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 昨年までの複数回に及ぶ入賞で学んだ経験を生かしながらも、今年は一度原点回帰し、課題曲の意図、背景はもちろん、作品に敬意を払い、味付けはできるだけ控えるよう心がけ、落ち着いたトーンバランスの中にも適度な張りと輝きをもたせられるよう努めました。また、内蔵アンプという制約のなかでも特にセパレーションには注意を払い、ステレオイメージを大切にしました。 |
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