ETC2.0ユニットについて
ETC2.0ユニット(別売)を接続すると、ETC機能に加え、下記の「5.8 GHz VICSサービス」などのETC2.0サービスの利用および取得した情報の案内などが可能になります。
-
ETC2.0の概要およびETC2.0サービスの詳細については、ETC2.0ユニットの取扱説明書をご覧ください。
-
本機は、料金決済サービス(ICクレジットカード決済)や地域観光情報などのITSスポットサービスには対応しておりません。
-
ETC2.0ユニットとETCユニットは同時に接続できません。
-
ETCカードが挿入(認証)済みの場合は、トップメニューなどの画面の下部にが表示されます。ETCカードの有効期限が切れているなどして使用できない場合は、(橙色)で表示されます。
-
ETC2.0ユニットにETCカードやICカードを挿入すると、以下のメッセージで案内します。
-
ETCが利用可能です。
-
ETCカードの有効期限が切れています。
-
5.8 GHz VICSサービス
5.8 GHz VICSサービスでは、ビーコン機能により、従来の文字や図形情報に加えて、静止画像によっても情報が提供されます。ドライバーは次のような情報を利用できます。
安全運転支援情報
-
前方障害物情報
-
渋滞末尾情報
-
前方状況情報(画像)
など
道路交通情報
5.8 GHz VICSサービスはETC2.0サービスの主要なサービスの1つで、主に高速道路上において提供されます。また、道路交通情報の提供では、従来のVICS情報よりも広域の情報が提供され、高速道路を使った遠距離走行での走行ルート選択がしやすくなります(ダイナミックルートガイダンス)。
-
道路交通情報
-
前方情報(ハイウェイラジオ)
-
カーナビゲーションのルート探索に利用する渋滞情報
など
-
5.8 GHz VICS情報を即時表示するには、ビーコン即時表示設定を「OFF」以外に設定してください。➡ビーコン即時表示を設定する
5.8 GHz VICS情報を受信したとき
5.8 GHz VICS情報を受信すると、次のように動作します。
案内情報を受信したとき
案内情報(一般情報/ 優先情報/ 最優先情報)を受信すると、自動的に画面で案内します。
-
ビーコン即時表示が「OFF」に設定されている場合は、自動表示されません。➡ビーコン即時表示を設定する
-
受信した情報に再生条件(走行方位、サービス速度、有効距離など)が設定されている場合、再生条件を満たしていないと即時案内されない場合もあります。また、指定された場所まで移動すると表示される情報もあります。さらに、ナビゲーションの他の機能が優先され即時案内されない場合や案内を中断する場合もあります。
-
受信する情報は、図形情報または静止画像、文字情報があります。2種類以上の情報を受信した場合、図形情報→文字情報の優先順位で表示されます。
-
受信した情報(即時案内で表示されなかった情報を含む)は、後から確認できます。➡ビーコン情報を表示する
渋滞情報を受信したとき
受信した渋滞情報は、VICSレベル3表示、渋滞考慮ルート探索、ルートアドバイザーなどに使用されます。
-
VICS レベル3 情報提供時刻表示は、Bマークで表示されます。
➡地図上でVICS情報を見る
ETCサービスの利用
ETCカードまたはETC一体型クレジットカードを挿入すると、ETCサービスを利用できます。➡ETCユニットについて