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カロッツェリアトップ　>　カロッツェリアX　>　第8回カーサウンドコンテスト

	カーシアターを成功させる秘訣は、なんと言ってもスピーカーのレイアウトがポイントになります。車室内のどの位置に、どのような角度で取り付けるか。中でも、拡がり感を演出すためにトゥイーターの取り付け角度の決定には特に気を遣います。当然、安全面にも配慮した、強度を保った取り付けが要求されますから、ショップとしての腕の見せ所です。音のチューニングに関しても、オーディオ再生に的を絞ったクルマと、シアターのサラウンド再生をメインにしたクルマでは違うものになりますから、それぞれの用途に応じて特別な配慮が必要でしょう。
カーシアターの再生で最も重要といえる各スピーカーの音色的な統一をはかり、音場的なつながりのよさを得るために、スピーカーはすべてカロッツェリアのRSシリーズの2ウェイシステム、TS-T1RSトゥイーターとTS-M1RSミッドバスで構成しています。さらに車室内で大画面の迫力を味わっていただこうと、前席の後方に32インチの大型モニターを設置して、ホームシアターにも見劣りしない最高の画質、音質を実現しています。シアターならではの迫力を体感していただけるよう、映像と一体となった現 実音の効果的な再現にも配慮しています。課題DVDの「パイレーツ・オブ・カリビアン」の牢屋の窮屈な感じや波の音の再現などには特に気をつけました。 　 7型ワイド画面のモニターを内蔵しDVD再生にも対応したカロッツェリアAVH-P9DVAをセンターユニットとして採用、ダッシュボードセンターに取り付け。 　 　 リアの特等席のために32インチのモニターを設置。左右、センターともカロッツェリアTS-T1RSとTS-M1RSの2ウェイユニットを贅沢に使ったシステム。 　 　 車室最後部にはサブウーファーのカロッツェリアTS-W1RSのためのエンクロージャーを兼ねたアンプボックスが造り込まれている。 　 　 　 テキスト　黛　健司

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