ジッターの影響を極力排除し、
微細な音までも表現する高精度サウンド マスタークロック回路*。
データの正確な読み取りとともに重要なのが、時間軸の精度。この二つが揃って初めて正確な波形の再現が可能となります。特に、CDに刻まれたピットからデジタル信号を生成するためのマスタークロックに含まれているジッター成分は、微細な音を表現する上で影響を与えていました。
「RS-D7X」は、一般的なCDメカモジュール内部に持っているCD用クロックを使わず、マザーボード上にさらに専用ボードで独立させた高精度サウンド マスタークロック回路を搭載。高精度な水晶発振子を採用するとともに、生産工程で一つ一つ手作業による入念なクロック調整を行うことにより、極めて正確なマスタークロック信号を回路に供給することが可能になりました。
クロック成分の変動幅は従来品の5倍以上の高精度、ジッター成分を従来比50%減へと追い込み、時間軸の歪みを徹底的に排除し、かつてない透明感をもったみずみずしい音の再生を実現しました。
* サウンド マスタークロック回路は株式会社サウンドデン DENTEC事業部の協力のもとにカーオーディオ用としてパイオニアが新開発した高精度クロック回路です。
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クロック回路基盤 |
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