カーナビに求められる真に美しく見やすい地図は、単に紙地図を電子化するだけでは到達できません。カロッツェリアは「カーナビならではの見やすい地図」を目指すという考えの基、瞬間的に判断できる見やすさと、すぐに把握できる実用性の高さとともに、美しさ、そしてエンタテインメント性を追求しつづけてきました。これらカロッツェリアならではのこだわりから生まれた徹底的なチューニングの歴史は、幅広い人にとっての美しく見やすい地図をもたらしているのです。

運転中は クルマや歩行者等、常に周囲への注意が欠かせません。この環境で使用するカーナビの基本となる地図には、瞬時に判断できる見やすさと、必要な情報がすぐに把握できる実用性が求められます。カロッツェリアは、美しいデザインと感性に響くエンタテインメント性をも視野に入れながら、理想の地図づくりを追求しています。

たとえば文字色と背景になっている色ひとつをとっても、その視認性は組合わせにより大きく変化します。カロッツェリアはこれら地図を構成する様々な部分について、それぞれの色、位置、大きさ等をきめ細かく研究。数えきれないほどの試行錯誤の繰り返しと、長年培ってきた独自のノウハウを基にし、あらゆるドライバーが見やすいユニバーサルデザインを目指しました。

細部に渡って駆使された独自の地図描画テクノロジーが、美しく瞬時に判断できる見やすい地図の実現をサポートしています。

色の境界部分に豊富な中間色を使うアンチエイリアスにより、より滑らかな表現を実現します。

32,000の色数を誇る色パレットを採用。豊かな色彩がリアリティーあふれる地図を生み出します。

2Dから3Dへの地図の切換え時も滑らかな表示を維持し、遠近感あふれる優れた3D表現を実現します。

▲パースペクティブのイメージ

優れた透過処理能力により、道路・注記等の情報を重ねて表示する際にも視認性に優れた表現を行います。スカイビュー時の立体ビルの表現や立体ランドマーク等、通常では見にくくなる地図も視認性を損なうことなく描画します。

描画処理専用のGDCを搭載。GDC内で描画の座標変換を行うことにより、描画処理の高速化と高品位化を実現します。