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カロッツェリアトップ　>　カロッツェリアX　>　第8回カーサウンドコンテスト

過去のカーサウンドコンテストでの結果を踏まえて、音像定位をいかにシャープにまとめるかに注力して音づくりを行ってきました。このスピーカー（ビーウィズ／コンフィデンス）そのものは以前から使用していたものですが、若干クセを感じる部分もあったので、バスレフ型エンクロージャーの容積を変えてみたり、いろいろ試行錯誤を繰り返してまとまったのが現状のサウンドです。音楽をいかにリアルでナマナマしく再現できるかにこだわって追求してきた成果が評価され、大変嬉しく思います。

車室内という制約の多い空間で、音楽をいかにリアルに生々しく再現できるか、さまざまなアプローチをとおしてチャレンジしたシステムです。新進メーカー、ビーウィズの偏芯コーンのスピーカー、コンフィデンスシリーズの3ウェイを採用。50mm口径の大型トゥイーターはダッシュボード上に角度を持って取り付け、パナソニックのリボン型トゥイーターを追加しています。13cm口径のミッドバスはバスレフ型エンクロージャーを製作してドアにマウント、サブウーファーはリアラゲッジに設置しました。さらに偏芯コーンのスピーカーは円周方向に回転させることで指向特性が変わり、音も大きく変化するので、取り付け完了後、試聴を繰り返しながら角度を決めました。 　 この位置からはドアにマウントされたミッドバスユニット（ビーウィズ／コンフィデンスC-130）が確認できる。エンクロージャーに取り付けて使用。 　 　 トゥイーターのコンフィデンスC-50はダッシュボード上にやや起きあがるような角度でマウント。回転方向の位置を合わせて定位を調整する。 　 　 リアラゲッジにはビーウィズの2チャンネルアンプ、リファレンスR-208が4台マウントされている。右サイドはサブウーファーのコンフィデンスC-180。 　 　 　 テキスト　黛　健司

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