ハイエースは元々がシンプルなクルマなので、カスタムするオーナーさんも多く、アフターパーツも豊富に存在しドレスアップが楽しみの一つにもなっています。今回、サウンドエクスペリエンスカーは音をいかによい環境で試聴できるのかというのが大命題ですが、カロッツェリアのデモカーでもあるので、それに相応しいドレスアップも施してみることにしました。
まず外装ですが、エアロパーツはユーロスタイルで圧倒的な人気を誇る「ヴァルド インターナショナル」の200系ハイエース用EXECUTIVE LINEフロントスポイラー、サイドステップ、リヤバンパー、フロントグリルカバー、LEDアダプターを装着。
タイヤは、ハイエースの車検対応18インチで話題のトーヨータイヤ「TOYO H20」。おなじみのファイヤーパターンのカッコ良さはもちろん、試聴室のビビり防止のために無垢板やMDFの多用により、かなりの重量になった車体もガッチリ支えてくれます。またアルミホイールはホットスタッフコーポレーションの2016年最新モデルで、200系ハイエース専用デザインの「マッドクロス ブレイカーXS6」18インチ。このホイールはメーカー様のご好意で、実は18インチでは設定されていないパールホワイト&ブラックに特別に塗装して頂いた一品モノです!
さらに試聴室の重低音による揺れや振動を防いで、しかも走行性と外観のカッコ良さも兼ね備えたリムコーポレーションのサスペンションキット「RimxRANCHO RS7000MT Kタイプ」を装着。3.8cmのローダウンサスですが、先述の通り相当な車重のためもう少し下がっているかもしれません。でもハンドルを切ったときにタイヤがフェンダー部分に干渉しないよう調整されてます。
さらにさらにこんなカスタムまで。ベースとなるハイエースは、スーパーハイルーフという救急車やキャンピングカー用途のグレードであるためあまり市場に出回っておらずまた納期の関係上、前期モデルの3型タイプでした。そこで今回は思い切って現行の4型フェースに換装することに…!いわゆる顔面丸ごと移植。印象がガラリと変わりました。
外装もバッチリ決まって、周りから眺めてみているとあまりのボディーの大きさとホワイトの面積の広さゆえなのですが白壁みたいでなんとなく寂しいような……。そこも完成までには検討し、レポートいたします!