サブウーファー
北米で開催された音圧コンテストで2003年、2004年に2年連続優勝を果たしたサブウーファーのコンセプトを踏襲し、さらに進化させたのがチャンピオンシリーズの始まりです。
初代チャンピオンシリーズは2007年の音圧コンテストにおいて当時のワールドレコードとなる驚異の180.5dB(飛行機の離陸時やスペースシャトルの打ち上げ時に匹敵)の音圧で優勝。
このSPLチャンピオンエディションの設計思想を継承したサブウーファーは、現在もチャンピオンシリーズとして全世界で展開され、累計出荷台数500万台を超える世界で評価の高いサブウーファーシリーズとして広く知られています。
「TS-W312S4」は北米で開催されたdBドラッグレースで優勝したモデルのDNAを受け継ぎ、「Deeper&Louder Sound」コンセプトを体現。「Deeper Sound」は、音圧レベルが上がった場合でも、楽曲の根幹となるベースサウンドをそのままに、音質を損なわない楽曲再生を意味します。また「Louder Sound」は、楽曲に込められた重低音のパワーを減衰せずに音源再生が可能。歴代チャンピオンシリーズのサブウーファーの中でも最高クラスの音圧を実現し、ライブで感じる大迫力な臨場感を提供します。この2つの音の方向性を両立させることで、世界レベルのパフォーマンスを実現しています。
入力された信号に対して忠実な駆動を実現する軽量化された「軽量高剛性シームレスコーン」と効率よく強度を高められる「高強度IMPP™大型ハニカムデザインセンターキャップ」をシームレスにつなげる独自構造を採用し、よりスムーズな駆動を実現。これにより、歪みがなくパワフルで深みのある重低音再生を可能にしています。
高剛性と追従性を両立したエラストマー層とファイバー層の「2層構造エッジ」を採用。一般的な単層ラバーエッジと比べて高い剛性と軽量化を実現し、高出力時にも正確なレスポンスとスピード感、リニアリティを獲得しました。
高い耐熱性と高リニアリティを両立することで、
高出力時の正確なレスポンスを実現しています。
限られたスペースの中で効率よく磁束を高めるため、大きさの異なる2枚のプレートを合わせる「2層プレート構造」を採用。通常のサブウーファーで採用される1枚プレート構造では分散してしまう磁束の流れを一方向にまとめることで磁束密度を高め、駆動力を向上。よりパワフルな重低音再生を実現しました。
高い放熱性を実現するとともに、圧巻の音圧を実現するクラス最大級の「ダブルスタック大型マグネット」を採用。大型のマグネットを採用することで感度を高めながらも高放熱性を実現し、圧倒的な量感のある重低音を響かせます。
チャンピオンシリーズサブウーファーの重低音再生に最適化された「グルーブ形状フレーム」の採用により、フレーム強度の向上に加え不要共振を分散。さらに、大型磁気回路を支持することができる堅牢な「抱え込み構造ボトムバスケット」の採用により、大音量再生時にも共振を抑えることで、正確な振幅を実現し歪みのないクリアな重低音を再生します。
推奨エンクロージャー寸法
【密閉エンクロージャー】
【バスレフエンクロージャー】