カロッツェリアはドライバー視点から考察した理想の地図表示を追求し、サイバーナビではVGAモニターの性能を活かしきるため、地図の1ドット単位でのチューニングを実施しています。さらに、立体表現や陰影処理、色彩やコントラスト、縁取り、文字のフォントサイズなど、それぞれの相関関係を考慮しながら細部に至るまで調整を繰り返しました。道路や文字、イラスト、地図記号など、豊富な情報量を的確にドライバーに伝えるためのこうした数々のこだわりは、幅広い年齢の方が必要な情報を瞬時に把握することができる、わかりやすい地図を実現しました。

■ 道路表現
高精細化を活かした滑らかな道路表現を追求。従来より施してきた「アンチエイリアス」や陰影処理なども、さらに精度が向上しています。

■ 文字表現
画面上のすべての文字に「アンチエイリアス」を施し、ギザギザのない文字表示を実現。人が描いたかのような滑らかな表現により、視認性が飛躍的に向上しています。

■ ロゴマーク・地図記号
リアルさとわかりやすさを追求し、ロゴマークと地図記号を全面改良。微細なディテールにまでこだわった作り込みにより、ひと目見ただけでどんな施設かが把握できます。

■ 豊かな色彩と表現力
緑地帯や水辺などは質感あふれる色彩で再現。精緻な描画は、施設や庭園内の歩道の形状など詳細な情報まで伝えます。

描画専用GDC

描画処理専用のGDC（グラフィック・ディスプレイ・コントローラー）を搭載。GDC内で描画の座標変換を行うことにより、描画処理の高速化と高品位化を実現します。

立体表現/陰影処理

自車位置マークと誘導ルートには立体表現と陰影処理を活用し、視認性をアップしています。