高音質テクノロジー2
細やかな調整能力により、
ハイレゾ音源を高音質なまま楽しめる。
クルマという過酷な環境下でも
最適な音響空間を実現【音質調整能力】
ハイレゾ音源を忠実に再現し、さらに磨かれた音質で車室内を満たすには、より優れた音質調整能力が重要です。
クルマの音響環境は、クルマ特有の形状や素材などに大きく左右されます。
車室内ではガラスやシートが音を反射・吸収し、またリスニングポジションや聴取位置から各スピーカーまでの距離も異なるなど、
高音質再生を阻害する要因がいくつも存在します。
サイバーナビは、こうした過酷な環境下でも最適な音響空間を創出し、ハイレゾ音源を存分に楽しむために、音質調整能力を強化。
マニュアルでのシンプルな補正、本格的なチューニング、自動、プリセットの4つのチューニングモードの中から
希望に合ったモードでフラットな空間へと再構築することができます。
さらに各モードで調整した後でも好みに合わせてモードを切換えられるので、車室内があなた好みの音楽再生に最適な空間へと変貌します。
使いやすくシンプルに音響特性を整える【シンプルコントロールモード】
フラットに近い車室内音響特性をシンプルに再構築する「シンプルコントロールモード」。音響特性を2dB刻みで補正できる「13バンドイコライザー」を搭載。指でなぞるシンプルな操作で、周波数特性の乱れを理想的な状態に補正します。また、各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を調整し、音声の到達時間を補正する「タイムアライメント※」は1.4cmステップで設定が可能です。
- ※スピーカー設定が「スタンダードモード」時の場合、設定chはフロントL/フロントR/リアL/リアR/サブウーファー、「ネットワークモード」時の場合はHIGH L/R/、MID L/R/、サブウーファーとなります。
ハイエンド・オーディオに匹敵する
緻密な調整能力【マスターコントロールモード】
音響特性を0.5dB刻みでより細やかに補正できる「31バンドイコライザー」(F/R/SW独立※1)を搭載。周波数特性の乱れを理想的な状態に補正するだけでなく、好みに合わせて自在な調整が可能です。各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を調整する「タイムアライメント」※2は0.35cmステップで、音像の定位や全体のバランスをきめ細かく調整できます。
- ※1 スピーカー設定が「スタンダードモード」時。「ネットワークモード」時は L/R/SW独立(ネットワークモード時のSWは11バンド)。
- ※2 スピーカー設定が「スタンダードモード」時の場合、設定chはフロントL/フロントR/リアL/リアR/サブウーファー、「ネットワークモード」時の場合はHIGH L/R/、MID L/R/、サブウーファーとなります。
手間なく自動で最適な音響空間を創出【オートタイムアライメント&オートイコライザー】
車室内ではガラスやシートが音を激しく反射・吸収し、また聴取位置からスピーカーまでの距離も一定ではありません。その過酷な環境で音場を最適化する独自技術「オートタイムアライメント&オートイコライザー」を搭載。各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を調整することで、音声の到達時間を補正し、音像の定位や全体のバランスを調整することができます。加えて、音響特性や位相の乱れといった問題を何百ステップにもおよぶ調整プロセスで自動調整し、あらゆるクルマで最適な音響空間を実現することができます。
- ※「ネットワークモード」時は非対応です。
- ※「オートタイムアライメント&オートイコライザー」を行うには別売の音響特性測定用マイク「CD-MC1」が必要となります。
▲オートタイムアライメント&オートイコライザー動作イメージ
▲別売の音響特性測定用マイクで、リスニングポジションに合わせた測定が可能
視聴位置を決定【リスニングポジション設定】
フロントL(左座席)、フロントR(右座席)どちらかの運転席を想定し、その座席のリスニングポジションに取付けた音響特性測定用マイクで、スピーカーから出力した音を自動で測定し調整。設定後はフロントL、フロントR、フロント(両座席)、オール(全座席)のリスニングポジション(聴取位置)を選ぶことにより、タイムアライメントが連動。好みのポジションに合った環境を創り出します。
車種ごとのプリセットで本格調整を手軽に【専用チューニング】
サイバーナビ10V型車種専用モデルには、あらかじめ車種ごとのセッティングデータ「エキスパートチューニングデータ」をプリセット。調整の手間がかからず、クルマに合わせた最適な音響空間が構築できます。
スピーカーユニットの能力を解き放つ【ネットワークモード】
一般的なフロント/リアの4スピーカーシステムに加え、「ネットワークモード」への切換えで、
3ウェイマルチアンプ・マルチスピーカーシステムを構築することが可能。
極めて精細な調整能力により、各チャンネルのスピーカーの能力を最大限に引き出し、乱れのない自然な音のつながりを実現します。
クルマごとに最適な音質調整を施す【イコライザー独立搭載(シンプルコントロールモード)】
車室内の周波数特性の乱れを理想的な状態に補正するため、自在なまでの調整を可能する「13バンドイコライザー(全スピーカーch共通)」を好み調整のイコライザーとは独立で搭載。あらゆるクルマでフラットな音響特性に近づけることができます。
13バンドグラフィックイコライザー
周波数 | 50 Hz、80 Hz、125 Hz、200 Hz、315 Hz、500 Hz、800 Hz、1.25 kHz、2 kHz、3.15 kHz、8 kHz、12.5 kHz |
---|---|
調整幅 | ±12 dB(2dB/step) |
各スピーカーの位相のズレを補正【タイムアライメント(シンプルコントロールモード)】
車室内は、聴取位置と各スピーカーからの距離が一定ではないため、各スピーカーから同時に出た音声は、ドライバーの耳に異なったタイミングで到達します。このわずかな時間差を解消するため、各スピーカーの出力タイミングを調整する「タイムアライメント」を搭載。従来に比べより細かな1.4cmステップでの調整が可能です。またクルマによって異なるスピーカー位置に合わせて自動調整する「オートタイムアライメント&オートイコライザー」を使用した後の微調整にも有効です。
- ※「オートタイムアライメント&オートイコライザー」を行うには別売の音響特性測定用マイク「CD-MC1」が必要となります。
▲タイムアライメント設定表示例(スタンダードモード)
▲タイムアライメント設定表示例(ネットワークモード)
タイムアライメント設定
対象スピーカー (スタンダードモード) |
フロントL/フロントR/リアL/リアR/サブウーファー |
---|---|
対象スピーカー (ネットワークモード) |
HIGH L/R、MID L/R、サブウーファー |
調整幅 (共通) |
0.0 cm~490.0 cm(1.4 cm/step) |
スピーカーの能力を活かしきる【ハイパス/ローパスフィルター調整】
▲カットオフ設定表示例(スタンダードモード)
▲カットオフ設定表示例(ネットワークモード)
スピーカー設定(スタンダードモード)
カットオフ周波数 | カットオフスロープ | |
---|---|---|
フロント/リア (ハイパスフィルター) |
25/31.5/40/50/63/80/100/125/160/200/250[Hz] | -6/-12/-18/-24dB/oct. |
サブウーファー (ローパスフィルター) |
25/31.5/40/50/63/80/100/125/160/200/250[Hz] | -6/-12/-18/-24/-30/-36dB/oct. |
スピーカー設定(ネットワークモード)
カットオフ周波数 | カットオフスロープ | |
---|---|---|
HIGH(ハイパスフィルター)/ MID(ローパスフィルター) |
630/800/1k/1.25k/1.6k/2k/2.5k/3.15k/4k/5k/6.3k/8k/10k/12.5k/16k[Hz] | -6/-12/-18/-24dB/oct. |
MID (ハイパスフィルター) |
25/31.5/40/50/63/80/100/125/160/200/250[Hz] | -6/-12/-18/-24dB/oct. |
サブウーファー (ローパスフィルター) |
25/31.5/40/50/63/80/100/125/160/200/250[Hz] | -6/-12/-18/-24/-30/-36dB/oct. |
最適な音響チューニングを施す【スピーカー出力レベルの調整】
各スピーカーの音圧の差をバラつきがないよう音圧レベルを均一に調整し、リスニングポジションによる偏りを減少させる「スピーカー出力レベル調整」。レベル調整は各チャンネル 0.5dBステップに細かくなり(調整幅 -24dB ~ +10dB)、さらに各チャンネルごとに「MUTE」機能も搭載しています。また、最適な特性に自動調整する「オートタイムアライメント&オートイコライザー」を使用した後の微調整も可能です。
- ※スピーカー設定が「スタンダードモード」時の場合、設定チャンネルはフロント/リア/サブウーファー、「ネットワークモード」時の場合はレフト/ライト/サブウーファーとなります。
▲スピーカー出力設定表示例(スタンダードモード)
▲スピーカー出力設定表示例(ネットワークモード)
トゥイーター帯域の出力レベルを補正【トゥイーターゲイン】
音質の解像力などを左右する高音域を受け持つトゥイーターの出力レベルを−6dB~+3dBの1dBステップで、フロント・リア独立で調整可能。トゥイーターの帯域をフラットに補正することが可能となり、カスタムフィットスピーカーの V/Cシリーズのトゥイーターの帯域を考慮し補正します。また、純正スピーカーとの接続も考慮し、「カロッツェリア スピーカー」「汎用(純正スピーカー)」の2パターンをスピーカーに応じて選択可能です。
- ※スタンダードモード時のみ調整可能です。
- ※カロッツェリアスピーカーは3.2kHz付近からカット/ブースト。純正スピーカーは8kHz付近からカット/ブーストします。
ドライブシーンや気分によって
調整モードを簡単切り替え【プリセットイコライザー】
あらかじめ用意された5つのモードのイコライザーカーブの中から、好みのモードを選択可能。
また、各イコライザーの効果をお好みでレベル調整でき、ユーザープリセットに登録することもできます。
- Flat
- Superbass
- Powerful
- Natural
- Vocal
- Clear
- Custom
ボタンをタッチすると詳細が確認できます。
- Flat
- Superbass
- Powerful
- Natural
- Vocal
- Clear
- Custom
特に音質補正は行わず、ソースの音をストレートに再生します。
低域を強調することで、迫力ある音楽を再生します。
低域と高域を強調することで、ダイナミックな音楽を再生します。
低域と中域に厚みをもたせ、自然な音楽を再生します。
中高域に厚みをもたせ、豊かなボーカルを再生します。
特に音質補正は行わず、ソースの音をストレートに再生します。
各ボタンにマウスカーソルを合わせると情報表示の詳細を確認できます。
小音量でもくっきり高音質再生【ソノリティーボリューム】
ソース切換え時の音量差を低減【ソースレベルアジャスター】
速度に応じて音量を自動調整【車速連動型リアルタイムASL】
スピードアップ時のエンジン音やロードノイズなど、変化するノイズに対処するためサイバーナビは走行速度に応じて音量を自動調整。走行中においても快適な聴き心地を実現します。
調整後の設定を簡単に活用【チューニングデータメモリー】
各チューニングモードごとに最後の状態を2つ保持できるので、運転席重視・全席重視といった2つの音場を残すことができます。
また、ワンタッチで「メモリー1」「メモリー2」を切換えられるので、微調整時の聴き比べに役立ちます。
すべての調整・設定を一括バックアップ【バックアップ機能】
全音響チューニングモードの全メモリー内容を一括でSDメモリーカードへ保存可能。
調整したデータを誤って消してしまってもデータの再読み込みができて安心です。
また保存した設定を他のクルマへ読み込むことも可能です。
- ※スピーカー設定スタンダードモード/ネットワークモード間の互換性はありません。
- ※SDメモリーカードへ保存できるデータは1個のみ。ファイル名称は「AUDIO_SETTING.DAT」となります。
手元を見ずに自在に調整【スマートコマンダー】
高精度な調整機能を手元を見ずとも自在に操作可能な「スマートコマンダー」。
可能な操作もタイムアライメント、スピーカー出力レベル、カットオフ、トゥイーターゲイン、
詳細ベースEQと調整には欠かせない機能を便利に調整できます。
▲画面上部のスマートコマンダーアイコンにタッチ
専用オーディオセッティングアプリ【「サウンドマスターコントローラー」アプリ】
煩わしい調整操作をスマートフォンでスムーズにコントロールする専用オーディオセッティングアプリ「サウンドマスターコントローラー(無料)」を新たに開発。各調整毎に前かがみでタッチパネルを押すことなく、楽な姿勢で調整することができます。また、ボタン操作時のバイブレーションで、より確実に操作することもできます。
サウンドマスターコントローラーアプリの使い方・FAQ(よくある質問)はこちら
- ■記載の仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。また各ユニットの画面写真ならびに表示は、別売オプションを接続している場合があります。
- ■掲載の商品写真、取付例およびビジュアル等はすべて表現上のイメージです。写真の色(製品ボディ、イルミネーション等)は、サイトをご覧になるパソコン等の条件や設定などにより、実際の色と異なって見える場合があります。
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