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カロッツェリアトップ　>　カロッツェリアX　>　第8回カーサウンドコンテスト

このクルマの最大のポイントはオーディソンのパワーアンプ、THESIS（セシス）HVVentiです。このパワーアンプの音をそのまま素直に引き出したことが、今回の好成績につながりました。もちろんその前提として、スピーカーを始めとしたその他の部分が確実に取り付けられ、性能を十全に発揮していることが必要ですが。審査員のみならず、参加者の方々からも高く評価していただいたこの音は、このパワーアンプでないと出ない音です。クラシックの曲が抜群の相性を見せるのも、このアンプならではでしょうか。

カーオーディオをただ聴くだけの受動的な楽しみ方ではなく、カーオーディオを楽器のように使いこなして自らの音楽を表現する、いわばカーオーディオ演奏家を目指してシステムを構成しました。音を再生するのではなく、音楽を奏でるために、パワーアンプとスピーカーの持つ魅力的な音色を最大限引き出すようインストールし、セッティングしました。システムの要は伊オーディソンの超弩級パワーアンプ、THESIS HV Ventiです。仏フォーカルのユートピアシリーズのユニットで構成した4ウェイシステムも熟成を重ねてきたもので、様々なノウハウが詰まっています。さらにカロッツェリアXの多彩な調整機能はカーオーディオ演奏家にはなくてはならないものです。 　 助手席側からも、運転席のキックボードに取り付けられたミッドハイのユニットが見えることに注目。ミッドバスはドアにマウントされている。 　 　 フォーカルのトゥイーターとミッドバスはドアに、ミッドハイをキック、サブウーファーは後席両サイドに巧妙に取り付けられている。 　 　 トランクルーム内はFRPを使った大胆な造形で3台のオーディソンTHESISアンプをディスプレイ。このアンプのためのシステムといっても過言でない。 　 　 　 テキスト　黛　健司

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