粘りを見せて決勝へつないだ予選の走り
どんよりと曇った空の下で始まった予選。可夢偉選手はまずQ1の最終ラップで大きくタイムを更新してQ2に進出。続くQ2では自己ベストを更新して8位に滑り込み、土居監督もガッツポーズ!続くQ3はタイムアタック前に赤旗終了となったものの5番手グリッドを獲得。決勝に向けて上昇機運が高まりました。
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チーム一丸で掴んだ表彰台
朝の曇天から移り変わり、晴れ間を見せる中始まった決勝レース。1周目を終えた時点で可夢偉選手は早々にピットインし、タイヤをミディアムからソフトに交換します。クルーの皆さんもこの判断にチーム一丸で迅速に応えます。
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そういったチームの戦略、波乱含みのレース展開、そして何より、オーバーテイクシステムを使い果たした状況でも前のアウアー選手を抜き去る可夢偉選手の快走で、最終的に2位表彰台を掴みました。
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スタートを考えればベストなレース
やはり表彰台が似合う可夢偉選手。その余韻も冷めやらぬ中、インタビューに答えてくれました。「予選で満足のいくアタックができず順位が決まってしまい、スタートポジションが悪い中、順位を上げるのが難しいとされるSUGOでこの結果。展開や戦略を考えれば、ベストなレースだったと思います」。冷静に語ってくれましたが、見ている側は熱くなりました。次戦は 7月13日、14日@富士スピードウェイ。さらに上を目指す可夢偉選手をカロッツェリアは応援しています!
小林可夢偉選手レース結果
Position | Laps | Total Time | Q3 Time | |
---|---|---|---|---|
予選 | 5 | 1'12.808 | ||
決勝 | 2 | 68 | 1h27'40.720 |