それは受付を開始する少し前のこと。
バチンっ、という音がしたと思った次の瞬間、
会場の富士スピードウェイで停電が発生!
どうやら台風の影響で一帯が停電したらしく、
ほとんど電源が使えないという異常事態にスタッフも慌てますが、
復旧が間に合わないまま受付がスタート。
ノベルティや計測用のトランスポーターなどを受け取った参加者の方は、
クルマの準備を終えて昼食が用意された開会式会場へ。
薄暗かった会場に眩い明かりが灯ったのは、開会式が始まる15分前。
電気が復旧した瞬間、会場がひとつになったような空気が。
まるで演出のようですがもちろんそうではありません。
そして始まった開会式。主催したカロッツェリアからの挨拶に続き、
レーシングチーム「carrozzeria Team KCMG」に所属する小林可夢偉選手が登壇!
スペシャルゲストの姿に会場も盛り上がります。
続いてブリーフィング会場に移動し、走行会における注意事項を説明。
サーキットで運転するのは初めて、という方が多く、
皆様真剣な表情で耳を傾けられます。
次に登場したのは、日本一のメインストレートを誇る富士スピードウェイの攻略法を知り尽くした小林可夢偉先生!
「ウェットコンディションでのブレーキの重要性」
「もしもスピンしてしまったときの対策」などを、
わかりやすくロジカルに、かつユーモアを交えながら解説してくれます。
講習の後は、可夢偉選手の運転するレーシングカー同乗体験の抽選へ。
強運の持ち主6名が、可夢偉選手の手によって引き当てられました。
そしていよいよ始まったメインイベント。
マイカーでの走行はA、B、Cの3組にわかれ、順番にサーキットへ入ります。
まずは先導車について追い抜きなしの慣らし走行。
続いて、2回にわけてフリー走行がスタートします。
ここからは追い抜きもありのガチンコ。
ふだん解放できない愛車のポテンシャルを全開にし、
参加者の皆様が富士スピードウェイを疾走していきます!
マイカーでのサーキット走行体験と同時に始まったのが、
貴重すぎる小林可夢偉選手のレーシングカー同乗体験。
インタープロトシリーズで使用されている国産レーシングカーの
助手席に乗り込み、可夢偉選手のテクニックと
マシンの圧倒的パワー&スピードを味わいます。
超高速で流れるまさに夢のような20分。
乗り込む前の緊張感、ピットに戻ってからの脱力感、
クルマを降りてからじわりと溢れてくる感動は、
傍から見ていても充分すぎるほどに伝わってきました。
実際の走行の様子をドライブレコーダーの映像でチェック!
雨の中の激走を疑似体験してみよう
※2019/10/14 富士スピードウェイカロッツェリアドライブレコーダーにて撮影。協力:富士スピードウェイ株式会社
※特別な許可を得て撮影しております。
※パソコン用ビューアーソフト「Driving Viewer」が必要です
「走行」と双璧をなすこのイベントならではの「エクスペリエンス」、
それがカロッツェリアの商品体験です。
開会式/閉会式の会場には新商品発表会などで展示したコーナーを設置し、
発表されたばかりのサイバーナビにもいち早くタッチ&トライ。
イベントに同行されたご家族やご友人にも興味を持っていただけるような
コンテンツも取り揃え、走行会の待ち時間も賑わいを見せました。
小林可夢偉選手の等身大パネルがある撮影コーナーや
塗り絵コーナーはキッズに大人気でした!
ピットの一画には最新カーナビやオーディオを装備したデモカーを用意。
カーライフがどう変わるかを車室内でリアルに体感していただきました。
すべての走行が無事に終了した後は、閉会式の会場に移動して
小林可夢偉選手のトークショーがスタート。
サービス精神が旺盛すぎる可夢偉選手、そんなことまで
言っていいの!?というくらい突っ込んだ内容までお話ししてくださいます。
続いて始まった閉会式では、主催のカロッツェリアからご挨拶。
初めてのイベントでありながら多くの方にご参加いただけたこと、
小林可夢偉選手やチームKCMG、多くの関係者の皆様のおかげで
無事に閉会できることへの感謝が語られました。
小林可夢偉選手のトークショーの模様をフルサイズで公開!
ここでしか見られない貴重な映像です
これでイベント終了……と思いきや、ここでサプライズが!
なんと、小林可夢偉選手が特別にヘルメットへサインをくださり、
それを争奪するじゃんけん大会を緊急開催!
ここで参加者の皆様を驚かせたのが、圧倒的な可夢偉選手の強さ。
まるで魔法でも使っているかのように、連勝を続けていきます。
ということでなかなか勝者が決まりませんでしたが(笑)、
最終的には3名の方がヘルメットをGETされました。
おめでとうございます!