私たちデザイン部は、人事部と連携し、大塚地域活動センターにて「移動に困る人のための音声ナビを考えよう ~使う人の気持ちを考えて作る『UXデザイン』を学ぶワークショップ~」を開催しました。様々な手法や考え方が存在するUXデザインの中でも、「使う人の気持ちを考え、それに基づいて作り、実際に試してみる」という重要な部分を体験してもらいました。
ワークを始める前に「UXデザイン」についての説明を行ったほか、高齢者や視覚障がい者など移動に困る人の気持ちを理解すべく、点字ブロックや白杖を使った歩行を体験してもらいました。
ターゲットユーザーの「出かける時の困りごと」と「嬉しい道や案内」を子供たちに考えてもらいました。
これに基づいて音声ナビを考えることで、ユーザーの体験を向上することができます。
最適なルートや音声案内の内容はユーザーの特徴によって異なります。ユーザーの気持ちになって、実際にどんな道案内が良いか、地図や道路の映像を見ながら考えてもらいました。
子供たちが考えた案内音声で目的地まで着くことが出来るのかを試すため、路上にいるメンバーに会場から遠隔で音声でアナウンスを行いました。うまくいかないこともありますが失敗ではありません。これを改善し、何度も実践を行うことで製品をより良いものにすることができます。
音声ナビの実践では、NP1のドライブコール機能を使ってワークを進めました。また、休み時間には、子供たちがNP1に話しかけて遊ぶなど、微笑ましい場面も...
大塚地域活動センターをはじめ、ご協力いただきました皆様、大変ありがとうございました。参加した小学生からは、「立場の違う人になって考えてみる良い経験になったと思う」「いつもは考えないこと(いつもはやってもらう側)をやってみたことで、新たな発見をした。楽しかった!」といった声が聞かれました。
デザイン部は、このような教育支援活動を行うことで企業価値の向上に努めています。
文京区教育センターにて第2回目のワークショップを開催しました。