• carrozzeria x the 15th Pioneer Car Sound Contesr Report
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開催概要 Outline

課題CD/DVD

【カロッツェリアχクラス・ピュアコンポシステムクラス】
内田光子/モーツァルト
ピアノ協奏曲第20番・第27番  
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番
ニ短調 K.466第3楽章Rondo(Allegro assai)  
●音の観点
冒頭のピアノの早いパッセージの打鍵の明確さ。 ピアノの音場内でのサイズ感はどうか。
ホールの豊かなプレゼンス。

0:12から
弦の高域の緊迫感、疾走感。
第一ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ビオラ、チェロ(コントラバス)の各パートの分離感。
速い八分音符での高域と低域の対比感。特に低域のダイナミックさ、音場の広がり感。

1:01から
ピアノとオーケストラのバランス。その掛け合い、やりとりのスリリングさ。

●音楽性の観点
内田光子という大ピアニストの音楽特徴を理解し、彼女の演奏をダイナミックに再現したい。
特にピアノに籠めた豊かな感情と強靭な意志力を表現したい。内田光子の他のCDも聴いて参考にすること。

モーツァルトの「ニ短調」の意味と感情をしっかり調べて、その結果を音に反映させること。
なぜモーツァルトは「ニ短調」を選んだのか?できればスコア(楽譜)を参考にすること。
 
カロッツェリアχクラス・ピュアコンポシステムクラス・内蔵アンプシステムクラス
マイケル・ブーブレ/
クレイジー・ラブ  
クライ・ミー・ア・リヴァー  
●007映画のオープニングを彷彿とさせる、ゴージャスなイントロのスケール感と厚みの再現
●力強い打楽器の、しかも安定感のあるリズムの迫力をサブウーファー(ウーファー)がどう鳴らすか
●ヴォーカルのくっきりとした克明な定位感
●ストリングオーケストラとリズムセクションの距離感と立体的なステレオイメージはどうか
●冒頭から1分半までの表現力のリッチネスが肝となる。
 
内蔵アンプシステムクラス
マイケル・ブーブレ/
クレイジー・ラブ  
クロージング・タイム  
●イントロのアコースティックギターの音色とハイハットのシンバルワークのニュアンス。
キレがあっても煩くならないように。音の立ち上がり、立下がりに注意。
●ベース・ギターとバスドラムのバランスと量感。重なり合う部分での分解能。
●シャンティのヴォーカルのニュアンスが良く出ているか。高域がざわつかないように。
●左チャンネルのハモンドオルガンのふくよかさとキータッチの明快さ。
●全体にはミディアム・テンポの楽曲が持つ、ゆったり流れる感じが出ているかどうか。