローバルに新製品の導入時期となるため上期に比べ増収を見込む。
    コスト削減については、モジュラー化、カーAV・カーナビの一体開発、プラットフォーム共通化などの施策の効果が当期から顕在化してきており、これが通期の原価率良化につながっている。

    Q当期末の借入金予想が前回予想から50億円増加している背景は?

    A中期計画を確実に進めていく上で今後の資金需要が出てくると見て予め調達したほうが良いと判断した。

    Q生産効率の改善や原価率の改善の進捗は、中期計画に対して加速しているのか?

    A材料費を含むコストダウンは計画どおり進捗している。

第1四半期決算発表

期間:2016年4月1日~2016年6月30日
発表日:2016年8月5日
発表者:代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

プレゼンテーションスライド
(PDF 352 KB)

14ページの市販カーCDの出荷台数予想数値に
誤りがありましたので、訂正しました。
(2016年11月10日)

決算短信 (PDF 365 KB)

ファクトシート (PDF 131 KB)

  • 質疑応答要旨
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    Q熊本地震の影響は、どのくらいあったのか?

    A売上は、OEM中心に約20億円の影響があったと見ている。これを、他地域でカバーし、計画比で数億円程度のマイナスまで挽回できた。

    Q新興国の市販カーオーディオの回復状況は?

    A前回計画では、アセアンやロシアの回復は期初から、ブラジルや中東などの回復は下期からと見込んでいた。現在の状況では、先行き不確定なこと、また為替動向も不透明なことから通期の利益計画は据え置いた。
    新興国市場のポテンシャルは高く、成長戦略でも新興国拡大を掲げている。それぞれの地域に合った商品づくりを推し進め、市場が回復した際に売上を伸ばす商品展開を計画している。

    Q為替前提を変更したことによるFY17売上、営業利益への影響は?

    A前回計画からの200億円の売上減少は、全て為替前提を変更した影響による。営業利益については、カーエレクトロニクスで為替のプラス影響などの良化要素を見込む一方、新興国市場の先行きが不透明感を増していることもあり、通期営業利益は前回計画を据え置いた。

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