パイオニアのテクノロジーDNA
パイオニアは、1938年の創業以来、音や光などの技術を活用し
数多くの世界初、業界初の製品やサービスをお客様へ提供してきました。
技術の進歩により、移動するときに人が受け取る情報は増え続け、
また人々の価値観、生活スタイルも多様化しています。
私たちは、お客様一人ひとりに寄り添う
製品やサービスを提供するための先行技術開発を行っています。
お客様に新たな価値と感動を提供することで、未来の移動体験を創出していきます。
多様化する社会環境に対応し、
モビリティを軸として新たな体験価値を提供する
次世代プロダクト、ソリューションの開発
長年培ってきた車載向けサウンド、インフォテインメントをはじめとする強みの技術を次世代車両に対応させるとともに、
モビリティに最適化した独自のAIを開発・活用し、未来の移動体験をより安心で快適に実現する次世代HMI※を開発します。
※ HMI(Human Machine Interface): 人間と機械が情報をやり取りするための手段や、そのための装置やソフトウェアなどの総称です。
当社の強みである、高品質で信頼性の高いハードウェア設計プロセスと車載サウンド、マルチメディア関連の技術・ノウハウを活かして、CASE時代の車両に求められるグローバル標準OS、通信・セキュリティ機能、各種AIを実装し、SoC・ペリフェラルのスケーラビリティを備えたIVIプラットフォームとソフトウェアソリューションの開発を進めています。
※ IVI(In-Vehicle Infotainment) :運転手や同乗者が必要とするインフォメーションやエンターテインメントを提供する車載システムの総称です。
車載ハードウェアに適したAIモデルの小型化やファインチューニング等による性能向上など、モビリティに最適化したAIを独自に開発しています。
また、これまで蓄積してきた走行ルートや交通情報、地図情報などの膨大なデジタルデータをもとに、LLM(大規模言語モデル)、SLM(小規模言語モデル)やRAG(検索拡張生成)などの最新技術を活用した、
一人ひとりに最適な提案を行うモビリティエージェントAIの開発も進めています。
騒音の多い車室内環境に適した独自の音声技術と高度化する生成AI技術を活用し、
さまざまな情報の確認や機器の操作を快適に行える、音声を中心とした対話型HMIの実現を目指しています。
さらに、車載システムにつながるセンサー情報などから走行環境やユーザーの状況を把握し、
必要な情報を最適なタイミングと手段で提供するマルチモーダルインターフェースの開発に取り組んでいます。