carrozzeria QUALITY  カロッツェリアクオリティ
第6回“時代を導く”、パフォーマンス モノには、未来を変える力がある。
すべては、“今”を超えるために。
 
モノには、未来を変える力がある。
カーライフに、かつてない感動や新たな価値を創造していくこと。そして今までのカーライフの概念さえも大きく変えていくこと。カロッツェリアが生み出す数々の機能は、すべてこの考え方に基づいています。そこにあるのは、単なるモノを超えてカーライフの未来を創り出していきたいという妥協なき想い。
例えばカロッツェリアの多彩なカーナビゲーション機能にも、この考え方が根付いています。この考え方の原点ともいえるのが、1987年に結成された「プロジェクト90」でした。車の中でCDを聴くことが一般化しつつあった当時、クルマの標準装備としてCDプレーヤーを搭載するクルマメーカーが急増。このままでは、市販カーエレクトロニクス市場が縮小し、カーライフの進化が止まってしまうのではないか。そういった危機感から、「90年代のカーエレクトロニクス像」の構築をテーマとし、技術、研究所、デザイン、企画など部門を横断したプロジェクトチームが結成されました。
“市販にしかできない、新しいことをやろう”という意気込みで始まった「プロジェクト90」。
「限られたクルマのスペースに、未来のクルマから切り取ってきたような夢の道具を入れてあげたい。市販ならではの新しいカーライフを実現するには、この世界が必要だ。そのためには、まだ誰も手にしていない、触るだけでワクワクするような、そして大切な人とのかけがえのないひとときを盛り上げてくれる道具でなければならない。」
そこで生まれたのが、Audio-Visual-Information-Communicationの4つを統合した、総合情報エンタテインメントツールという概念でした。
しかし、当時、技術として確立しているのはAudioだけ。
その他のVisual・Information・Communicationについては未知の世界でした。型にはまらない自由なアイデアが飛び交う中で出てきたのが、“画面上の地図に自分が走った軌跡を表示することができれば、それを辿ってどこからでも家に帰れるんじゃないか”というもの。技術的にも実用性という意味でも、ゼロからのスタートでしたが、むしろプロジェクトメンバーはそこに魅力を感じ、“とにかくそれでやってみよう”と開発を始めたのです。
”カーナビ”という新たな価値を創造した、 世界初の市販GPSカーナビゲーション 「AVIC-1」。
チームが動き始めてまもなく、最先端技術の研究開発を行うパイオニア総合研究所から“すごいものがある”と話が持ち込まれました。それは今では広く知られている衛星測位システム「GPS(グローバル・ポジショニング・システム」。つまり、自分が今いる場所を衛星によって測位し、地図と重ね合わせることで現在地点の表示や道案内ができるというものでした。今では一般的となったカーナビゲーションはここからスタートしたのです。そしてわずか3年後の1990年、市販では世界初となるGPSカーナビゲーションが誕生。その製品型番は、Audio-Visual-Information-Communicationの頭文字をとって「AVIC-1」と名付けられました。
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すべては、“今”を超えるために。
「他の人が持っていないものを持つ喜びや、楽しいドライブのひとときを味わってもらいたい。」というカロッツェリアのカーライフ創造への想い。 カロッツェリアは、「AVIC-1」の発売から17年、究極のAudio-Visual-Information-Communicationの統合実現を目指し、カーナビゲーションの研究開発を行ってきました。 AudioとVisualにおける新たな価値を生み出した機能としてDVDビデオ対応、車載専用地上デジタルTVチューナー対応や「ミュージックサーバー」などがあります。iPodも普及していなかった2001年、カーナビのHDDに音楽を貯め、クルマで大量の楽曲を楽しむという「ミュージックサーバー」は、クルマでの音楽リスニングスタイルを大きく変えました。
カーライフの未来を創り出してきたカロッツェリアの歴代カーナビゲーション。
「ミュージックサーバー」画面
また、地上デジタル放送やDVDビデオなどの最新デジタルメディアに対応する機能では、ただ単に“美しく見ることができる”というだけではなく、「オートタイムアライメント&オートイコライザー」によりDVDソフトに表現された作者の想いまでもリアルに再現。あたかも映画館にいるような“音質”だけではなく“音場”をも味わうカーライフを可能にしました。
Informationにおいても、飛躍的な進化を遂げています。必要なときに最新の天気予報を取得できるだけでなく、その天気情報をカーナビゲーションにある渋滞予測にも反映させる「ウェザーライブ」や、どこの駐車場が空いているか手軽に把握できる「駐車場満空情報」など、携帯電話を通じて“クルマにいながらにして最新のドライブ情報とつながる”ことを叶えました。これによって目的地までのスムーズなドライブが実現されました。
「ウェザーライブ」画面例
    「駐車場満空情報」画面例
クルマ同士で渋滞情報などを共有する、 先進のITSを実現した「スマートループ」。
そして、Communication。カーナビゲーションではこれまで、あらかじめ搭載されたメーカー知に基づく情報のみを活用していました。しかし、2007年に本格始動したスマートループは、ドライバーひとりひとりの知をみんなで共有するというカーナビゲーションの第3世代への進化とも言うべき世界をクルマで実現しました。スマートループがもたらす「渋滞情報」や「地点情報」、さらに「スマートループ ドットログ」によるドライブ経験の共有が実現することで、いつでも、どこでも、誰とでもつながるカーライフへスマートループはドライブに無限の可能性をもたらし続けています。
「神秘的な海を泳ぐイルカたち」「遥か上空から見下ろす雄大な遺跡」をテーマにしたメインユニット、「DEH-P7700」のムービー。

一歩先の新しい価値を提案し続け、カーライフを創造すること。
その想いは、常識にとらわれない発想と高い技術力で生み出されたカロッツェリアのすべての機能に息づいています。
誰も見たことのないカーライフを創り出すために。カロッツェリアはこれからも走り続けていきます。


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