【DM for Archive対応BD-R IPS-BD11Jシリーズ】100年以上の長期保存が可能なISO/IEC 18630、JIS X6257準拠ブルーレイディスク

パイオニア製ブルーレイドライブ動作確認済みの安心品質
100年以上の長期保存が可能なISO/IEC 18630、JIS X6257準拠ディスク

本製品は、長期保存に適した独自の記録膜を採用し、厳格な品質管理とパイオニア製ブルーレイドライブで動作確認を実施した、安定した記録品質のブルーレイディスクです。

さらにDM for Archive対応ドライブとの組み合わせで、ISO/IEC 18630、JIS X6257規格に準拠した長期保存に必要な高品質記録が可能なため、法定文書をはじめとする大切なデータの保存に最適です。

法定保存文書例:
会計帳簿、取引証憑、決算書類、源泉徴収関連書類、株主総会等会議議事録、税務関連書類、人事関連書類など

法定文書の保存に最適 100年以上の長期保存※が可能なJIS X6257準拠モデル

  • ※ISO/IEC 16963準拠の寿命推定試験において、100年以上の推定寿命が確認されております。

ISO/IEC 18630、JIS X6257(長期データ保存用光ディスクの品質判別方法及び長期保存システムの運用方法)に準拠

ISO/IEC 18630、JIS X6257は、光ディスク媒体および光ディスクドライブを適切に使用して長期間デジタルデータを保存するための光ディスクの品質判別方法およびデータの長期保存システムの運用方法が規定されています。
データ保存システムユーザーは、この規格によって情報保存用の追記型(レコーダブル)光ディスクを使用する保存システムを構築できます。
本製品はDM for Archiveに対応したドライブ、専用ライティングアプリ「DM Archiver」を使用し記録することで、ISO/IEC 18630、JIS X6257規格に準拠しています。

JIS X6257(長期データ保存用光ディスクの品質判別方法及び長期保存システムの運用方法)の詳細はこちら

JIIMA認証(アーカイブ用光ディスク認証)を取得

アーカイブ用光ディスク製品認証制度は、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が、アーカイブ用光ディスク製品の品質の高さを認証する制度です。この認証を取得した製品を使うことで高品質な光ディスクによる長期保存が期待できます。
本製品はDM for Archive対応ドライブとの組み合わせで、JIIMA認証を取得しています。
認証を受けたディスクとドライブの組み合わせで、ディスクに記録したときの品質は、JIS X6257 の規定で定める「良好な状態」を満足します。また、ディスクはISO/IEC 16963 準拠の寿命試験で推定寿命が100 年以上あることとしています。
アーカイブ用光ディスク製品として認証した製品には、下記のようなロゴの表示を認めています。

JIIMAアーカイブ用光ディスク製品認証制度の詳細はこちら

JIIMAアーカイブ用光ディスク製品認証ロゴ

JIIMAアーカイブ用光ディスク製品認証ロゴ

※JIIMA認証ロゴは公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会によりライセンスされています。

DM(Defect Management) for Archive対応ディスク

DM(Defect Management) for Archive対応

代替記録 (イメージ)

DM for Archiveとは、ブルーレイに標準搭載された代替処理機能(DM) をISO/IEC 18630、JIS X6257に準拠するレベルに引き上げることで、対応ディスクにおいて100年以上のデータ長期保存を可能にした仕組みのことです。DM for Archive記録時は“記録”と“記録品質確認”を一連の動作で実行します。この記録品質確認で、ISO/IEC 18630、JIS X6257の品質基準を満たさないと判断した場合、予め確保しておいた代替エリアに代替記録されます。この代替記録により、ISO/IEC 18630、JIS X6257に準拠する記録を確実なものとしています。

DM for Archiveに対応したディスクに、DM for Archive対応ドライブで専用ライティングアプリ「DM Archiver」を使用して記録することで、ISO/IEC 18630、JIS X6257規格に準拠した高品質記録が容易に実現できます。
DM for Archiveに対応したディスクとドライブには下記のようなロゴマークが表示されます。

DM for Archive対応製品の詳細はこちら

DM for ArchiveによるJIS X6257規格準拠

DM for ArchiveによるISO/IEC 18630、JIS X6257規格準拠

DM for Archiveロゴ

DM for Archiveロゴ

  • ※ISO/IEC 16963準拠の寿命推定試験において、100年以上の推定寿命が確認されております。

データの長期保存ならブルーレイディスクが低コスト

データの保存先として利用されることの多いHDDやクラウドサービスですが、HDDは衝撃や磁気、振動に弱いという特性があり、保存寿命は3年~4年とされています。そのためHDDでバックアップする場合はもう1台用意し、ミラーリングによるバックアップをしたうえで、4年おきにHDDを買い替えてデータ移行する必要があります(データマイグレーション)。クラウドサービスであればバックアップやマイグレーションは不要ですが、継続した費用が発生します。またサービス料金や容量などが変更になる可能性もあります。一方ブルーレイディスク、中でもDM for Archive対応BD-Rは100年以上の推定寿命が確認されており、マイグレーションや継続した費用は発生しません。
そのためブルーレイディスク、とくにDM for Archive対応ディスクはデータを長期保存する際に低コストでおすすめです。

ブルーレイディスク
DM for Archive対応
クラウドサービス 外付けハードディスク
初期費用 必要 不要 必要
継続費用 不要 月額費用発生 定期的に交換が必要
寿命
100年以上※1

サービス終了まで

3~4年程度※2
パイオニア作成(2023年7月時点)
  • ※1:国際規格 ISO/IEC 16963 基準による寿命推定試験結果より
  • ※2:出典(IDEMA Japan News)

長期保存に適した独自の記録膜

独自の金属窒化物記録膜 Metal Ablative Recording Layer (MABL) を採用。溶融 (ablation) 方式で記録マーク形成するため、既存の相変化系材料より安定で、長期保存に適しています。また、溶融記録は不可逆性のため、真の追記性を有しており、データ改ざんは原理的に不可能となります。

記録層の電子顕微鏡写真

記録層の電子顕微鏡写真

厳格な品質管理

本製品は、通常のブルーレイディスクより厳しい検査基準を用いて欠陥やサーボ検査を全数行う事で厳格な品質管理を行っています。
また、寿命推定試験結果に基づいた検査基準で全ロット加速試験を行い合格したディスクのみを出荷することで、データ再生不良が発生する確率を低減しています。