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第1位
システム構成
このクラスではPRSスピーカーでまとめたいところでしたが、今回の課題曲は解像度と制動の利いた低音が必要と判断し、すべてRSシリーズに変更し、ケーブル類にホーム用のスープラを使用することで少しでも情報量を上げる工夫をしました。
Winner's Comment
ミニの受賞歴は過去に例がないので正直厳しいのでは、と思っていました。エントリーするのも迷ったほどでしたので、まさか1位が取れるなんて思いもよりませんでした。2曲のバランスを取るのに苦労しましたが、RSスピーカーの可能性を信じて良かったです。
第2位
システム構成
大きなコンクールの受賞経験は少ないものの、アルゲリッチ以来の逸材といわれたユジャ・ワンと、BPOの主席を替えるならドゥダメルといわれた2人の技術を再生するのはもちろん、解像度が高く、レスポンスやスピード感のある音作りを目指しました。
Winner's Comment
昨年同様の高評価を生かすべく、システムは大きく変えずに臨みましたが、課題曲との相性もあったのか惜しくも順位をひとつ落とす結果となりました。限られた車室空間の中でステレオイメージを表現するところにむずかしさがありました。
第3位
システム構成
全帯域に渡って解像度が高く良質なエネルギーバランスになるよう取り付けを行っています。課題曲のピアノ協奏曲第2番はユジャ・ワンの精密さとしなやかさをともに表現できるように心がけ、ダイアン・リーブスはボーカルの質感を大切にしました。
Winner's Comment
特別なチューニングよりも、取り付けや制振といった基本的な音作りにこだわりました。課題曲はむずかしく、低域のつながりが今一歩で、じつはまだ満足していないのですが、今後の課題としてさらに見直しを図っていきたいと思います。
第4位
システム構成
明瞭感を意識して作りました。「フィールス・ソー・グッド」では各楽器位置のバランスに注意し、「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番第4楽章」は、楽器構成の立体感を意識しています。
第5位
システム構成
ステレオバランスが悪くならないように注意し、重くなく、少し軽めでストレスのない音作りを目指しました。