今やカーナビでもあたり前となった「地デジ」。サイバーナビに内蔵された地上デジタルTVチューナーが目指すのは、クルマという移動が伴う状況での安定受信ばかりではありません。「リアルスペック 4チューナー×4アンテナ」による高音質/高画質の視聴、誰にでも自在に扱える操作性の追求といった、より快適な視聴を叶えるための様々な技術を磨き続けています。
※「AVIC-H9900」は地上デジタルTVチューナーを搭載していません。
※地上デジタル放送やビデオなどの映像はリアモニターまたは停車中にのみ表示されます。
地デジのクオリティを忠実に再現
[ 高画質/高音質テクノロジー ]
地デジモデル「AVIC-VH9900/ZH9900」に内蔵の地上デジタルTVチューナーには、デジタルハイビジョンチューナーを採用。高音質/高画質を追求した様々な最新テクノロジーとともに、自宅で視聴する地上デジタル放送のような安定受信性能と操作性を、クルマの視聴においても目指しました。
▲カーナビ本体に地上デジタルTVチューナーを内蔵
圧倒的な高精細ハイビジョン映像を受信
[ デジタルハイビジョンチューナー ]
サイバーナビに内蔵された地上デジタルTVチューナーには、デジタルハイビジョン映像信号のフルデコードに対応したデジタルハイビジョンチューナーを搭載。地上デジタル放送で送信される高精細なデータをもれなく受信します。また別売のワイドXGAモニター「TVM-W90」とコンポーネント接続(D4)することで、高精細なハイビジョン画質をリアシートで視聴できます。
- ※「AVIC-VH9900/ZH9900」と「TVM-W90」をコンポーネント接続する際には、別売の26ピンコンポーネントケーブル「CD-CP300」などが必要です。
- ※リア出力をD4相当にした場合は、フロントの映像はコンポジット画質になります。
- ※AVIC-VH9900/ZH9900のモニターはVGAモニターであるため、ナビ本体のモニターにハイビジョン画質のまま映像を表示することはできません。
▲内蔵地上デジタルTVチューナー
- 業界初※のハイビジョン対応を実現した9.0型ワイドXGAモニター。デジタルハイビジョンの映像信号のフルデコードに対応したカロッツェリアの地上デジタルTVチューナー(AVIC-VH9900/ZH9900は内蔵)とコンポーネント接続すれば、高精細な映像の美しさを余すところなくクルマで味わえます。
※2008年4月現在、車載用モニターとして(パイオニア調べ)
クルマの中とは思えない迫力あるサウンドを味わう
[ 5.1chサラウンド放送 ]
迫力あるサウンドを忠実に再現できるよう、サイバーナビは地上デジタル放送の2chに加え、MPEG-2 AACによる5.1chサラウンド放送に対応。また、「オートタイムアライメント&オートイコライザー(5.1ch/2ch)」によって、ステレオ放送、サラウンド放送のどちらでも最適な音響空間で地デジ放送を視聴可能です。
▲マルチチャンネル調整画面例
広いエリアでも12セグを楽しむ
[ 受信性能 ]
クルマの中でも、自宅で視聴する地上デジタル放送のような安定した映像と音声が楽しめるよう、サイバーナビには様々な最新テクノロジーを投入しています。
独自データ補完技術による圧倒的な受信性能を実現
[ 4チューナーキャリア合成方式&デジタル リバイズ エンジン ]
ビルの陰や高速走行時など、クルマの中では良好な受信状態を妨げる様々な要因があります。サイバーナビに内蔵した地上デジタルTVチューナーは受信状態が刻々と変化する場合でも複数のチューナーで電波を捉え、それらを合成する「4チューナーキャリア合成方式」を採用。さらに当社独自開発の「新型チューナー」と「新型復調LSI」により、安定した受信性能を実現します。また、独自のデータ補完技術「デジタル リバイズ エンジン」は信号を受信した直後の段でマルチパスやノイズによる歪みを予測し補完。映像や音声の乱れが少ない安定した「12セグ」の視聴を実現します。
▲4チューナーキャリア合成方式
▲新型復調LSI
移動時もチャンネル操作なしに番組を視聴
高音質/高画質の地デジですが、移動が伴うクルマには常に電波が届くとは限りません。この問題を解決するために、サイバーナビは電波に応じて自動で最適な切換えを行う技術を開発。違和感なく番組を視聴することができます。
放送エリアを越えても同じ番組を視聴
[ オート放送局サーチ ]
親局のエリアから外れても同じ番組を視聴できる中継局や系列局へ自動で切換える「オート放送局サーチ」。放送エリアが異なる地域へドライブをする場合でも面倒なキー操作をすることなく、今まで見ていた番組を快適に視聴し続けることができます。
※系列局では、同じ番組を放送していない場合があります。また系列局を切換える際には黒画が入る場合があります。
電波の不安定なエリアでもストレスなく視聴
[ ワンセグ自動切換え ]
「12セグ」が受信できない電波の弱いエリアでも受信が可能な「ワンセグ」。サイバーナビは受信状況に応じて「12セグ」と「ワンセグ」を自動で切換えるとともに、黒画が入ることのない瞬時の切換えを実現。切換わったことを意識することなく地上デジタル放送の快適な視聴を維持し続けます。また、例えば特定の地域で「12セグ」と「ワンセグ」が頻繁に切換わるような場合でも、その煩わしさを解消するために、視聴中における切換えのタイミングを「12セグ優先」、「ワンセグ優先」など好みに合わせた設定が可能です。
感度、スタイル、取付性を追求
[ フロント4アンテナ ]
一般的な地デジ4チューナーに採用されているフロント2アンテナ/リア2アンテナのフィルムアンテナは、前後方向への受信感度が高い反面、左右からの感度が低いことに加え、取付けに手間がかかることが難点でした。サイバーナビの地デジモデルには独自の地上デジタル放送専用のフロント4アンテナを採用。フロント2アンテナ/リア2アンテナの欠点を補いながらも、受信性能が大幅に向上しました。さらに見た目のスマートさに配慮するとともに高い取付性を実現。ケーブルのスリム化やエレメントの分離に加え、水なし取付やアースレス取付を実現しています。
▲フィルムアンテナ取付例
様々なシーンを想定した多彩な能力
受信性能にこだわるだけでなく、「地デジ」の楽しさも追求し、エンタテインメント性のある様々な機能を搭載。それぞれのシーンに合った自在な視聴スタイルを実現します。
見逃したシーンをリプレイ再生
[ タイムシフト機能 ]
スポーツの決定的なシーンや、情報番組のお得情報を見逃してしまうのはよくあること。こんなときに役立つのが、視聴中の番組を最大10分間自動でメモリーし、過去にさかのぼって視聴できる「タイムシフト機能」です。さらに、タッチパネルでもリモコンでも操作できるタイムバーにより、すばやく直感的に見たいシーンを探し出すことができます。
- ※メモリーされる映像は、ワンセグ映像となります。
- ※次の動作を行った場合は、タイムシフト機能でメモリーされた映像は消去されます。
・エンジンOFF ・ソース切換え ・チャンネル変更 ・オート放送局サーチ機能
天気予報やニュースなどの情報を受信
[ データ放送対応 ]
現在のエリアに密着した情報(天気予報やニュースなど)や、データ放送ならではの情報が得られます。
※データ放送は受信のみ可能です。双方向サービスには対応しておりません。
▲データ放送表示例
2つの画面を同時に表示
地デジを視聴中でもほかの情報が知りたいということが、ドライブ中にはよくあります。サイバーナビなら2つの画面を表示して、ほかの番組を同時に表示可能。また地図を同時に表示することもできます。
2つの画面を同時に表示
4つのアンテナを2グループに分けて電波を受信することで、「12セグ」と「ワンセグ」で2番組を同時に表示可能。見たい番組が重なってしまったときでも、親画面(12セグ)と子画面(ワンセグ)で両方の番組を楽しむことができます。また子画面の表示位置を4個所から選んで移動できます。
▲2番組同時表示例
▲2番組表示設定画面例
映像と地図を同時に表示
[ P in P表示 / P side P表示 ]
精細なVGAモニターの優れた再現力により、地デジの映像と地図を同時に表示できます。左右2分割で映し出す「P side P」なら、映像を大きく表示することが可能。また地図表示と同時に様々なサイズ(1/4、1/9、1/16)の子画面で地デジを表示できる「P in P」なら、AV情報表示で放送局名と番組名を同時に表示可能です。
▲画面設定表示例
▲P in P表示例(画面サイズ:1/4)
▲P side P表示例(ワイドモード:NATURAL)
クルマでの使いやすさを追求した操作性
圧倒的なパフォーマンスを目指したサイバーナビの地デジチューナー。その高い能力を簡単に使いこなせる、優れた操作性も備えています。
見たい番組をあらかじめ予約
[ 視聴予約 ]
いつも見ている連続ドラマなどを見逃したくないときに役立つ「視聴予約」。電子番組ガイド(EPG)の画面にタッチするだけで、視聴したい番組をあらかじめ予約しておくことが可能です。予約した番組の放送時刻前になるとメッセージを表示して知らせます。
▲視聴予約画面表示例
見やすさと選びやすさを追求
[ 電子番組ガイド ]
新聞や雑誌でおなじみのテレビ欄表示を実現した「電子番組ガイド(EPG)」。現在見ている番組を子画面に表示したまま使えるとともに、見たい番組がよりすばやく探せるよう、表示局数の設定やジャンルごとの色付けも可能です。番組の選択は、見たい番組をタッチするだけの操作。現在放送されているそれぞれのチャンネルの番組情報を確認して選べるほか、受信しているチャンネルの最大一週間先までの番組情報も表示できます。
▲電子番組ガイド(EPG)表示例(放送局数:4)
▲ジャンルごとに色分けが可能
番組内容をリスト表示
[ チャンネルリスト ]
サイバーナビのチャンネル切換えは単に放送局名から選ぶだけではありません。放送局名、番組名、放送局名と番組名の切換えが可能。放送中の番組を見ながら、チャンネルリストを表示できます。
▲チャンネルリスト表示例
放送局名で切換え
[ 音声操作 ]
サイバーナビの音声操作はナビ機能だけではなく地デジにも対応。音声ですばやくチャンネル切換えができます。さらに言い換え語にも対応しており、例えば、「日本テレビ」以外にも「日テレ(ニッテレ)」「ヨンチャン」など、普段使っている呼び方での選局が行えます。
自車位置と連動して放送局を自動受信
[ ナビマップリンクTV局エリアプリセット ]
放送局の放送エリアを越えて移動する場合でも「オート放送局サーチ」により、今見ている番組をチャンネル変更せずに視聴し続けられるサイバーナビ。しかも系列局が同じ番組を放送していない場合や他の番組が見たい場合でも、「ナビマップリンクTV局エリアプリセット」により、自車位置と連動して、今いるエリアで受信可能な放送局を自動でプリセット。初めて訪れた移動先でもリストから選んで視聴できます。
▲地上デジタル放送 環境設定画面例
番組中に放送局が切換わっても自動追尾
[ イベントリレー機能 ]
番組途中で放送局が変わっても自動で切換える「イベントリレー機能」を搭載。例えば、高校野球の中継のように、番組の放送中に放送局が変わった場合でも、チャンネルを自動切換え。同じ番組を視聴し続けられます。
災害時に自動切換え
[ 緊急警報放送(EWS) ]
地震や津波などの災害が発生して緊急警報放送(EWS)が始まると、画面を自動で切換えます。
※地上デジタル放送を視聴しているときに限ります。
好みに合わせて選べるチューナーでシステムアップ
[ TVチューナー ]
サイバーナビ「AVIC-VH9900/ZH9900」は、従来のアナログ放送を楽しめるアナログチューナーを組合わせることが可能です。またTVチューナーレスの「AVH-P900DVA」や「AVX-P90DV」などにもシステムアップ用として使用できる地上デジタルTVチューナーをラインアップ。
- 「リアルスペック 4チューナー×4アンテナ」の最高峰地上デジタルTVチューナー。
圧倒的な受信性能を可能にしています。
- 「リアルスペック 2チューナー×2アンテナ」のハイコストパフォーマンス地上デジタルTVチューナー。一般的4チューナーに迫る高い受信性能を備えています。