Breadcrumbs

この章では走行軌跡の表示や操作について紹介します。

走行軌跡の仕様

走行軌跡

走行軌跡は直線距離で約50mごとに端末内部に暗号化され記録されます。
(必ず50mではなく速度やGPS更新のタイミングによっては70mなどになる可能性もあります。)

デフォルトでは1000個、最大は5000個まで収集できます。
使用しているスマートフォンの処理能力によってはパフォーマンスが低下する可能性があるため、表示する端末の処理能力にあった設定をしてください。

走行軌跡のファイルはIDで管理されます。
同じ端末で異なるユーザーがログインする場合は、IDを変更することでユーザー毎に異なる走行軌跡を表示することができます。 IDは途中で変更することはできません。

Note:

1端末1ユーザーが確約されているアプリケーションであればIDは設定する必要はありません。1端末で複数ユーザーがログインする可能性があり、走行軌跡を共有したくない場合はIDにはUserIDを設定するなどしてください。

収集モードと最大値の設定

NaviInitInfoで指定し、NaviのInitializeにて初期化します。
Initializeに関しては4.1.1. Initializeを参照ください

設定項目関数デフォルト
走行軌跡の収集モードsetBreadcrumbsCollectionMode()収集しない
最大個数setBreadcrumbsCollectionCount()1000
グループIDsetBreadcrumbsUserId"default"

走行軌跡の表示

走行軌跡を表示したいMapに対してsetBreadcrumbsVisible()で設定できます。

走行軌跡の画像変更

走行軌跡を表示したいMapに対してsetBreadcrumbsImage()で設定できます。

走行軌跡の消去

Navi.eraseBreadcrumbs()を行うことで全ての走行軌跡が全て消去されます。