AVIC-RL99/RW99/RZ99/RZ77/RZ66/RZ55/RW33/RZ33/RZ22

もくじ

その他の機能
カスタム機能
カスタムキーを使う
カスタムキーに機能を割り当てる
スマートコマンダーのカスタムダイレクトボタンを設定する
ステアリングリモコンを設定する
ステアリングリモコンに車両メーカーを指定して設定する
ステアリングリモコンに好みの機能を設定する
ステアリングリモコンの設定を初期化する
その他の機器
ETC2.0対応(DSRC)ユニット
5.8 GHzVICSサービスについて
5.8 GHzVICS情報を受信したとき
ETCサービスの利用
アップリンク機能を設定する
ETC2.0起動時音声案内を設定する
ETCユニット
ETC関連の情報案内について
ETC利用履歴を確認する
ETC起動時音声案内を設定する
ETCカード有効期限切れ通知について
携帯電話(ハンズフリー)
エコー(残響音)が気になるときは
電話を受ける
電話のかけかた
通話中メニューの操作
メモリダイヤルを読み込む
メモリダイヤルを消去する
発着信履歴を消去する
汎用バックカメラ
バックカメラを設定する
駐車アシスト線表示を設定する
駐車アシスト線を調整する
バックカメラ映像を表示する
バックカメラの画質を調整する
リアモニター
リアモニターに表示される映像について
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーリンク機能について
ドライブレコーダーリンク機能を設定する
接続状態を確認する
ドライブレコーダーの映像を表示する
AR HUDユニット
[HUD セッティング]画面を表示する
画面・画質調整を行う
機能設定を行う
バージョン情報とライセンス情報を確認する
AR HUDユニットを初期化する
AR HUDビューを操作する
ナビスタジオを使ってAR HUDユニットのバージョンアップをする
通信
通信で渋滞情報を取得する
オンデマンドVICSについて
スマートループとスマートループ渋滞情報について
スマートループの設定をする
渋滞情報を手動で取得する
渋滞情報を自動で取得する
通信で取得した渋滞情報の地図表示について
通信で受信した渋滞情報の提供時刻を確認する
フリーワード検索
フリーワードで検索する
お出かけフォルダ
お出かけフォルダで探す
登録地、ベースプラン、ドライブプランに登録する
テレビdeみ~た
テレビで紹介されたスポットを探す
駐車場満空情報
駐車場満空情報を取得する
ガススタ価格情報
ガススタ価格情報を取得する
お客様情報の登録
お客様登録を行う
お客様登録情報を参照・変更する
パスワードを確認する
個人情報の収集目的
退会する
契約を確認する
スマートループ利用期間の延長/変更や利用停止を行う
お知らせ情報
お知らせを確認する
充電スポット満空情報
充電スポット満空情報を取得する
ウェザーライブ
気象情報を取得する
天気予報を表示する
週間天気予報情報を見る
アメダス情報を見る
セキュリティロック
セキュリティロックを設定する
セキュリティロックが働いた場合の操作
ナビスタジオを使う
ナビスタジオを使う
ナビスタジオの機能
ナビスタジオをインストールする
SDカードをナビゲーションに登録する
ナビスタジオを使ってバージョンアップ(マップチャージ)をする
付録
センサー学習
センサー学習状態のリセットが必要な場合
センサー学習状態のリセットのしかた
本体リセット
本体をリセットする
再生できるディスクの種類
再生できるディスクの種類とマーク
DVDに表示されているマークの意味
ディスクの操作について
ディスクの構成について
DVDビデオ
CD
再生できるファイルとメディアの種類
音声コーデックについて
映像コーデックについて
音声コーデックと映像コーデックの組み合わせについて
ナビゲーションのしくみ
現在地がわかるしくみ
測位の精度を高めるためのしくみ
誤差について
その他の情報
検索におけるデータベースについて
ルートに関する注意事項
VICS情報に関する注意事項
シティマップ(詳細市街地図)収録エリア
阪神高速道路株式会社からのご連絡
収録データベースについて

ナビスタジオを使ってバージョンアップ(マップチャージ)をする

バージョンアップには、全データ更新と差分更新(地点情報データおよび道路データ)があります。

全データ更新は年2回、差分更新は、全更新月を除く年10回を予定しています。(整備スケジュールの都合上、更新対象がない月もあります。)

バージョンアップについてのご注意

無料バージョンアップができるのは「AVIC-RL99/RW99/RZ99/RZ77」のみです。

  • 全データ更新は、アプリケーション、地図データ、道路データ、地点情報データなどを含めたすべてのデータが更新対象となります。

  • 全データ更新は、ナビスタジオ経由でダウンロードしたデータが入ったSDカードを使用します。

  • ダウンロードしたデータを、ナビスタジオ以外の手段でSDカードにコピーすることはできません。

  • 全データ更新中は、ナビゲーションのすべての機能が使用できません。

  • 全データ更新を実施しないと以降の差分更新ができません。

  • SDカード内のデータ(個人利用の音楽データ等)は、万一に備え、バックアップをお取りいただくことをお勧めします。

  • あらかじめ、SDカードの書き込み防止を解除してください。

データダウンロードおよびSDカードへの転送時の注意事項

  • データのダウンロードにはインターネットにブロードバンド接続できるパソコンが必要です。

  • 大容量のデータをダウンロードしてSDカードに転送します。パソコンのハードディスクに16 GBの空き容量を確保してください。また、16 GBのSDカードか、8 GBのSDカード2枚を準備してください。

  • 全データ更新などの大容量のデータをSDカードへ転送する場合は、データを2枚のSDカード(8 GB×2)に分割して転送できます。

  • SDカード内のユーザーデータ(個人利用の音楽データ等)は、バックアップをお取りいただくことをお勧めします。

  • 大容量のデータをダウンロードするため、無線LAN環境では通信が安定しない場合があります。有線LANでのダウンロードをお勧めします。

  • データのダウンロード中は、自動的にパソコンの電源が切れたり、スクリーンセーバーが起動したりしないような設定にしてください。

  • すべての項目をSDカードに転送するには、パソコンやインターネット等のお客様環境により、数時間かかる場合があります。また、転送中はアップデートマネージャーを終了できません。

  • SDカードへの転送中は、他のアプリケーションからSDカードへの操作を行わないでください。予期せぬ誤動作の原因となる場合があります。

  • 途中でダウンロード、およびSDカードへの転送が終了した場合は、アップデートマネージャーから「メニュー▼」-「アップデートマネージャー設定...」を選択し、ダウンロード先とSDカード内のデータを削除して、マップチャージを最初からやり直してください。

  • SDカードのフォーマットには、SDフォーマッターをお勧めします。→SD/USBSD/USB

  • バージョンアップを行うと下記の情報が消去される場合があります。必要に応じて再設定してください。

    • 学習ルートデータ(平日/土日・祝日)

    • リルート履歴

    • 最終AVソース状態

    • DISC設定

    • 地図のビューモード、地図方位、スケール、100 mスケール一方通行表示、ターゲットマップ

  • インターネットの通信回線速度が一定以下の場合は、アップデートマネージャーを利用できないようにしています。お時間を変えてお試しいただくか、回線環境の改善をお願いいたします。

  • パソコンの環境依存によるエラーにつきましては、パイオニアではご案内いたしかねます。パソコンメーカー等にお問い合わせください。

バージョンアップデータをダウンロードする

アクセス集中緩和のためダウンロードの予約をお願いする場合があります。ここでは、予約とデータダウンロードについて説明します。

1

ナビゲーションに登録済みのSDカードをパソコンに接続する

ナビスタジオが自動起動し、ランチャーが表示されます。

自動起動しない場合は、デスクトップのナビスタジオアイコンをダブルクリックして、起動してください。

2

アップデートマネージャーのアイコンをクリックする

アップデートマネージャーが起動します。

アップデートマネージャー起動初回時にお客様の通信環境を計測します。通信回線が遅いとダウンロードサービスを快適にご利用できないことがあります。

3

詳細情報の更新データリストから全更新データをクリックする

4

全更新データの利用ステータスから[ダウンロード予約]をクリックする

WEBブラウザが起動してログイン画面が表示されます。

5

お客様登録時に取得したニックネーム/パスワードを入力して[ログイン]をクリックする

サーバーが混雑していない場合は、手順11の利用約款画面が表示されます。当日ダウンロードが可能な状態です。

6

ご希望のダウンロード日をクリックする

予約時間選択画面が表示されます。

7

予約画面で、ご希望のダウンロード時間帯をクリックする

8

予約画面で、[予約確定]をクリックする

9

予約画面で、予約内容を確認して、[はい]をクリックする

ダウンロード予約が完了しました。

ウェブ画面を閉じ、アップデートマネージャーを再起動して予約が反映されているか確認してください。
予約したダウンロード日時になると、手順4の全更新データの利用ステータスが「ダウンロード手続き」に切り替わります。

予約準備は終了ですので、ナビスタジオを終了してください。予約当日になりましたら、ナビスタジオを起動し、アップデートマネージャーを使用して必ず予約した日付、時間帯でダウンロードを行ってください。
予約した日付、時間帯でダウンロードを行わなかった場合は、ダウンロードするために再予約が必要になります。
再予約を行うときに、予約の取り消しは不要です。

10

予約日当日、全更新データの利用ステータスから[ダウンロード手続き]をクリックする

Webブラウザが起動し、利用約款が表示されます。

11

利用約款の内容を確認して、[同意する]をクリックする

[同意しない]をクリックするとダウンロードできません。

12

[ダウンロード開始]をクリックする

すぐにダウンロードが開始されます。
後でダウンロードする場合は、そのままページを閉じてください。

ダウンロード手続きをすると全更新データのダウンロードが可能になります。

アップデートマネージャーを手動で起動した場合は[開始]をクリックすることにより、ダウンロード(パソコンへのダウンロード、SDカードへの転送、SDカードの転送確認)が開始されます。

13

ダウンロードしたデータをSDカードへ転送する

SDカードへのデータ転送は、16 GB×1枚または8 GB×2枚への転送が可能です。

【16 GB×1枚の場合】
ダウンロードが完了すると、自動的にSDカードへの転送が開始されます。

【8 GB×2枚の場合】
ダウンロード完了後、データ転送開始時に2分割転送するかどうかの確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックすると1枚目の転送が開始されます。
1枚目の転送が終了したら、[SDカード(1枚目)を安全に取り外す]をクリックしてSDカードを取り外し、2枚目を挿入します。「SDカードを選択してください」からSDカードを選択して[SDカード(2枚目)に転送]をクリックすると、2枚目の転送が開始されます。

[あとで転送]をクリックするとアップデートマネージャーは終了します。次回アップデートマネージャー起動時に続きから転送を開始できます。

[あとで転送]を選択した場合、新たなダウンロード予約やダウンロード手続きは不要です。ご都合の良いときに2枚目を挿入して続きから開始してください。

データ転送時は、データの整合性チェックが自動的に行われます。チェックには5分程度かかります。

14

転送完了メッセージが表示されたら[OK]をクリックする

アップデートマネージャーが終了します。

ナビゲーションをバージョンアップする

ダウンロードしたバージョンアップデータを使って、ナビゲーション本体をバージョンアップします。

1

ナビゲーション本体に、バージョンアップデータを転送したSDカードを挿入する

2

バージョンアップ確認メッセージが表示されたら、はいにタッチする

いいえにタッチした場合は、全データ更新は行われません。

この時点でSDカードを取り出した場合は、再度挿入しなおすとバージョンアップ確認メッセージが表示されます。SDカードを挿入したままの場合は、「メニュー」→情報バージョン情報データ更新と操作すると、バージョンアップ確認メッセージが表示されます。

3

バージョンアップ開始確認メッセージが表示されたら、更新開始にタッチする

ナビゲーション本体が再起動し、全データ更新が開始されます。

更新にかかる所要時間は約90分です。

更新中はナビゲーションのすべての機能が使用できません。

更新の途中でエンジンを切った場合でも、次回エンジンを始動した際、途中から更新処理を再開します。

全データ更新を分割してSDカードに転送している場合、1枚目のSDカードの更新が完了すると確認メッセージが表示されます。2枚目のSDカードを挿入してください。

4

バージョンアップ完了確認メッセージが表示されたら、確認にタッチする

ナビゲーション本体が再起動し、プログラム更新が自動的に開始されます。
プログラム更新が完了すると自動的に再起動し、ナビゲーション本体のバージョンアップが完了します。

プログラム更新にかかる所要時間は約10分です。

通信モジュールをご使用の場合、全データ更新完了後の起動時に差分更新動作が働く場合があります。通信モジュール経由の差分更新中は、SDカードを抜いても構いません。

ナビゲーションの故障の原因となるため、プログラム更新中は電源を落とさないでください。

注意
  • 更新マークが表示されているときは、SDカードを抜かないでください。通信による差分更新の場合は、DL中表示→更新中表示に変わります。→画面下部に表示される情報

データ引継ぎ処理について

プログラム更新後の再起動時に、データの引継ぎ処理が動作します。データ引継ぎ中はナビゲーションの「NAVIメニュー」の各項目や「ショートカットメニュー」の項目にタッチすると、“データ読み込み中です。しばらくしてから操作してください。”と表示されます。
データ引継ぎ処理には約3分かかります。そのまましばらくお待ちいただき、データ引継ぎ処理後に操作してください。

バージョンアップ完了の確認のしかた

バージョンアップがすべて完了した状態のSDカードをナビゲーション本体から抜かずに、「メニュー」→情報バージョン情報と操作してください。更新が正常に完了していると、各項目名の脇に“*”マークが表示されます。

メモ
  • “*”マークは、更新データが格納されたSDカードがナビゲーション本体に挿入されている場合のみ表示します。

SDカードの取り外しについて

ナビゲーション本体からSDカードを取り外すときは、必ず製品付属の『取扱説明書』に記載された「SDカードの入れかた・取り外しかた」-「SDカードの取り外しかた」に従って取り外してください。誤った方法で取り外すと、SDカードが壊れる可能性があります。

バージョンアップ完了後のデータ消去について

ナビゲーション本体でのバージョンアップ完了後に、SDカードとパソコンに残った全更新データの消去方法について説明します。

SDカード内のデータを消去するには

1

ナビゲーション本体で更新が完了したSDカードをパソコンに挿入する

2分割転送の場合は、2枚目のSDカードになります。

2

ナビスタジオが起動したら、アップデートマネージャーを起動する

自動的にナビゲーション本体に反映済みのデータを削除します。

メモ
  • 削除が完了するまでは、更新データリストには何も表示されません。

  • 2分割転送の1枚目SDカード内のデータを削除する場合は、ナビゲーション本体にて2枚目の更新完了後に、ナビゲーション本体に1枚目のSDカードを挿入してください。(ナビ画面上は特に何も反応がありませんが、更新完了の状態をSDカード内に書き込んでいます。)1枚目のSDカードをパソコンに挿入してアップデートマネージャーを起動させると、1枚目のSDカード内の更新データが自動で削除されます。

  • アップデートマネージャー設定から手動で、SDカード内の更新データを削除することができます。アップデートマネージャーを起動し、「メニュー▼」から「アップデートマネージャー設定...」をクリックしてください。SDカードデータ操作の項目で「削除」をクリックすると、SDカード内のアップデートマネージャーでダウンロードした更新データを全て削除します。

ダウンロードデータを消去するには

アップデートマネージャー設定で、「ナビゲーションに反映済みのダウンロードしたデータを自動で削除する」の項目にチェックが入っている場合は、ナビゲーション本体で更新が完了したSDカードをパソコンに挿入してアップデートマネージャーを起動した際に、ダウンロードデータを削除します。(初期設定ではチェックが入っています。)

メモ
  • アップデートマネージャー設定から手動で、ダウンロードした更新データを削除することができます。アップデートマネージャーを起動し、「メニュー▼」から「アップデートマネージャー設定...」をクリックしてください。ダウンロードデータ設定の項目で「削除」または「一括削除」をクリックすると、アップデートマネージャーでパソコンにダウンロードした更新データを削除します。