「コクリコ坂」は、華やかさのなかにも凛とした歌声とサウンドエフェクトの距離感や低弦の深みの再生も意識し、ニュートラルで解像度の高いサウンドに仕上げました。メンデルスゾーンは弦楽器のもつ基音や響きのハーモニーを大切にして、ホールの余韻も融合し、ライブ録音ならではの緊張感と密度の濃い空間を表現しました。ケーブル類に純度の高いものを採用し、スピーカーケーブルはノイズの多いフロアではなく、天井を経由させS/Nの向上を目指しました。 |
今年はクルマを新調して臨みました。入賞できてほっとしています。課題曲に限らず他の楽曲やボーカルでも安定した再生ができるように、ミッドバスの背圧や拡散、ミッドレンジとトゥイーターの位置や使用する材質にも徹底的にこだわりました。情報量をアップさせるためにRS-A99Xを投入したのもポイントです。 |