基板面積に関しては、カロッツェリアならではの「マスターサウンド・アーキテクチャー」の考え方に基づき、アナログオーディオ回路のために十分なスペースを確保しているから搭載が可能となっている。DACからI/V変換までの差動出力のパターンは、パターンループを閉じてノイズの輻射とノイズの流入という電磁気の影響を極力排除した、電気的に考え抜かれたパターンニングを実施。さらにフロント、リアで独立搭載しているため、全チャンネルにおいて高音質を確保し、ネットワークモードにおいても各チャンネルすべてが理想の高音質となっている。
そこで今回は度重なる試聴の結果、「MUSES」で培ったノウハウをもとに高い技術で高音質化が図られた「NJM8901E」を採用し、ダイナミックレンジが広く高品位なアナログ信号の伝送を実現している。
▲Sound master Clock Circuit
▲高音質アナログ伝送バッファー回路
▲Pioneer exclusive electronic volume
▲Power MOS FET 50 w × 4 ch amplifier
▲High sound quality toroidal coil
▲High sound quality CHIP condenser
パワーアンプ部の中点電源において、電解コンデンサーの低インピーダンス化を図ることで、ノイズの発生や混入を防ぎ躍動感ある音楽再生を実現しています。
回路が設計意図通りの動作をする様、定数のバラツキが少ない金属皮膜抵抗を多数使用し、鮮度の高い音を保っています。
サイバーナビの高音質再生を、さらに引き出すOFC(無酸素銅:Oxygen-Free Copper)を採用しています。
▲Power Cable RD-N001EX
電源ケーブル
希望小売価格 19,800円(税抜価格 18,000円)
端子の素材やメッキ処理にまでこだわり抜き、安定した電源供給と信号伝送を実現するOFCケーブルを採用した、高音質電源ケーブル。
一点アースのポイントのただ1ヶ所に限定して「銅メッキビス」を使用し、低インピーダンス化を図ることによって、すべての電源系統のリターン電流をコントロールしダイナミックレンジの高い、クリアで躍動感のある音楽再生を実現しています。