【アドバンスドIQ高精度】
どんなに高度なナビ機能を備えていても、自車位置が正確でなければ台無しです。
そう考えたカロッツェリアは、特に困難な立体駐車場などで検証と調整を繰り返し、独自の「アドバンスドIQ高精度」を実現。
自車位置がズレやすい環境でも瞬時に補正することで、常に快適なドライブを支えます。
旋回や傾斜が把握できずにズレやすい。
GPS電波が届かずにズレやすい。
道路から外れるときにズレやすい。
GPS電波が届かずにズレやすい。
判別が難しくズレやすい。
分岐や傾斜が把握できずにズレやすい。
【自車位置専用システム】
ナビゲーションを駆動させるメインCPUとは別に、自車位置精度の演算のみに使用する専用CHIPを
中枢とする自車位置精度専用システムを搭載。
最先端のGPSセンサー、ジャイロセンサー、加速度センサー、地図データから得る膨大かつ緻密なデータを高度に演算処理。
より複雑な演算処理が行えるため、より正確な自車位置精度の表示が実現します。
さらに、数多くの走行試験データのノウハウを反映させることで、
正確な自車位置表示が困難だった場所も飛躍的に精度が向上しています。
▲カーナビ基板に自車位置専用のスペースを確保。自車位置専用システム
【「GPS・みちびき・グロナス・SBAS」対応】
あらゆるシチュエーションにおいて正確な自車位置を実現するため、精度が高く安定した位置情報の取得を可能にする、米国の「GPS」、日本の準天頂衛星「みちびき」、ロシアの衛星測位システム「グロナス」に対応。すべての衛星を同時に受信し、演算することで様々な場所や時間で、高精度な自車位置を測位することが可能です。さらに日本において静止衛星から送信されているGPSの補正データ「SBAS」にも対応。これらの高度なシステムにより測位精度と受信感度が大幅に向上。さらに精度専用CHIPともあいまって、初回起動時の測位時間も短縮されているので、地下駐車場など電波が届かない場所から出た場合もすぐに正確な自車位置を捕捉します。
【6軸3Dハイブリッドセンサー】
「上下」「左右」「回転」方向のそれぞれ加速度・角速度の6軸を検知する高精度センサーを搭載。車両の挙動を細かく検知・演算し補正することで、衛星の電波が届きにくく、自車位置がズレやすい高速道路の乗り降りや複雑なジャンクションなどでも極めて正確に自車位置を表示するとともに、車速パルスが取得できない簡易ハイブリット走行時でも高い自車位置精度を実現します。
【傾斜旋回補正アルゴリズム】
長年に渡って培ってきた感度補正のテクノロジーにより、GPSを受信しづらい場所において、
より正確な自車位置表示が可能です。
【マルチフィールドマップマッチング】
カーナビの位置精度が低下する原因のひとつに、道路以外の場所を正確に認識できないことがあげられます。
楽ナビは、車両の旋回や速度変化などを速やかに考慮し、道路から外れたことまで認識。
いつでもズレることなく正しい自車位置を表示します。
【3Dマップマッチング】
一般的なカーナビは、高速道路の入口のように道路が並走する場所では自車位置がズレてしまうことがあります。
楽ナビは、傾斜角度を計測して独自の傾斜データと照合することで、ズレることなく正確に自車位置を表示します。
【10Hz測位】
1秒間に10回、自車位置の測定を行います。カーブ走行時や誤認識しやすい分岐などでも自車位置が滑らかに地図上をたどります。
【表示位置補正】
自車位置を測定して表示する間にも、クルマは当然先へ進みます。そこで生まれる誤差が、約1秒。楽ナビはそのタイムラグまで補正。走行速度まで計算し、描画するタイミングにあわせた自車位置を表示します。
【センサー学習補正】
測定誤差の算出補正の要である「6軸3Dハイブリッドセンサー」により学習補正性能をさらに向上。
いつでも高い自車位置精度を保ち続けます。
【取付角度自動補正機能】
車種によって異なるコンソールの上下の傾きにも対応。取付時に自動で角度補正を行います。また左右の取付向きを設定することで、コンソールが大きく左右を向くクルマでも、進行方向にまっすぐ取付けた場合と同様に、正確な自車位置認識が可能。左右いずれかのカーブ走行時のみ極端に発生する誤差を徹底的に排除します。
▲正確な取付角度を自動認識
【タイヤ外径変化検出機能】
カーナビは、タイヤの回転数を基に検出される車速パルス信号を活用するため、タイヤ外径のわずかな変化でさえ自車位置の表示に影響を与えてしまいます。楽ナビはタイヤの微細な変化や、夏/冬のタイヤ交換時、チェーン装着時の形状の違いまで自動的に感知。「6軸3Dハイブリッドセンサー」により素早く検出し、距離の学習値の誤差もより少なく、速やかに補正します。
▲チェーン装着時の外径変化イメージ