ドライブ時に使用するカーナビは、クルマの中でしか使わないことが前提に開発されているため、収録された地図や情報を活用するときも、運転席から離れることができせん。またインターネットや雑誌など、クルマの外で得られる情報をそのままカーナビで活用することは面倒な行為でした。
サイバーナビは、クルマ以外の場所でも車室内と同じように情報確認やドライブの準備などが行えるよう、パソコン上でカーナビ操作を実現。部屋の中でカーナビそのものの機能を使用することが可能です。
パソコンにUSBケーブルを接続するだけ
[ USBでダイレクトに接続 ]
クルマ以外でもカーナビが使用できるよう、サイバーナビはカーナビの頭脳であるブレインユニットをクルマから持ち出すことが可能。リビングキットとパソコンをUSBケーブル(付属)で接続し、パソコンリンクソフト「ナビスタジオ(サイバーナビ用)」のドライブマネージャーを利用することで、パソコンとサイバーナビ、双方で自在な情報のやりとりを実現します。なお、サイバーナビ本体で可能なナビ機能の操作全般をパソコン上で行うことができ、インターネットから最新情報をそのままカーナビで活用可能です。
▲リビングキット接続イメージ
インターネットの情報をナビで活用
[ 右クリック連動 ]
インターネットで見つけた気になるスポットの名称、住所、電話番号のいずれかを選んで右クリックすると、サイバーナビのデータでそのまま検索し、該当地点を地図上に表示可能です。
▲文字を選択後、右クリックを行い「ドライブマネージャーで検索する」を選択
▲検索ワードにそのまま入力
発見した所へそのままルート探索
[ ルート探索 ]
メモを取ったりメモリーに保存する手間もなく、インターネットで見つけた情報を基に手軽に地図を表示。その地点を目的地としたルート探索で使用する道路や所要時間の把握が可能。インターネットで得られる莫大な情報を容易に利用できます。
▲地図上で右クリックを行い、「ここに行く」を選択
▲ルートを表示
自分だけの地点ライブラリーを充実
[ 地点情報の登録・編集 ]
インターネットで見つけた施設をカーナビに登録。部屋のパソコンでゆっくりと地点ライブラリーを充実させることが可能です。さらにナビ本体に登録されている登録地点の編集や、画像の添付も可能です。
▲地点登録の編集画面例
自宅のパソコンでサイバーナビのルートを設定
クルマの中で行っていたカーナビの操作がパソコン上でも可能なサイバーナビ。目的地までのルートの検討、翌日以降のドライブプランの計画、施設やスポットの情報収集など別々に行っていた様々な準備が、自宅の使い慣れたパソコン上で一度に行えます。
事前にルートや場所、所要時間を検証
[ ルート探索 ]
カーナビ本体で調べるように、パソコン上でもカーナビと同様に全道路が対象となった渋滞情報で目的地の駐車場入口までルートを探索。所要時間、実走距離、概算燃料費などを確認できるので、あらかじめドライブのプランを綿密に計画することが可能です。
▲検索画面表示例
▲駐車場入口表示例
希望通りのドライブをじっくり計画
[ ドライブプラン ]
充実したドライブは、様々な情報を基にどのような道順で訪れるかなどをゆっくりと計画したいもの。サイバーナビはパソコン上でカーナビとインターネットをシームレスにつなげることで、クルマでしか行えなかったドライブプランの作成を容易かつ有効に行うことができます。
▲ドライブプラン画面例
所要時間を見越したルートを提案
[ プラン作成 ]
予定のスポットで楽しい時間を過ごすには、ドライブコースを計画する際に移動時間を読み間違えないことが重要です。サイバーナビのドライブプランを活用すれば、単に立寄地を経由した目的地までのルートを確認できるだけでなく、それぞれの目的地の滞在時間までも加味してルートを作成。しかも最終目的地へあらかじめ決めた時間に到着できるようルートを探索できるので、計画的なドライブが実現可能です。
立寄り場所を詳細に設定
立寄地を設定できるだけでなく、途中に立寄る場所で、どれくらいの時間を過ごすのかまで設定可能。しかも昼食や夕食の場所として指定することができる上に、到着する時間が食事をする時間帯を外れる場合は、あらかじめプラン作成時に確認できます。なお、昼食の時間帯は11:30~14:00、夕食の時間帯は18:00~21:00を想定し、さらに営業時間情報がある施設はその時間帯を加味して表示します。
▲ドライブプラン詳細設定画面例
所要時間を予想したプランを作成
季節、日曜、大型連休、3連休、天候を加味した渋滞予測データを活用し、当日に要すると予想される所要時間を算出して、探索ルートに反映。しかも、出発時間が指定できるだけでなく、最終目的地へあらかじめ決めた時間に着けるよう、到着時間から逆算して出発時間を提案することも可能です。
▲到着時刻設定画面例
複数のプランを比較して検討
出発時刻や到着時刻を変更して、同時に最大3通りのプランを比較可能。「何時に出発すれば所要時間が短いか」「到着時刻を何時にすれば効率よく移動できるか」だけでなく、立寄り施設の営業時間を確認しながらプランを選択可能です。
▲候補選択画面例
きめ細やかな案内でドライバーをサポート
[ プラン実行 ]
ドライブプランを保存したブレインユニットをクルマに持ち込み、ドライブをスタート。ドライブプランは決められたルートの案内をするだけではありません。目的地まで的確に誘導しながら、進捗や運転を加味してドライバーをサポートします。
▲メッセージ表示例(カーナビ画面)
自動的にドライブプランを実行
あらかじめ登録されたドライブプランの出発日時を基に、自動的にプランの開始をドライバーに促します(指定時間の前後3時間)。
▲メッセージ表示例(カーナビ画面)
その場に適した食事や休憩を提案
ドライブプランに食事場所を登録していない場合でも、昼食時(12:00)や夕食時(18:30)になると、食事スポットを周辺から自動案内。また長距離ドライブ中でも、2時間経過すると休憩場所を周辺から検索し休憩を促します。
※休憩を促すアクションはナビゲーション起動後の時間になります。なお有料道路走行中は休憩を促す音声案内のみとなります。
▲メッセージ表示例(カーナビ画面)
進捗管理
突発的に発生したトラブルなどにより、ドライブプランが計画通りに進まない場合にも対応。サイバーナビはプランの進捗を常に管理し、営業時間中に到着できない場合、立寄地を経由しないようドライバーに促します。また、予定していた滞在時間を充分取れないまま営業時間が終了を迎える場合には、遅れていることをドライバーにメッセージ表示で伝達。なおドライブプランの進捗状態は、計画していたプランと画面上で比較して確認することができます。
▲ドライブプラン確認表示例(カーナビ画面)
その他にも便利な能力を搭載
他にもパソコンでカーナビを使いこなすための、様々な機能を搭載しています。
任意の場所を地図上に表示、確認
[ 地図表示 ]
住所やジャンルなどで検索した任意の場所の地図を表示。スケール変更やマウスを使った地図スクロールで確認することが可能です。
▲地図表示例
あらゆる道路の渋滞をリアルタイムに把握
[ スマートループ渋滞情報 ]
全道路に対応した「スマートループ渋滞情報」はパソコンでも確認可能。VICS情報がカバーする7万km(パイオニア調べ)をあわせて70万kmにおよぶ広範囲かつ正確な所要時間を基にし、目的の場所まで、より早く、より快適に移動できるルート選びを実現します。
▲スマートループ渋滞情報表示例
天候に則したルートを提案
[ ウェザーライブ ]
最新の天気予報や気象情報を取得することが可能。週間天気予報など多彩な気象情報を確認して目的地での過ごし方の検討材料として使えるだけでなく、晴れ、雨、雪の天候別に収録された渋滞予測データと照らし合わせてルート探索に反映。天候によって異なる道路状況を踏まえたルートを確認可能です。
▲ウェザーライブ表示例
取得できる気象データ
天気予報 | [情報更新時刻 4:00 16:00] |
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週間天気予報 | [情報更新時刻 11:00 17:00] |
季節予報 | 紫外線、杉花粉 [情報更新時刻 4:00 16:00] |
最新の道路データをカーナビに反映
[ 道路データバージョンアップ ]
3年分(2009年度、2010年度、2011年度に配信されるデータ)の様々なバージョンアップが無料で行えるサイバーナビ。開通した道路や開通予定の道路(約2週間前より)を、リスト一覧とともに、地図上で確認可能です。また、すでに開通日を過ぎている道路データを一括で更新することも可能です。
▲バージョンアップ表示例