carrozzeria

小林可夢偉×カロッツェリア テール・トゥー・ノーズ

[RACE REPORT] 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第三戦 2019.6.22/23 スポーツランドSUGO

粘りを見せて決勝へつないだ予選の走り

どんよりと曇った空の下で始まった予選。可夢偉選手はまずQ1の最終ラップで大きくタイムを更新してQ2に進出。続くQ2では自己ベストを更新して8位に滑り込み、土居監督もガッツポーズ!続くQ3はタイムアタック前に赤旗終了となったものの5番手グリッドを獲得。決勝に向けて上昇機運が高まりました。

チーム一丸で掴んだ表彰台

朝の曇天から移り変わり、晴れ間を見せる中始まった決勝レース。1周目を終えた時点で可夢偉選手は早々にピットインし、タイヤをミディアムからソフトに交換します。クルーの皆さんもこの判断にチーム一丸で迅速に応えます。

そういったチームの戦略、波乱含みのレース展開、そして何より、オーバーテイクシステムを使い果たした状況でも前のアウアー選手を抜き去る可夢偉選手の快走で、最終的に2位表彰台を掴みました。

スタートを考えればベストなレース

やはり表彰台が似合う可夢偉選手。その余韻も冷めやらぬ中、インタビューに答えてくれました。「予選で満足のいくアタックができず順位が決まってしまい、スタートポジションが悪い中、順位を上げるのが難しいとされるSUGOでこの結果。展開や戦略を考えれば、ベストなレースだったと思います」。冷静に語ってくれましたが、見ている側は熱くなりました。次戦は 7月13日、14日@富士スピードウェイ。さらに上を目指す可夢偉選手をカロッツェリアは応援しています!

小林可夢偉選手レース結果

Position Laps Total Time Q3 Time
予選 5 1'12.808
決勝 2 68 1h27'40.720

CREW INTERVIEW

さて、今回はチームの方にもお話を伺いました。昨年に引き続きご登場いただくのは、チームマネージャーの石塚麻依さん。新体制となった今年の雰囲気はいかがでしょう?
「今回は豪華なメンバーが集ったと思います。でも、まだ何回かしか全員が揃ったことがないので、出しきれていない秘めた力があるんじゃないかと思っています」。

レース中はどんな動きをされているのか、気を付けていることなどがあれば教えてください。
「ドライバーさんにドリンクを渡したり、映像をチェックできるようにモニターをセットしたりと、サポート的な業務がメインです。気になることがあると顔に出てしまうくらい細かい私の性格もあって、そういうところは今の仕事に合っていて良かったなと思っています」。

可夢偉選手がレースに集中できるのも、石塚さんのようなチームクルーの力があってこそですね。カロッツェリアは可夢偉選手はもちろん、carrozzeria Team KCMGのクルーの皆様のことも全力で応援します!

戻る