「弦楽シンフォニア」は緩徐楽章であり、弦楽器の響きを表現したとライナーノーツにあるとおり、石橋メモリアルホールの残響時間をうまく取り込み、ほかの同曲よりもやや遅いテンポで演奏されているため、その空間表現に配慮しました。「コクリコ坂」は、亡き父を思う気持ち、思わぬ壁に当たり浮き沈みする恋心を切なく歌い上げるニュアンスと、コクリコ荘から遠く海を見つめている情景を表現できるように気を使いました。 |
パイオニアコンテストは4回目の挑戦です。ミニバンというクルマの性格上、いかに低域をコントロールするかがこのクルマの課題でした。具体的にはミッドレンジとトゥイーターでステージングを作り、そこにウーファーをうまくつないでいく手法を取りました。 |