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通信で渋滞情報を取得する

オンデマンドVICS

オンデマンドVICSとは、本機に接続された通信機器からオンデマンドVICS専用サーバーに接続し、VICSセンターからの自車位置付近またはスクロール先のVICS情報(事象・規制情報、渋滞旅行時間リンク情報、SA・PA情報、駐車場情報)を取得する機能です。取得できる情報はFM多重放送と同じ種類の情報で、地図に表示したり、ルート探索、到着予想時刻などに反映できます。

メモ
  • オンデマンドVICSを使うときは、本機と通信機器との接続が必要です。➡通信機器の接続

  • オンデマンドVICSの情報は、ジオテクノロジーズ株式会社から提供されます。道路交通情報データは、公益財団法人 日本道路交通情報センターから提供されます。また、データ作成には、一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)の技術を用いています。

スマートループとスマートループ渋滞情報™

スマートループ渋滞情報とは、スマートループを利用しているお客様から提供される走行情報をパイオニアの専用サーバーへ収集し、最新のプローブ渋滞情報として、VICS情報とあわせてお客様に提供するシステムです。「スマートループ渋滞情報」として取得できる情報には、VICSの情報(渋滞、規制、駐車場、SA/PA情報)とリアルタイムプローブ情報(現況渋滞情報など)があり、ルート探索結果や、到着予想時刻などに反映してルート誘導することができます。

スマートループ渋滞情報™を利用するために、次の2つのステップで設定を行います。

1スマートループ設定をします

2通信機器を接続して、ネットワークに接続します

メモ
  • 通信機能を使用するためには通信利用規約への同意が必要です。内容をご確認いただき、ご同意いただける場合ははいにタッチしてください。
    通信利用規約が改訂された場合は、その都度同意が必要となります。

スマートループ設定をする

スマートループ渋滞情報を利用するには、プローブ情報送信設定を「ON」にする必要があります。

プローブ情報送信設定を行う

プローブ情報送信の有無(ON/OFF)を設定します。

工場出荷時は「ON」です。

メモ
  • プローブ情報送信設定がONの場合、プローブ情報が専用サーバーにアップロードされます。プローブ情報とは車両を通じて収集される位置・時刻・設定内容などのデータです。

1ボタンにタッチし、トップメニューを表示します

2設定にタッチします

3スマートループ設定にタッチします

4プローブ情報送信設定にタッチして、ONに設定します

タッチするたびにONとOFFが切り換わります。

続いて、スマートループ渋滞情報™を自動で取得する・しないを設定します。

5渋滞情報取得開始設定にタッチして設定を選びます

オート

本機に通信機器を接続したときに、自動的に渋滞情報を取得します。

マニュアル

手動で渋滞情報を取得します。

6渋滞情報連続取得設定にタッチして設定を選びます

タッチするたびにON(渋滞情報を自動取得する)、OFF(渋滞情報を手動で取得する)が切り換わります。

7渋滞情報連続取得設定をONに設定した場合は、渋滞情報取得時間設定にタッチして渋滞情報を取得する間隔を設定します

5分(20分)毎

ルート案内中は5分間隔、ルート案内中でない場合は20分間隔で情報を取得します。

10分(20分)毎

ルート案内中は10分間隔、ルート案内中でない場合は20分間隔で情報を取得します。

20分(20分)毎

ルートの有無にかかわらず、20分間隔で情報を取得します。

30分(30分)毎

ルートの有無にかかわらず、30分間隔で情報を取得します。

メモ
  • プローブ情報送信設定をOFFに設定すると、プローブ情報の送信を行わないため、スマートループ渋滞情報™は利用できず、オンデマンドVICS情報のみのご利用となります。

  • プローブ情報送信設定をON からOFFに変更すると、本機に保存されているプローブ情報消去の確認メッセージが表示されます。設定を変更する場合ははい、キャンセルする場合はいいえにタッチしてください。

取得タイミングと連続取得の動作

取得タイミングと連続取得の関係は、以下のようになります。

情報取得開始:オート、情報連続取得:ON
本機が起動後、はじめて通信機器との接続を確認した時点で、自動的に渋滞情報を取得し、以降一定間隔で連続取得します。

情報取得開始:オート、情報連続取得:OFF
本機が起動後、はじめて通信機器との接続を確認した時点で、一度だけ自動的に渋滞情報を取得し、以降は手動取得操作を行った時点で取得します。

情報取得開始:マニュアル、情報連続取得:ON
手動取得操作を行った時点で取得し、以降一定間隔で連続取得します。

情報取得開始:マニュアル、情報連続取得:OFF
手動取得操作を行った時点のみ取得します。

渋滞情報を手動で取得する

1ボタンを押して現在地画面を表示します

2渋滞に2秒以上タッチします

専用サーバーに接続し、オンデマンドVICS情報またはスマートループ渋滞情報™を取得します。

メモ
  • 情報の受信が完了すると、自動的に通信の接続は切れます。

  • オンデマンドVICS情報またはスマートループ渋滞情報™とFM多重放送/ビーコンによるVICS情報を両方取得した場合は、提供時刻が新しい情報を優先して表示します。

  • 現在地付近以外の情報を取得したい場合は、情報を取得したい場所の地図を表示してから、渋滞に2秒以上タッチします。

渋滞情報を自動で取得する

スマートループ設定で、「渋滞情報取得開始設定」を「オート」に設定しておくと、本機が起動後、本機がはじめて通信機器との接続を確認した時点で、1度だけ自動的に渋滞情報を取得し、ルート案内に反映できます。また、「渋滞情報連続取得設定」を「ON」に設定しておくと、通信可能な状態のときは一定の間隔で情報を受信します。

メモ
  • スマートループ渋滞情報™を取得する際には、走行履歴などのお客様の情報が専用サーバーへ送信されます。

  • 渋滞情報連続取得設定のON/OFF は、「渋滞情報」の連続取得にタッチして切り換えられますが、OFFからONに切り換え後の最初の情報取得は、手動で行ってください。➡渋滞情報を手動で取得する

  • 情報取得の間隔は変更できます。➡スマートループ設定をする

通信で取得した渋滞情報の地図表示

オンデマンドVICSの渋滞表示はFM-VICS同様に実線で表示されますが、スマートループ渋滞情報™の渋滞表示は破線で表示されます。

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