第16回 パイオニア カーサウンドコンテストは今年も幕張メッセで開催されました。 全国各地から、昨年を上回る史上最高の総勢260台がエントリーしました。 毎年恒例の「真夏の祭典」ということもあり、最高気温33℃の炎天下にあって、その暑さに勝るとも劣らない「気合い」がみなぎっていました。 |
||||
入場を待つ列には、前夜に到着したという人も含め、朝早くから来場したエントリー車が並び、オーディオシステムの最終チェックにも余念がありません。 | ||||
入り口では審査順序を決める厳正なる抽選が行われるため、抽選箱からくじを引くエントリーの皆様の表情からも緊張感が伝わってきます。 | ||||||
入場車両は、抽選結果に基づき、車両展示位置が決められるシステムになっています。該当番号のナンバープレートがスタッフの手によって貼り付けられ、続々と入場していく様は圧巻とも言える光景でした。 |
会場は幕張メッセの2ホールをつないだ巨大なスペースの中に総勢260台が整然と並べられ、普段、幕張メッセで行われているカーショーとはまた違った趣で、独特の緊張感を漂わせています。 |
大会委員長 小谷進(パイオニア株式会社 代表取締役 兼 社長執行役員)の開会宣言により、第16回パイオニア カーサウンドコンテストの幕が開けました。そのほか開会式では、審査の方法、手順など審査内容が説明され、審査員の紹介も行われました。 | ||||
パイオニアのAVシステムをインストールしたデモカー、アウディA5、プジョー407、BMW116、BMW X3の4台が展示されました。コンテストでは、アウディA5が審査基準車として採点が行われ、エントリーしているディーラー様やユーザー様には大いに気になる存在です。また、理想とする音場作りの参考にしようと、長い順番待ちもいとわずデモカーのサウンドを聴き比べていました。 | ||||
試聴の感想: 中域から上の抜けがとても良く、聞きやすく仕上がっています。人それぞれ好みはあるかもしれませんが、クセがないのでオールマイティにどんな楽曲も楽しめると思います。 |
||||
試聴の感想: 音の定位がしっかりしています。特にポール・マッカートニーが聞きやすい。スピーカーのインストール技術がしっかりしているせいもあると思います。予算があればこのまま欲しいくらい。 |
||||
試聴の感想: 全体がバランスよくまとまったシステムですね。音の鮮度が良くて、リアリティあるサウンドが楽しめます。目指す音作りの方向性の一つとして、検討する価値があるかもしれません。 |
||||
試聴の感想: 音の広がりを感じさせながらも、ボーカルがきっちり定位して聞いていて疲れません。クラシックも臨場感がありますね。演奏している楽器の位置が手に取るようにわかります。 |
||||
かつてないほどのハイレベルで熱い戦いが繰り広げられたディーラーデモカー部門。1台1台じっくりと時間をかけ厳正な審査が行われた結果、表彰式(審査結果発表)と懇親会は、定刻から大幅に遅れての開始となりました。 ディーラーデモカー部門は3つのクラスに分かれています。「カロッツェリアXシステムクラス」は上位10位まで、「ピュアコンポシステムクラス」と「内蔵アンプシステムクラス」は上位5位までが入賞者として発表されます。 |
部門ごとに次々と読み上げられる入賞者。全身で喜びを表現したり、感極まって涙を流す入賞者の方もいるほど。壇上ではお互いの健闘を称え抱き合うシーンも見られました。入賞者の皆様にはパイオニア株式会社 取締役 兼 上席常務執行役員 松本 智よりトロフィーと表彰状が授与されました。 | ||||||