2003年技術論文

1.光ブロードバンドセットトップボックスの開発

青木岳、宮川顕、池上俊二、戸崎明宏、中村浩

【要旨】

FTTH時代にサービスが想定されるインターネット経由でのMPEG-2映像のストリーミング受信機の試作機を、NTTサイバーソリューション研究所と共同で開発した。HSAC(光サービスアーキテクチャコンソーシアム)において策定されたストリーミング方式の標準方式に準拠し、また、最大25 MBpsのストリーミング受信再生に成功した。

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2.H.264の概要

恒川賢二

【要旨】

新たな動画像符号化方式「H.264」がJVT(Joint Video Team)で標準化段階にある。JVTはITU-TのVCEG(Video Coding Experts Group)とISO/IECのMPEG(Moving Picture Experts Group)という2つの団体が共同で進める動画像符号化の標準化組織である。
H.264は新たな符号化手法を用いることで演算量が増加するものの、従来のMPEG-2やMPEG-4と比較して同程度の画質で2倍以上の圧縮効率を目指す。
本稿では次世代の動画像符号化標準として注目されているH.264の概要を紹介する。

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3.日本ケーブルラボ(JCL)運用仕様に準拠した
CATVリマックスシステムの開発

内田正孝

【要旨】

日本ケーブルラボ(JCL: Japan Cable Laboratories)の暫定仕様リマックス運用仕様に準拠した国内デジタルCATVシステムを開発した。
本システムは、既に多数の市場実績のあるDigitalとAnalog放送を融合した当社独自仕様によるCATVシステムとの併用を可能としている。

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4.デジタル/アナログ融合CATVシステム概要

岩瀬宗彦

【要旨】

BS Digital再送信を機軸においたDigital CATVシステムでの既存Analog放送融合アーキテクチャ紹介する。
本デジタルCATVシステムでは、BSデジタル変調変換再送信すると同時に、既存アナログ放送の送出、制御、受信の帯域分割運用を可能としている。また、旧来アナログ放送に対して制御付加情報システムを運用し、EPG(Electronic Program Guide)表示や選局制御を可能としている。

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5.サーバー型放送の最新動向

今井淳一、岩瀬玲次、伊東毅

【要旨】

サーバー型放送方式は現在標準規格化の段階に入っている。サーバー型放送はHDD(Hard Disk Drive)などの大容量蓄積機能を有する受信機を対象にした放送である。
「大容量蓄積機能を活用するデジタル放送方式に関する技術的条件」について、情報通信審議会で最終答申が行われた。

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【一般論文】
球面収差補正のための新しい液晶素子の電極構成

岩崎正之、小笠原昌和、大滝賢

【要旨】

高NAを用いる次世代光ディスク(Blu-ray Disc)システムでは、光ディスクのカバー層厚み誤差によって発生する球面収差を補正することが必須となっている。これまで、筆者らは液晶の複屈折を利用することで、この収差を補正できることを報告してきた。
今回は、液晶素子の電極取出し端子数を削減するため、新たに液晶素子内部に抵抗層を設けた収差補正素子を検討し、この素子が収差補正に有効であることを確認した。

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DVD-R/RW(R5)ピックアップ開発

永原 信一、佐藤 僚、石井 耕、宇佐美 快弥、藤ノ木 慎一

【要旨】

第5世代となるDVD-R/RW、CD-R/RW用ピックアップ(R5)を開発した。R5ピックアップは整形プリズムの削除や、ディスクチルト補正のための液晶素子の採用など、根本的な設計の見直しを図り、従来の記録系ピックアップに対して大幅な小型軽量化、コストダウンを達成した。また、FPC上の回路を高精度な信号伝送が行えるように最適化し、従来の性能を更に改善した高感度アクチュエータの設計などにより、DVD-R4倍速記録、DVD-RW2倍速記録を可能とした。

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1.電子ビ-ム記録装置における記録位置精度の向上

小島良明、杉本達哉、加園修、勝村昌広、飯田哲哉

【要旨】

ハイビジョン映像を2時間以上記録するために、次世代光ディスクには23 GB以上の記録密度が要求される。このような高密度光ディスクは、狭トラックピッチでより短いマ-ク長で記録しなければならないため、高解像度かつ高精度なマスタリング装置が必要となる。そのために我々は電子ビ-ム記録装置(Electron Beam Recorder : EBR)を開発した。記録位置精度向上のためのいくつかの改良を行い、トラック真円度及びピッチ精度の向上を確認した。また、スパイラル記録において100 nmピッチの記録を実現した。

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2.電子ビーム描画装置を用いたディスクマスタリング
における化学増幅型レジストの適用検討

加園修、杉本達哉、勝村昌広、小島良明、飯田哲哉

【要旨】

電子ビーム描画装置を用いた光ディスクマスタリングの高速化を目的として、高感度な化学増幅型レジストの適用を試みた。パターニングプロセス中、PEB(Post Exposure bake) 温度条件と現像液濃度条件を変更する実験を行い、パターンサイズ等への影響を調査した。さらにこのレジストを用いてBlu-ray型ROMディスクを作製し、従来型と比較して3倍以上の2.5 m/sでの記録線速度、および6.4%のジッタ値を達成した。

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3.高精細高画質高効率プラズマディスプレイ

打土井正孝

【要旨】

高画質と高効率で業界をリードしてきたパイオニアのプラズマディスプレイ(PDP)の開発当初からの技術目標を簡単に説明し、現在の当社PDPの実力と独自開発技術の概要を解説する。
大画面、高画質(高精細、高階調、良動画特性)、低消費電力(高効率)、低コストの開発目標に対し、T字電極、ワッフルリブ、高Xe放電ガスなどの高効率パネルの実用化で液晶を超える低消費電力を実現し、クリア駆動や独自の高画質ビデオプロセッシングなどでCRTを超える高画質を実現した。今後とも、PDP業界のみならずディスプレイ業界全体を一歩リードした製品を目指して開発を進めている。

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4.高効率電子放出素子(HEED)の特性改善とその応用

根岸伸安、酒村一到、山田高士、佐藤英夫、吉川高正、小笠原清秀

【要旨】

高効率電子放出素子(HEED)の素子構造の改良を行った。その結果、放出電子の安定性向上と、駆動電圧の大幅な低減が同時に達成された。
この改良型HEEDを電子源に用いた4インチサイズのディスプレイパネルの試作を行い、動作の確認をした。

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5.有機ELディスプレイの開発状況

宮口敏

【要旨】

次世代のフラットパネルディスプレイとして注目を集めている有機ELは、自発光で薄型のディスプレイであり、LCDにない特徴を有している反面、水分に弱いという問題点で実用化が遅れていた。本論では有機ELディスプレイの現在の市場動向、特徴、材料、プロセス、駆動方式の開発状況にを述べるとともに、新規技術による高効率・高機能化へのアプローチに関して概説する。課題の一つとして信頼性の向上があげられるが、そのためには製造ラインに半導体工場級のクリーン度が要求される。先行して実用化されたLCDと比べると有機ELディスプレイはまだ未熟であるが、いずれは代替できる可能性のあるポテンシャルを有している。

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6.強誘電体への超高密度情報記録

尾上篤

【要旨】

強誘電体である調和組成LiTaO3薄板状結晶を記録媒体とした人工的な微細ドメインドットの形成を試み、記録密度1.5Tbit/inch2を達成した。ドメインドットのサイズは半径10.4 nmであった。記録されたドメインは安定でありドメインの追記も可能である。このような記録再生プロセスは、非線形誘電率顕微鏡法を再生方法として適用することで純電気的に行うことが可能である。また、化学量論組成のLiTaO3薄膜状結晶についてナノサイズドメイン反転の基礎的な検討を行い、半径6 nmの微小ドメインを形成することができた。

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7.ホログラム記録用LiNbO3、LiTaO3単結晶の開発

畑野秀樹

【要旨】

当社がこれまで物質・材料研究機構と共同で進めてきた、ホログラム記録用フォトリフラクティブ結晶開発における最近の研究成果について述べた。定比に近い組成のLiNbO3やLiTaO3単結晶を用いた2色ホログラム記録技術の進展により、これまでのフォトリフラクティブ記録の最大の課題であった情報の不揮発化を達成した。Mnを添加した定比組成LiNbO3や不純物を添加しない定比組成LiTaO3単結晶(SLT)の欠陥制御技術とエネルギー準位の最適化技術により性能改善を行った。特にSLTにおいては、これまで報告された他の材料に比べて、総合的なホログラム記録性能に優れた理想的な不揮発ホログラムが得られた。

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8.高音用スピーカの歪み発生要因の検討

小谷野進司

【要旨】

音楽信号の広帯域化に伴い、スピーカ再生時に可聴帯域外の信号により発生する混変調歪みの影響が指摘されている。しかし、スピーカの特性を決定するパラメータの何が寄与しているかは明らかでない。今回、スピーカの非線形により発生する混変調歪みの要因を、簡易的な等価回路により解析し検討した。その結果、力係数の非線形性、特に非対称性の影響が大きいことが明らかになった。

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9.セラミックボイスコイルの開発

石垣敏宏

【要旨】

合成宝石として使われているキュービック・ジルコニアの構成分子であるジルコニアをボイスコイル用電線の絶縁材料に応用する研究から特殊な電線絶縁用エンジニアリングセラミックス「ジルコニアシリコン」を開発し、耐熱温度の高いボイスコイルを実現した。スピーカでは電気入力のほとんどが熱となってボイスコイルの温度が上昇する。大入力時にはボイスコイルの熱的破壊が機械的破壊より先に現われるため、ボイスコイル耐熱温度向上の研究が長年進められていた。ジルコニアシリコンを絶縁層に用いた電線からなる「セラミックボイスコイル」は、そのすべての生産工程を従来とほとんど変えずに生産でき、さらに、高い耐熱温度を有し、スピーカとして多くのメリット生み出す画期的なボイスコイルとなった。

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【一般論文】
運転状態推定技術の開発 
― 心拍解析による眠気状態の検出 ―

柳平雅俊、安士光男

【要旨】

運転者の心拍解析により、眠気状態を推定する技術を開発した。これまでも居眠り運転を検出する技術が開発されてきている。しかし我々は、居眠り運転の予防を目的として、眠気を自覚する以前からの状態を推定することを考え、心拍分析を用いた手法を検討した。まず居眠り前後と運転中に眠気を感じているときの心拍について、基本となるデータをとった。この結果、心拍数とHFの連続的な変化をそれぞれ調べることにより、運転中の眠気を推定することが可能と思われる。また、この研究をもとに開発した運転状態推定センサを本文中で紹介する。

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【部門紹介】
解析評価センター紹介
パイオニアにおける解析評価技術とその役割

宮崎秀裕、友宗康博、杉田幸夫、田中聡、吉田清美、黒川貴子、大竹健一郎

【要旨】

品質の維持・向上はパイオニアグループ全体の永遠のテーマであり、業界トップの品質を実現し保持するためには設計段階での充分な信頼性検証、量産段階での造り込み品質の向上を計り、市場への不良流出を防止することが不可欠である。
しかし、先端技術を用いた複雑な機器やシステムには設計段階や製造段階あるいは信頼性試験では予測出来なかった重大な信頼性にかかわる欠陥が潜在するのが常である。
これらの不具合発生によるリスクを素早く回避するためには、高度な危機管理能力を持ち対応することが重要である。本稿では、全社支援組織である解析評価センターの解析評価技術のねらいと概要について紹介する。

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1.無鉛はんだの量産化導入取り組み

渡邊万哲、野田紀彦

【要旨】

生産技術部門実装担当の全社組織である実装技術分科会では、1998年より無鉛はんだの導入検討を開始した。各種無鉛はんだの評価と、手はんだ付け、フローはんだ付け、リフローはんだ付けにおける技術的検討を行い、2000年1月より無鉛はんだの量産導入を開始した。

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2.IT化による生産品質の予知管理システム

堀口透、蓜島健治、菅野拓麻

【要旨】

DVD-R/RWピックアップ、トラバースメカ、本体ドライブ生産工程において調整検査データをリアルタイムに収集、データベース化するシステム(トレーサビリティーシステム)の開発を行った。
このシステムを発展させ、データから調整検査機の通過率や投入状況を計算することにより、品質低下を予測、警告する機能を搭載した。

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3.3次元データを活用した生産設計

中尾拓哉、鈴木政弘、田中勝利

【要旨】

競争が激化する一方の製造業にとって、変化する市場ニーズへの対応は必要不可欠になっている。また、製品開発における設計の3次元化が進む中、生産部門においても3次元モデルを有効活用し早期製品完成度を上げることが重要とされている。
本稿では、生産部門での3次元モデルによる製品検証の活用事例および効果について紹介する。

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4.JTAGを用いたボードテスターの開発

冨田信次、山本研一、中森仁義

【要旨】

JTAG(バウンダリースキャン)テストを用いたボードテスターを開発した。
DVDレコーダーとプラズマディスプレイの一部のユニットアッセンブリに導入し、不具合検出力の向上や不具合箇所の特定が容易になり、修理時間の短縮が可能となった。

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5.共用検査機プラットフォーム(PucWin)の開発

中野卓充、中谷彰宏、冨田信次、尾川謙一

【要旨】

複合協調テストの実行が可能な共用検査機プラットフォーム(PucWin)の開発を行った。また、検査機プラットフォームに組み込むオーディオ計測ボード(DaspWin)の開発も行った。
複合協調テストは今後の電子回路ユニットの検査では必要となる検査手法であり、様々な応用展開が可能である。PucWinはハイエンド商品のユニット検査を中心に導入が進んできている。

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6.汎用画像検査機プラットフォームの開発

丹羽聡、中野秀俊、赤塚淳

【要旨】

製品の小型化が進む中、検査の柱として目視検査に代わり、高額な画像検査機を導入してきている。今回のテーマは、コスト面を重視して開発したローコスト画像検査機の開発である。
現在、この内製開発機は、ボタン組み合わせ検査機、色検査機、はんだ印刷検査機、DIPはんだ検査機として使用中である。

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7.OEIC用一貫ハンドラーの開発

幸城賢治、島村直良

【要旨】

C小型OEICを、ダイシングフレームから検査・テーピングまでフルオートで水平搬送する、2マルチテスト仕様の一貫ハンドラーを開発した。高速搬送中のOEICを画像認識(フライング画像認識)し、そのデータをパルスモーター制御にフィードフォワードする方式により、アライメントの高速・高精度化を実現した。また、オートリールチェンジャーを導入し人工数の削減も可能にした。

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8.フィルム有機EL生産化のための要素技術開発

長島貴、山田秀夫、花岡実、市川努、石田毅、小田啓二

【要旨】

フィルム有機ELを生産する際に必要となる生産技術的観点からの要素技術開発を行なった。
温度や水分で変形しやすいフィルムを基材にした有機ELパネルを製作する際の課題は、工程内でのフィルムのハンドリング方法と寸法変化を抑える方法の2点である。
ハンドリングについては保持方法の改善により工程内で安定的に扱えることがわかった。また寸法安定性については工程投入前に前処理を行なうことで寸法変化を抑えること可能になり、パターニング精度の向上につながることが確認できた。

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9.製品設計技術者のための
ライフサイクルアセスメントツール

蔵田淳一

【要旨】

Life Cycle Assessment(LCA)支援ツールは数十種のものが発表・販売されており、LCAの目的に応じて適切に使用することは可能である。しかし、これらのツールは国際標準化機構(ISO)で定める原則及び枠組みに沿ったLCAの実施を支援するものでLCAに関する相応の知識とデータ入力の時間が必要であり、多忙な製品設計技術者が日常的に使用するのは難しかった。そこでISO準拠のLCAではないが、ネットワークを介して既実施例、部品データ、アッセイデータなどを共有し、活用することで製品設計技術者が短時間で容易にLCAを実施できるツールを開発した。

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【部門紹介】
生産技術センター

武藤守男

【要旨】

生産技術センターは、本社技術生産統括部に属し、各事業部・カンパニーおよび関連会社と連携しながら、生産化で核となる技術を提供する支援部門である。
最近の主な業務としては、ピックアップ/光学部品関連技術開発、高密度実装技術開発、部品・製品の検査技術開発、工法開発、生産標準化推進業務、その他調査・研究、などがあげられる。
当部門は、本社生産技術部門として20年以上経過してきたが、当社のものづくりに深く関与し、多くの価値ある生産技術および技術者を生み出してきた。

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