ARスカウターモード
直感誘導と状況検知でドライバーをサポート。
見たままの実写映像でナビゲート
車室内に設置した約100万画素のカメラから取り込んだ前方映像を、独自の技術で解析処理。ドライブに必要な情報を現実の風景に重ね合わせ、わかりやすく誘導します。従来のカーナビのように頭の中で現実の風景と地図を照らし合わせる必要がないので、安心してドライブに集中できます。
▲ARスカウターモード
自車位置精度へのごだわりが生んだ「ARスカウターモード」
▲ドライバービュー
自車位置表示が正確でなければ実写と地図をリンクすることはできません。その実現から10年以上が経つ「ドライバーズビュー」は地図でいえば、4mスケールに相当します。その「ドライバーズビュー」の技術を使って「ARスカウターモード」は完成しました。自車位置精度へのこだわりと技術を持つカロッツェリアだからこそ実現できた機能です。
進むべきルートも交差点までの距離も、ひと目でわかる
ルート表示/案内地点距離表示
前方に車両がある場合でも、行き先の状況がわかりやすいようにルートを上空に表示。また交差点などの案内地点までの距離が、ありのままの風景の上に数値と目安線でわかりやすく表示されるので、ドライバーはひと目で判断できます。
周辺の状況を検知して、ドライバーをサポート
前方車両の発進や信号の変化、道路標識・標示など、運転中に意識すべきことは多岐に渡り、見えずらい場合もあります。サイバーナビは、普段ドライバーが運転中に注意している様々な状況や情報を、クルーズスカウターユニットの専用カメラで検知し、ドライバーにお知らせ。うっかり見逃してしまうリスクまでも軽減します。
適正な車間距離を保ち、渋滞を緩和
車間距離を測定するしくみ
カメラの取付高さと写っている車両下部の位置から計算します。
ARスカウターモードで渋滞が緩和する!
ARスカウターモードで車間距離が把握できるサイバーナビ。渋滞学の権威である東京大学西成教授によると、高速道路ドライブ時、時速70kmで車間距離を40m以上空ければ渋滞は大幅に緩和されるという。この統計結果に基づき、車間距離インジケーター表示では推奨車間距離を表示。注意喚起も促します。
監修:東京大学西成教授
プロフィール
1967年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究博士課程修了。博士(工学)。山形大学、龍谷大学、ケルン大学理論物理学研究所(ドイツ)を経て現在、東京大学先端科学技術研究センター教授。NPO法人日本国際ムダとり学会会長。専門は数理物理学。様々な渋滞を分野横断的に研究する「渋滞学」を提唱し、著書「渋滞学」(新潮選書)は講談社科学出版賞などを受賞。 国際学会誌に論文を多数発表。また、日本テレビ「世界一受けたい授業!」など多くのテレビ、ラジオ、新聞などのメディアで活躍している。趣味としてオペラアリアを歌い、小椋佳作詞作曲の「ムダとりも歌」のCDも発売される。
走行中のフラつきを見守る
レーン移動検知表示
高度な画像認識技術により、走行している車線を認識。車線に片寄ったり車線をまたいだりした場合にはすばやく検知し、レーンの表示カラーを変えてお知らせします。その状態が一定期間続くと、効果音でも注意を促すので、フラつき運転の防止に役立ちます。
- ※ハイウェイモード対象道路のみ動作します。
信号の変化も見逃さない
赤信号検知表示
クルマが停車すると前方の赤信号を捕捉、青信号への変化も検知します。アイコン表示でも切換わりをお知らせすることで、停車中での信号変化の見逃しを防ぐなど、スムーズな発進をアシストします。
- ※検知するのは赤信号から青信号への変化のみ。矢印式信号機は検知しません。
迅速なスタートをアシスト
前方車両発進検知表示
信号待ちや渋滞での停車中などで、前方車両の発進に気づかない場合でも、前方車両の動きを正確に捕捉し、発進時にはわかりやすい表示や効果音で前方確認への注意を促します。効果音を出すタイミングは設定により3段階で調整可能です。
信号機のない横断歩道を事前にお知らせ
横断歩道予告検知表示
路上にペイントされた信号機のない横断歩道があることを示す道路標識までも認識し、アイコンと効果音によってドライバーに注意を促します。
- ※検知するのは赤信号から青信号への変化のみ。矢印式信号機は検知しません。
ご存知ですか?道路上の「◇」標示の意味。
道路の上に描かれた白い「◇」の印。その意味は、前方に信号機がない「横断歩道、または自転車横断帯あり」。しかし、ドライバーの7割以上が正しい意味を知りません(2013年3月 警視庁調べ)。歩行者がいない場合は停止する必要はありませんが、横断歩道を歩行者が渡ろうとしていた場合に停止しないドライバーは、交通違反となり、点数減点と罰金が科せられます。 サイバーナビは、見通しが悪い場所でも「◇」の道路標示をしっかり検知して、この先に横断歩道があることをドライバーにわかりやすくお知らせします。
速度標識の見落としや思い違いをフォロー
速度標識検知表示
高度な画像認識技術により、走行中に速度標識を検知すると、効果音とともに、ナビ画面左下に表示。適切なスピードでの走行をサポートします。また、一度認識した場所は地図上に「S」マークで自動登録。気をつけたい場所として設定しておくと、次回走行時には事前にアイコンとアラームでドライバーにお知らせします。パソコンリンクソフト「ナビスタジオ(サイバーナビ用)」を利用して、パソコンの画面上でも確認できます。
- ※一般道と高速道の両方に対応しています。自照式の標識には対応していません。
- ※細街路や夜間時はこの機能は働きません。また、雨天時には標識を認識できない場合があります。
- ※登録が1,000件を超えるとデータアクセスの少ないところから削除されます。削除されないように保存設定したり、任意で削除することも可能です。
CMOSカメラの採用で、画像認識の精度が向上
▲AVIC-VH0099H
「クルーズスカウターユニット」に約100万画素のCMOSカメラを採用することで、より高精度な画面表示を実現。さらに従来は検知しづらかった、夜間、逆光、薄暮時の信号や道路標識の認識率も向上しました。また対向車のヘッドライトなど強い光が当たった際に生じるレンズフレアも大幅に低減しています。
走行風景を録画して、クリアな映像で再生
ドライブメモリー機能(簡易ドライブレコーダー)
クルーズスカウターユニットは前方の映像や車室内の音声を別売のSDHCメモリーカード※1に自動で保存。最大約100時間分※2の映像を保存でき、ロングドライブでも安心です。ナビ画面で再生できるので、「もしも」のときもその場ですぐに確認できます※3。さらに、パソコンでの再生も可能。何気なく通過した街並みや気になっていた通りのショップを振り返って次のドライブを計画したり、印象に残った風景やハプニングなどを視聴していつでも鮮やかに思い出すことができます。
- ※1 SDHCメモリーカード(4GB~32GB、Class4以上)に対応しています。すべてのSDHCメモリーカードの動作を保証するものではありません。
- ※2 「最大100時間分」とは、SDHC32GBを使用し、高画質/標準/長時間のうち長時間を設定した場合。録画可能時間はSDHCメモリーカードの容量によって変動します(高画質:1時間/GB、標準:2時間/GB、長時間:3時間/GB)。
- ※3 音声は再生できません。
- ※本機はすべての状況において映像の記録を保証するものではありません。
- ※重大事故などで、電源が断たれた場合、映像が記録できません。
- ※SDカード内に記録されているデータが破損してしまう可能性があります。
- ※本機の故障や本機を使用することで生じた損害、および記録された映像やデータの破損による損害については弊社は一切責任を負いません。
- ※本機の内蔵メモリーに記録される映像は3件で上書きされます。連続録画機能や4件以上の記録には別売のSDカードをご用意ください。
- ※記録される映像の水平画角は一般のドライブレコーダーよりも狭い約60度です。あらかじめ記録される映像を確認の上ご使用ください。
- ※本機は事故の証拠として、効力を保証するものではありません。
選べる録画方法
連続録画機能/イベント録画機能
ナビ本体を起動すると自動で録画を開始する「連続録画機能」、衝撃を検知すると自動的に前後20秒を録画する「イベント録画機能」から選択できます。手動で録画開始/停止のタイミングを選ぶことも可能です。
ドライブシーンに応じて選べる録画機能
[連続録画機能※1] |
ナビ本体の起動からエンジンを切るまでのドライブ中の映像を連続録画 |
---|---|
[手動録画機能] |
クルーズスカウターユニット本体のINDEXボタンまたはカスタムボタン(カスタム設定時)を押すと録画を開始。手動で停止するか、自動で前後20秒を保存するかを選択可能 |
[イベント録画機能] |
衝撃※2を検知したら自動で前後20秒※3(前15秒、後5秒)を録画 |
- ※1 録画時間は1ファイル約5分間で収録されています。
- ※2 衝撃の感度を設定可能(5段階)
- ※3 SDHCメモリーカードに保存する場合で、20秒×50件まで保存できます。SDHCメモリーカード未挿入時は前後15秒(前10秒、後5秒)×3件分の映像を内蔵メモリーに保存します。
記録時間の目安
クリアな映像で録画する |
画質と時間のバランスがとれた「標準」 |
ロングドライブでも安心な「長時間」 |
|
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1GBあたりの録画時間 |
1時間 |
2時間 |
3時間 |
32GBのSDHCメモリーカードを使用した場合の |
約32時間 |
約64時間 |
約96時間 |
16GBのSDHCメモリーカードを使用した場合の |
約16時間 |
約32時間 |
約48時間 |
8GBのSDHCメモリーカードを使用した場合の |
約8時間 |
約16時間 |
約24時間 |
4GBのSDHCメモリーカードを使用した場合の |
約4時間 |
約8時間 |
約16時間 |
- ※上記値は目安で、絶対保証値ではありません。
- ※周囲の景色や明るさ、走行状態によって異なります。
日陰や夜道の映像も、高画質カメラで鮮やかにとらえる
約100万画素のCMOSカメラを採用することで、高精度な画面表示を実現。夜間、逆光、薄暮時といったシーンも、クリアな映像で再現します。
自宅のパソコンでじっくりプレイバック
ナビスタジオ(スカウターマネージャー)
録画した映像は、車室内の音声とともにパソコンで再生もできます。さらに「ナビスタジオ(サイバーナビ用)」の「スカウターマネージャー」を使えば、走行軌跡を地図上に表示したり、走行した道路の制限速度や実際に出ていたスピードを確認しながら映像を再生することも可能。自分のドライブを細かく分析して振り返ることができます。また、映像は手軽に編集できるので、区間を選択して保存し、見たいときにいつでもそのシーンを再生できます。
▲パソコンでの再生画面例
▲ナビスタジオでの再生画面例
- ※撮影した映像は、SDHCメモリーカードをナビ本体に差し替えることで、SDソースとして映像の再生と確認が可能。
- ※SDHCメモリーカード内は、以下のフォルダー(EME/EMS/DM)で構成されます。
EME :イベント録画機能 - 内蔵メモリーに、1ファイル約15秒×3件(最大)を録画
DM :連続録画機能 - SDHCメモリーカードに、1ファイル約5分で録画
EMS :イベント録画機能 - SDHCメモリーカードに、1ファイル20秒×50件(最大)録画
ナビゲーションも録画もしっかり両立
単体でドライブレコーダーを使用する場合、カーナビが受信するGPS電波と干渉して、自車位置が乱れるといったケースがあります。ドライブメモリー機能なら電波が干渉しあうことがないので、カーナビを快適に使いながら、映像も逃さず録画してくれます。
すっきり取付けられるコンパクトボディ
クルーズスカウターユニットのカメラは小型なので邪魔にならず、見た目もすっきりです。
▲カメラ部取付例(バックミラー裏)
▲本体部取付例(運転席足下)