フロント3ウェイシステムを可能にする
本格的ミッドレンジ。
本格的ミッドレンジ。
振動板のおもて面に平織りのアラミド繊維、裏面にはパルプの抄紙を張り合わせることで軽量化と高剛性化を両立。
小口径でありながら広域帯において優れた周波数特性を持ち、低歪みでクリアな音楽再生を実現しています。
またエッジ周りのグリルのフラッシュサーフェイス化により、指向特性も改善しています。
▲2層構造振動板
▲「TS-S062PRS」断面図
真鍮削り出しセンタープラグの採用により、ボイスコイル内部で発生する高域の不要な共振を抑制します。
▲「TS-S062PRS」断面図
▲不要共振の比較グラフ
磁気回路には、ロングプレートとショートボイスコイルを組み合わせた「ハイ・ドランジェント・ショート・ヴォイス」を採用。高レスポンスと低歪みを獲得。また、磁束密度が高いネオジウムマグネットを採用し、より生き生きとしたレスポンスも実現しています。
▲「TS-S062PRS」断面図
▲アルミダイキャストフレーム
スピーカーの磁気回路を支えるフレームには、高剛性制振構造の「アルミダイキャストフレーム」を採用。ユニット全体の剛性を高めるとともに、不要な共振を排除しています。素材にアルミダイキャストを用いることで、磁気回路の放熱にも貢献しています。
「TS-S062PRS」は車両の突起部を避けて取付可能なスラント部付きバックチャンバーを付属。バックチャンバー使用により、背圧や反射の影響を防ぎ、スピーカー本来の音を再生します。また、付属のスペーサーを使用することで取付の作業性を改善できます。