カーAV | 音質

限りなく原音に忠実にその美しさを引き出すため、読み取った音楽信号を劣化させることなく伝送・処理すること。すべての高音質の基本となるこの思想を実現するため、読み取ったCDの音楽信号に対し一切のアナログ変換を行わずデジタルのままDSP部へ伝送。原音を純粋なままリスナーへと届けます。また、CD-DAだけでなくCD-R/RWやUSBデバイス、SDメモリーカードに記録された圧縮オーディオにも幅広く対応。さらに、iPhone/iPodの再生やBluetoothにも対応しています。

デジタル信号の時間軸の揺らぎであるジッター成分は、微細な音の表現に影響を与えます。そのジッター成分を徹底排除するため、上位モデルから受け継ぐ、高精度「サウンドマスタークロック回路」を採用。極めて正確なクロック波形を生成することで、透明感に満ちたみずみずしい音楽再生を実現しています。

小信号時にも高いレベルで演算精度を確保する、AKM社製の高精度DSPを採用。ソースに刻まれた音楽信号を劣化させることなく、微細な音までありのままに表現することができます。

MP3やWMAなどの圧縮オーディオの楽曲は、人の耳では聴こえにくい微小な音や高い音域の成分はカットされてしまうため、音のリズム感や厚み、迫力などが失われてしまいます。当社独自の音質補正技術「アドバンスド・サウンドレトリバー」により、残されたデータから圧縮時に失われた音を補間。原音がもつ余韻や躍動感、広がり感を復元しCDに迫る高音質再生を実現します。

※CDメディア、USBデバイス、iPod、SDメモリーカードに収録された圧縮オーディオフォーマットで効果を発揮します。

ソースに刻まれた音のすべてを描き出すため、その要となるD/Aコンバーターには、ハイエンドオーディオの最高峰、カロッツェリアX同様の「バーブラウン高性能24bitアドバンストセグメント方式D/Aコンバーター」を3基独立搭載。群を抜くダイナミックレンジと低歪率を実現しています。

磨き抜かれた信号も、正確に増幅されなければその輝きを失ってしまいます。微弱な信号を増幅するオペアンプにはカロッツェリアXにも採用される「リニアテクノロジー社製高性能ハイスルーレートオペアンプ」を採用。高スルーレートを獲得し、圧倒的なスピード感と鋭い音の立ち上がりを実現しました。

ボリュームは一種の可変抵抗であり、宿命的にノイズの原因を抱えています。この問題を克服するため、高電圧で動作させることにより相対的にノイズの影響を低減させるという発想で開発された「ハイボルテージボリューム回路」を採用しています。

コンポーネントアンプに迫る低歪率とリニアリティを実現。さらに、出力段での電源ロスを大幅にカットしハイパワーを獲得。原音の繊細さと迫力を再現します。

原音のもつ繊細な響きまでも忠実に再現するためには、電源部の安定した電源供給が欠かせません。そこで電源コンデンサーには、試聴の繰り返しにより最適な特性と安定した電流供給を実現するフルカスタムの音響用電源コンデンサーを採用しています。

走行中のロードノイズは、スピードや路面の変化などの走行状況によって刻々と変化しつづけるため、一般的なボリューム操作やイコライザー調整では対応できません。「f特補正型リアルタイムASL」は、走行中に生じるロードノイズなどをリアルタイムで解析し、音量はもちろん、専用のイコライザーにより音質までも自動補正。快適な聴き心地を保ちます。

3系統装備しているRCA出力端子には、「5Vハイボルテージプリアウト」を採用。外部アンプを用いた本格的システムに発展する際の伝送ノイズを低減します。

ディスプレイ表示のために発生する微弱なノイズまで徹底排除しています。

外部アンプ使用時に内蔵アンプをシャットダウンすることで、さらにクリーンな出力信号を実現する「内蔵アンプOFF機能」を採用しました。

バッテリーの電圧低下は、本体の動作や音質にも影響を与えます。常に最適な状態で音楽を楽しむため、クルマのバッテリー電圧を確認することができます。

RCA音声入力を装備し、他のオーディオ機器からの音声も高音質で再生することが可能になります。

※最大RCA出力レベルが1V以上で、音量調節機能が無い外部機器を接続する場合は、RCAスイッチをH（High）に設定してください。