深みのある手嶌葵のボーカルの質感を再現できるよう、音像の大きさとトーンバランスおよび奥行きに注意しながら調整しました。メンデルスゾーンは、特に低域の解像度とスピード感に留意しながら、エネルギッシュで若々しくはつらつとした演奏の表現を目指しました。各楽器の定位に注意を払い、小編成ながらダイナミックな再生を心がけています。 |
前回と同じシステムを課題曲にマッチさせるべく調整をかけました。課題曲をリアルに再生するためには、低域をいかに再生するかがポイントと考え、そうしたことからダイナミックな低域にこだわり、さらにステージングの広さにも配慮しました。こうした取り組みをご評価いただいたと考えています。 |