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リアルタイムプローブを活用した「スマートループ渋滞情報(VICSエリア外のリアルタイムな渋滞データ+毎日更新されるVICSエリア外の渋滞予測データ+オンデマンドVICS)」や、あらかじめHDDに収録された「渋滞予測データ(VICSエリア外も含む)」のほか、ウェザーライブを反映した「渋滞予測データ(天候による交通の変化を考慮)」を統合的かつ最適に活用しルート探索に反映することで、より正確な所要時間を算出していきます。 |
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スマートループ渋滞情報 |
リアルタイムプローブでサイバーナビと楽ナビユーザーから寄せられるリアルタイムな渋滞情報により、VICSが配信されていない道路も幅広くカバー。すべての渋滞情報を集約・最適化し「スマートループ渋滞情報」として約10分ごとに配信します。また、渋滞予測データはHDD内にストレージされている固定的なデータが一般的ですが、「スマートループ渋滞情報」は予測データを毎日更新。その精度は格段に高く、走行地点から30km四方の様々な道路の所要時間を正確に把握し、渋滞をより確実に避けることができます。 |
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▲スマートループ渋滞情報取得イメージ(手動) |
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■ 通常のVICSに比べ、約5倍※近い約33万kmの渋滞情報が取得可能 |
リアルタイムプローブと蓄積型プローブのハイブリッドプローブにより、全国のユーザーから提供される情報を共有することで、通常のVICS情報提供エリア外の渋滞情報をカバーすることができます。
※ 通常VICS でルート案内に必要な交通情報が提供されている区間は、全国で約7万km程度。スマートループにより情報が収集可能な区間は約33万kmで、約5倍。最大約26万kmの情報を補います(パイオニア調べ)。 |
※イラストはイメージです。 |
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■ 「スマートループ渋滞情報」、それはかつてない有用な渋滞情報 |
スマートループで配信される「スマートループ渋滞情報」は、リアルタイムプローブで寄せられた「サイバーナビ/楽ナビユーザーから提供された過去1時間の渋滞情報」、リアルタイムプローブ(1回あたり最大約50km分のアップロードが可能)と蓄積型プローブ(1回あたり最大約1,000km分の蓄積アップロードが可能)で寄せられた「過去90日間の情報を基にした毎日更新される渋滞予測データ」、さらに「リンク旅行時間(所要時間)を含むより広範囲なエリアのVICS情報が得られるオンデマンドVICS」を統合・最適化し、約10分ごとに配信されます。たとえリアルタイムプローブの情報が少ない場合でも、毎日更新される渋滞予測データや所要時間を含んだより広範囲なVICS情報によって、非常に有用な情報としてドライブに活用できます。
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■ 比較的安価な料金で利用可能
リアルタイムプローブは、携帯電話のパケット通信機能を使ったシステムです。お客様の利用頻度によって自動での取得はもちろんのこと、自分が必要なときにだけ使うことができる手動での取得も可能です。また、送受信される情報はデータ圧縮技術により、お客様の料金負担は比較的軽減されています。 |
携帯電話料金例※1
1回あたり最大で約599パケット【約11.98円※1】
自動取得設定(約1 0分に1回)を常時有効にし、一般道のみ(停車を含めて平均時速30km/hに相当)を走行した場合
●都心では1回あたり平均約273パケット使用【1ヶ月料金約1,091.89円※2】
●郊外では1回あたり平均約94パケット使用【1ヶ月料金約375.96円※2】
※1 上記金額はあくまで目安となります。渋滞状況あるいはご契約携帯事業者やプランによって、金額は異なります。また、パケット定額制でご利用できるサービスとは異なります。ご注意ください。
※2 NTT DoCoMo パケホーダイ料金(0.02 円/1 パケット※1)にお申し込みの場合で換算。(2007年4月現在、パイオニア調べ) |
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■ FM VICSとビーコンの優位性を兼ね備えたオンデマンドVICS
FM VICSやビーコンなど通常のVICSでは取得しきれない広域エリアにわたるリンク旅行時間(渋滞・順調箇所を通過するのに必要な時間)を含む渋滞情報を携帯電話の通信機能で配信するオンデマンドVICS。スマートループ渋滞情報は、このオンデマンド VICSの情報も活用しています。 |
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質・量ともに充実していく「渋滞予測データ」 |
サイバーナビの渋滞対応力は今現在の渋滞情報を把握するだけではありません。HDDにあらかじめ収録された「渋滞予測データ」は、蓄積された膨大な渋滞情報を基に、季節・曜日・大型連休・3連休・時刻・天気を基準に統計処理しデータ化したもの。これにより、リアルタイムプローブを接続しない場合でも渋滞を一定レベルで予測することができます。さらに「蓄積型プローブ」によって過去にユーザーから提供された情報も統計処理を行い、収録。しかもVICSエリア内だけでなく、VICSエリア外の情報も含まれているため、従来と比べて範囲が拡充されています。これらの「渋滞予測データ」はルート探索時にも考慮されるほか、日時や天候などを指定することでその条件で予測される渋滞情報を地図上で表示・確認することができます。 |
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※ 渋滞予測機能の情報はインクリメントP株式会社からの提供です。スクロール時には、カーソル周辺における指定時刻の渋滞予測を見ることができます。
※ 渋滞予測に利用した過去の道路交通情報データおよびオンデマンドVICSの道路交通情報データは、財団法人日本道路交通情報センターから提供されます。また、データ作成には、財団法人道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)の技術が用いられています。 |
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一切渋滞データのない道路においても、通過する「道路種別」「道路幅」「信号の有無」「踏切の有無」「交差点の形状」「ボトルネック踏切データ」などを地図データに収録。さらにより広範囲な道路区間においても目安となる所要時間を算出していきます。 |
踏切の交通量までも考慮する「ボトルネック踏切」 |
朝の通勤ラッシュ時など、なかなか開かない踏切はイライラするもの。サイバーナビは「ボトルネック踏切」データを収録し、特に混雑する7:00〜9:00の時間帯に踏切を通過する場合は、その時点の交通量までも加味してルートに反映。正確な所要時間を把握できるからこそ実現可能な機能です。 |
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▲ボトルネック踏切画面表示例 |
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※ボトルネック踏切とは、国土交通省によると、最も踏切による遮断時間が長いピーク時に1時間あたりの踏切の遮断時間が40分以上、または、1日あたりの踏切交通遮断量(1日あたりに踏切を通過する交通量に、1日あたりの踏切の遮断時間を乗じた値)が5万台を越える踏切を「ボトルネック踏切」と定義されています。
※渋滞予測探索でない場合でも、探索開始時間(7:00〜9:00)を考慮します。 |
信号の多さや道幅の違いまで、道路形状を考慮 |
渋滞情報の取得できない道路においては、地図情報を基にして「種別」「幅」「信号機の有無」「踏切の有無」「交差点の形状」などを考慮し、所要時間を推測。「信号が多い繁華街では頻繁に信号待ちに遭遇する」「商店街の狭い通りを通過するのは時間がかかる」といった、誰もが感覚的に理解していることを、所要時間に置き換えてルート探索に反映します。 |
▲道路形状や信号などを収録 |
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交通規制情報を考慮 |
時間や曜日によって異なる一方通行や進入禁止、右・左折禁止などの交通規制データを加味してルートを考慮。また一方通行や進入禁止など、地図上で交通規制を確認することもできます。 |
▲一方通行表示画面例 |
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※ルート探索では交通規制情報を考慮して自動的にルート/音声案内が設定されますが、状況により実際の交通規制と異なる場合があります。また、登録道ルート部分は、交通規制情報を考慮しません。運転の際は実際の道路標識に従ってください。
※交通規制データ:2005年4月現在のデータに基づき作成。 |