コンテストは今年も幕張メッセで開催されました。参加者は受付終了後、部門別に指定された場所にクルマを駐車します。その後、参加証などの必要書類を受け取り、準備は終了です。それぞれの思いを込めて仕上げたクルマですが、持てる力を出し切った自信満々な顔、時間切れでやり残したことがあるのか不安げな顔、参加者はさまざまな表情を見せていました。

大会委員長を務めるパイオニア株式会社 代表取締役専務 波江野 章の開会宣言でコンテストがスタートしました。「音の文化創造」を目指して始まったこの大会も今回で13回目。ハイエンドオーディオの火を絶やしてはならないというカロッツェリアX取り扱い販売店様やユーザーの皆様の情熱により、過去最高となる170台がエントリーしました。

審査は6人の審査員の先生により行なわれました。先生方は担当部門別にエントリー番号順に審査をしていきますが、表情は真剣そのもの。また審査を待っている参加者も、一様に緊張の面持ちです。審査区域を中心に会場内の空気は張り詰めた雰囲気で、厳格な審査が行なわれているというのが見ているだけでも伝わってくるようです。

表彰式はディーラーデモカー部門とユーザーカー部門の各部門ごとに行なわれました。各クラスごとに3縲鰀10名の入賞者がステージ上に呼ばれ、パイオニア株式会社 代表取締役専務 波江野 章からトロフィーと表彰状が授与されました。思わぬ入賞に驚いているような参加者もいましたが、どの参加者も苦労が報われた喜びの表情に満ちていたのがとても印象的でした。

2日間にわたって開催されたコンテストも、ついに閉会式を迎えました。ユーザー部門の表彰式に続いて行なわれた閉会式では、審査委員長を務めたパイオニア株式会社 好美より、審査員の先生の講評が読み上げられました。各部門／各クラスとも昨年以上にレベルアップしており、来年以降のレベル向上が期待される大会となりました。