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「Kカー」の狭い空間で、どこまでカーシアターを楽しめるか、インストーラーにとっては難しいテーマでした。車体強度もそれほど強くはありませんから、アルミダイキャストエンクロージャー採用のスピーカーを使い、ボディの影響を最小限に抑える工夫をしました。もちろん、取り付け位置や角度を検討して、音の厚みと方向感がでるようなチューニングを試みています。結果的に車内空間の狭さを感じさせない音に仕上がったと思います。
「Kカー」にこれだけの大規模システムを搭載していることからも想像がつくように、オーナーは本当にカーシアターがお好きな方です。最初から5.1チャンネルを組み、製品を徐々にグレードアップしてきました。コンテスト結果をお知らせしたときの喜びはたいへんなもので、インストーラー冥利に尽きる思いを味わいました。