「音」でつながる様々なコラボレーションの
事例を紹介いたします。
2019年3月30日に八王子の都立長沼公園と月舞台をベースに、ネイチャーサウンドアーティストのジョー奥田氏をお招きして、フィールド・レコーディングのワークショップを開催しました。日本サウンドスケープ協会のワーキンググループ「自然のひびきを聴く会」との協働で、参加者と共に森を歩きながら自然の音に耳を傾け、レクチャーを受けて実際に収録を行いました。月舞台ではジョーさんの今までの作品を聴きながら、その手法や世界観など貴重なお話を伺うことができました。
1999年に始まった、世界各地へ「音を楽しむ旅」へ出かけるプロジェクト。Bumとは何かを探しながら放浪する旅をさす言葉。この旅で収録された音源を聴くことができます。
東京大学が「インターネットの先にある本物の自然」をコンセプトに、全国8地点のライブモニタリング情報を基に進める研究プロジェクト。Sound Lab.では「森の今と音でつながる」をキーワードに、ライブマイクに特化したポータルを開設。
福井県安全環境部が運営する、福井県内の様々な音を紹介するサイト。Sound Lab. / Global Soundsを使って投稿された音のアーカイブや、音風景物語作文コンテスト、ワークショップなど、音を通じて環境を考える活動を続けている。2018年度に「ふくいふるさとの音風景50選」を策定。
サウンドスケープ(音の風景)の概念を提唱したカナダの現代音楽作曲家 、マリー・シェーファーの誕生日 7月18日は「World Listening Day」として、毎年世界中で様々な音の催しが行われています。Sound Lab. / Global Soundsでは、毎年この日に世界中で収録された音を募集しています。またTokyo Phonographers Unionの記念イヴェントにも参加しています。
2016年6月東京大学・柏キャンパスにて開催された国際的なキックオフミーティング。「Sense of Globe・全球感覚」の名のもと、分野横断的、多岐にわたるスピーカーによる2日間のプレゼンテーション。Sound Lab.ではCyberforestのアーカイブからチョイスした自然音と和楽器によるライブコンサートで参加。
2015年5月、東京で行われた「九州観光素材・商品説明会」においてJR九州のプレゼンテーションのために制作された映像。写真とサウンドスケープ音源だけで構成した静止動画で、長崎と熊本の旅のスポットを紹介しています。
2014年10月、日経本社のメディアウォールを使って開催された、アーティスト・フランシス真悟氏の映像作品展示において、枯山水サラウンディングのプロデュースによるSound Lab.の音源を使った音響作品が一体となって公開されました。
2014年3月東京大学・駒場キャンパスで行われたシンポジウム。「サイバーフォレストの外縁」「ナチュラリストとデジタリストの邂逅」「インターネット森林観察サイトの構築と運用試験」をテーマに研究成果報告。Sound Lab.では「サウンドアーカイブの活用事例紹介」と「Soundscape × DJ」のセッションで参加。
2012年、2013年、Sound Lab. & steteco.comのスタッフが「夏の思い出」と題して音源収録ロケを敢行、山形県最上地方のブナ林や、伊豆諸島の式根島・新島で収録した自然音をsteteco.comのサイト上で公開。
2008年〜2013年の5年間にわたり、音を兼題として俳句を作り、投句していただくWeb上の句会を催しました。毎月アップされるお題の音を聞き、何の音かを考え、そこから様々に想像を膨らませ句を読むスタイル。選者に俳人の夏井いつき先生をお迎えして、毎月つぼみから始まり月末に最優秀の満開まで選評していただきました。