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シェープされた端正なフォルム、美しさと操作性が際立つメニューデザイン。美しく操ることに、とことんこだわったデザイン・スピリットに迫る。
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▲クールでモダンな印象の外観
「楽ナビ」は幅広いお客さまにお使いいただきたいという願いがあったものですから、どのようなインテリアのクルマにもしっくりとなじむ「ニュートラル」なデザインを目指しました。「ニュートラル」イコール「無個性」ということではなく、クルマの中で「楽ナビだ」という主張はしないけれど、洗練された美しさのある、まわりのインテリアを引き立てる、クールでモダンな造型にしたいと考えました。「エッジ」の効いたラインと緩やかな「アール」を基調にした造型に、グリル部のキーレイアウトやキーのサイズや色など、楽ナビらしい使いやすさも考慮して、かなり試行錯誤しましたね。 |
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これまでの楽ナビは、左右に操作キーをレイアウトしていましたが、新しいHDD楽ナビはモニターを大きくするのに伴って、グリル下部にキーを配置しました。キーサイズは、スペースの点からいって小さくせざるをえなかったのですが、左右に配置したものに較べ、指が画面を横切ることなく、操作できるようになりました。また、出っ張り加減を工夫したり、キーに傾斜を付けたり、指への引っ掛かりをよくするために凹をつけたり、ボリュームキーのように、頻繁に使うものはサイズを少し大きくしたりして、小ささが使いにくさに繋がらないようにしています。それと、ドライバーの位置から画面が見やすいように、右側のグリルの角度を斜めにしたり、細かなところにも工夫をほどこしています。ただし、そのことでデザインに影響がでないよう、バランスをとりました。イルミ点灯時のキーのカラーもいろいろ試してみた結果、楽ナビらしさが感じられる黄色になりました。
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▲フラットな装着感(AVIC-HRZ09)
そうですね。ダッシュボードにきれいに収めるために、現行の楽ナビに較べて10mmほど本体を引っ込めたのです。ただ、ダッシュボード内の奥行きには限りがありますし、中に入るパーツ類が減っているわけではないので、けっこう大変でしたね。
※対応機種 AVIC-HRZ09K/HRZ09/HRZ08 |
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▲モニターをカンタンに取り外せるデタッチ機構(AVIC-HRV02)
はい。モニターは業界最高水準の薄型設計で、スマートでスタイリッシュなデザインを実現しました。また、モニター本体をカンタンに取り外せるデタッチ機構や取付け自由度の高いモニター取付キットも採用しました。視界を妨げない安全性と取付上のかっこよさといった要素をすべて満たすことができた自信作(笑)です。 |
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「クール」で「モダン」なデザインにしようという意図はありましたね。クールにこだわって行くうちに、画面デザイン全体を黒基調にしようかと考えた時期もあったのですが、そこまでいくと「楽ナビ」らしくない(笑)ということになって。「楽ナビ」にはやさしさや楽しさも残そうというということになり、モノトーンを基調にした、すっきりとしたアイコンとカラーリングにしました。
楽ナビの一番の特長は操作がしやすい、ということなので、ドライバーが瞬時に認知して、操作に移れるよう、タッチキーのデザインや配置、アイコンのデザインやサイズなどを、吟味した上でデザイン化しました。お出かけメニューやAVソースメニュー画面がそのいい例だと思います。また、「ビュー」タッチキーや「メニュー」タッチキーの位置を固定化することで、ドライバーがタッチキーを探して操作を迷うことがないよう、レイアウトしました。あらゆる人に快適にお使いいただける、ユニバーサルデザインを基本に考えました。
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「楽ナビ」は1日のドライブのはじまりから終わりまでを「お出かけ」「渋滞」「周辺」「お帰り」のこの4つのキーに代表させています。出かけようと思ったら、「お出かけ」キーを押し、どこかに立寄りたくなったら「周辺」を、渋滞が心配なら「渋滞」キー押せばいいというように、とにかくカンタンにカーナビが操作できる、それが「楽ナビ」なんです。そのカンタン操作のシンボルが「お出かけ」キーでして。グリル下部中央に置き、電源を入れるとゆっくり3回点滅し、ナビゲーション操作への誘導を促すと同時に、快適なドライブのはじまりを予感させる要素もデザインに取り入れています。
▲リモコンに効果的に配置された4つのキー |
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ありがとうございました。次回は、「多彩なAV機能と先進の情報ネットワーク」についてお聞きします。
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