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Pioneer
カロッツェリアトップ > カロッツェリアX > 第8回カーサウンドコンテスト
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車種 メルセデスベンツE500
クルマに相応しい取り付けで高音質を可能に
このクルマの性格を考えたとき、ドアやダッシュボードを大加工するようなスピーカー取り付けは、実際のオーナーからは歓迎されないでしょう。音のためなら何をやってもいいと言うことはない。買い換えのきく、脱着可能なパーツを加工する範囲で取り付けをしないといけない。そこで、音場感を出すためにキックにミッドレンジユニットを配置したのですが、いろいろ問題が発生してしまい、最初は音の躍動感が上手く出ませんでした。その解決のために、レベルやタイムアライメントの調整ではだいぶ苦労しました。
 
 
サウンドワークス製作
ハイファイ再生の基本に忠実なバランスの良い音に仕上げました。クリアで質感表現が的確で、豊かな音を目指しています。自然な音場の中で、生命力に溢れた音が躍動するような、音楽の感動に浸れる音が理想です。ただし、音質向上のためならいかなる改造も許されるとは考えていないので、加工は取り外し可能なパーツにのみ限って、純正状態に現状復帰可能な取り付けとしました。こうした制約の中でも自然な音場を再現するため、音の中心となるミッドレンジを足元奥のキックパネルに取り付け、リスニングポイントからの距離を取り、直接音と間接音のバランスを整えています。最小限の加工で最高の音を出す、これからのカーオーディオを具現化した1台です。 車写真1
車写真2 車写真3 車写真4
  この写真では分かりにくいが、ミッドレンジのTS-S1RSはキックパネルにマウントされている。最小限度の改造で済ます新しいインストレーション手法だ。     サブウーファーのTS-W1RSは強固な作りの密閉型エンクロージャーにマウントされている。シートバックが倒せるEクラスならではのインストール法。     エンクロージャーのトランクルーム側にはアンプが収納され、床面にももう1台が収まる。スペースに余裕のあるクルマならではのインストレーション。  
 
  テキスト 黛 健司  
  システム構成  
   
  システム構成図  
   
 
 
1位2位|3位|4位5位6位7位8位9位10位参加店舗一覧
デジタルアナログシステムクラスカーシアタークラス