私たちデザイン部は、産学連携によるデザイン開発活動を通じ、
そこから生まれる新価値の発見と創造を推進しつつ、
自らのデザイン開発力向上と将来のデザイナー人材の育成に積極的に取り組んでいます。
「音と光の未来」多摩美術大学×パイオニア
2020年の “おとかち” “ひかりかち”
パイオニアは「より多くの人と、感動を」を企業理念とし、
1980年代には「音と光の未来を開く」をスローガンに、
さまざまな商品を提案してきた。
そして、新素材の開発や技術の革新が盛んな今、
改めて2020年を想定した 「音と光の未来」をテーマに
新しい未来価値を産学共同研究により創造していく。
多摩美術大学にて学生、インハウスデザイナー、プランナーらとの顔合わせと、
プロジェクトテーマの説明。
インハウスデザイナーやプランナーを交えたワークショップにより、
発想法やアイデア展開のためのトレーニングを実施。
「おとかち」「ひかりかち」それぞれ3チームに別れ、テーマ別のリサーチ活動を進め、
リサーチした内容をチームごとにプレゼンし、全員が情報を共有化。
リサーチ結果を踏まえた学生個人によるアイデア展開を、最終提案に向けて
プロの視点を交えたチェックとアドバイスによりブラッシュアップ。
パイオニア本社にて研究開発部門や関連事業部門など、70名以上の出席者に向けて、
各コンセプトボード、モックアップの展示と最終プレゼンテーションを実施。
数多くの魅力的な提案の中から、関係者の審査の結果、
最優秀賞を含めた4賞を選出。
3ヶ月のプロジェクトを通じて多くの学生と密にコミュニケーションを図り、未来の価値について深く語り合い、
お互いのアイデアや想像力を磨き、充実した一体感や達成感を共有し、全行程を終了。