試聴室の制作過程から少しそれますが、キャンピングカーと聞くと「部屋ごと移動しています!」といった専用車を思い浮かべますよね。でも、今どきのキャンピングカーは軽自動車やワンボックスカーをベースにした、外見ではキャンピングカーとわからないような車両が増えているそうです。
キャンパー鹿児島にはハイエースをベースにしたキャンピングカーがずらりと並んでいて、その車室内のどれもが、まるで家のリビングを思わせる見事な造り。スタッフ一同驚きです。
試聴室としては、“音を聴くことに集中できる”心地良さも大切です。華やかさよりも落ち着き。例えば、部屋のトーンは暖色系であったり、照明も明るすぎない間接照明といったように、車室内装飾を考える工程は、本当に家をつくるような感じです。