ウィスパーヴォイス的な導入部のニュアンスや音像の定位、そこはかとない艶っぽさの再現が重要になります。ウッドベースのピッチの明晰さ、ギターのカッティングの切れ、ピアノのスタッカートの質感も大事にしたいところです。歌と伴奏の距離感、リズミカルなテンポをどう再現できるかがカギとなります。 | ヴァイオリンのスタッカートを交えたリズム、高域の軋むような音の再現力が見せどころです。第3楽章始めから20秒前後の繊細さと抜けも大変魅力的です。オーケストラの悠然としたハーモニー、ソリストとの距離感。演奏全体の溌剌さ、きびきびとしたリズム感を忠実に再現したいところです。 | |||
オリアンティのエレキギターのカッティングの軽快な切れ味がポイントです。リスナーをグルッと取り囲むような強烈なビートも個性的です。マイケルの少し抑え目ながらも芯のあるヴォーカルの迫り出し方をどこまで再現できるかが重要になります。 | ||||