もくじ
2チャンネルモードとマルチチャンネルモードそれぞれで、セッティングパターンを3つ(セッティング1、セッティング2、AUTO TA&EQセッティング)作成することができます。
セッティングパターン1および2で、設定変更が可能な項目は以下になります。
リスニングポジション
グラフィックイコライザー
タイムアライメント
スピーカー設定
スピーカー出力設定
カットオフ
AUTO TA&EQセッティングで、設定変更が可能な項目は以下になります。
リスニングポジション
グラフィックイコライザー
AUTO TA&EQを行っていない場合は、AUTO TA&EQセッティングを選択できません。AUTO TA&EQの設定を行ってください。→車に合わせて音場を自動で補正する(AUTO TA&EQ)(AVIC-VH99CS/ZH99CS/VH99/ZH99)
乗車位置や乗車人数に合わせて、聞く位置を選択することができます。
工場出荷時は「OFF」です。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2またはAUTO TA&EQセッティングにタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
リスニングポジションにタッチする
お好みのポジションにタッチする
フロントR |
右ハンドル車の運転席、または左ハンドル車の助手席を中心とした設定です。 |
---|---|
フロントL |
左ハンドル車の運転席、または右ハンドル車の助手席を中心とした設定です。 |
フロント |
同乗者が助手席にいるときの設定です。 |
オール |
同乗者が後部座席にいるときの設定です。 |
OFF |
設定を解除します。 |
あらかじめ用意された5つの設定(ファクトリーカーブ)とお好みで調整した設定(Custom)からイコライザーカーブを選ぶことができます。また、Auto TA&EQで測定した結果を反映させることができます。
工場出荷時は「Flat」です。
交通情報受信中は、いったん強制的に「OFF」になります。
設定した調整値は、ミュージックサーバーへの録音には反映されません。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2またはAUTO TA&EQセッティングにタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
グラフィックイコライザーにタッチする
お好みの設定(ファクトリーカーブ)にタッチする
Flat |
音の補正をしません。設定したイコライザーカーブと交互に切り換えて、イコライザーの効果を確認するときにご使用ください。 |
---|---|
Powerful |
低音と高音が厚みを持ち、アップテンポな曲がメリハリよく聞こえます。 |
Natural |
自然なバランスで、聞き疲れしない心地よい音を再生します。 |
Vocal |
中高音域が厚みを持ち、伸びやかなボーカルを際立たせます。 |
Superbass |
低音が厚みを持ち、迫力のある重低音が響きます。 |
Custom |
Flat/Powerful/Natural/Vocal/Superbassをベースにして周波数選択/レベル調整を行った設定値になります。 |
AutoEQ補正にタッチすると、AUTO TA&EQの補正結果を反映するかしないか(ON/OFF)を設定できます。AUTO TA&EQ未測定の場合は選択できません。→車に合わせて音場を自動で補正する(AUTO TA&EQ)(AVIC-VH99CS/ZH99CS/VH99/ZH99)
選んだファクトリーカーブを、各周波数でさらに細かく補正することができます。マルチチャンネルモード選択時は、出力するスピーカーごとに補正することができます。補正した値は、CUSTOMに登録することができます。
センタースピーカーは、音源を定位させるのに影響が大きいスピーカーです。このため、他のスピーカーと同時にバランスをとるのは、とても難しい作業です。全体のバランスをとるため、2チャンネルの音声(CDなど) を再生し、センターを除くすべてのスピーカーのバランスを調整したあと、5.1チャンネルの音声(ドルビーデジタル)を再生し、センタースピーカーを全体のバランスに合わせるように調整すると、スムーズに行うことができます。
交通情報を受信しているときは、調整できません。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2またはAUTO TA&EQセッティングにタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
グラフィックイコライザーにタッチする
補正したいファクトリーカーブを選び、 詳細設定にタッチする
スピーカー選択にタッチして設定するスピーカーを選ぶ
タッチするごとに、スピーカーが以下のように切り換わります。
オール→フロント→センター→リア→オールに戻る
「スピーカー設定」でセンターを「OFF」以外に設定している場合は、スピーカー選択でセンターを選ぶことができます。
「オール」を選ぶと、すべてのスピーカーを同時に調整することができます。表示される設定値は、「フロント」と同じになりますが、各スピーカーの設定は現在の値を基準に相対的に調整されます。
補正する周波数を選び、∧、∨にタッチしてレベルを補正する
50 Hz、80 Hz、125 Hz、200 Hz、315 Hz、500 Hz、800 Hz、1.25 kHz、2 kHz、3.15 kHz、5 kHz、8 kHz、12.5 kHz から周波数を選べます。
±0を基準に±6段階の範囲で調整できます。
マルチチャンネルモード時で、スピーカー選択で「オール」を選んでいるときは、フロント以外のスピーカーが最大値(±6)に達している場合、それ以上調整することはできません。
2チャンネルモード選択時は、スピーカー選択は表示されません。
AUTO TA&EQで自動調整したイコライザーを使用する設定を行うことができます。
工場出荷時は「OFF」です。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2にタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
グラフィックイコライザーにタッチする
Auto EQ補正にタッチする
ON/OFFが切り換わります。
AUTO TA&EQセッティング選択時は、ON固定となります。
タイムアライメントは、各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を調整することで、音声の到達時間を補正し、音像の定位や全体的なバランスを調整する機能です。
この設定は、リスニングポジションをフロントLもしくはフロントRに設定しているときのみ可能です。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2にタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
タイムアライメントにタッチする
各スピーカーの<または>にタッチして設定する
タッチするごとに、スピーカーからの距離が0 cm~500.0 cmの間で2.5 cm単位で切り換わります。
TA OFF/TA OFF解除 |
設定を有効/無効にします。 |
---|---|
AUTO TA結果反映 |
AUTO TA&EQの測定結果が反映されます。 |
AUTO TA結果反映は、AUTO TA&EQ未測定の場合は選択できません。→車に合わせて音場を自動で補正する(AUTO TA&EQ)(AVIC-VH99CS/ZH99CS/VH99/ZH99)
スピーカー接続の有無や接続したスピーカーのサイズ(低音域再生能力)を設定することができます。この設定により、スピーカーを接続していないために再生できないチャンネルの音を他のスピーカーから出力させることができます。
各スピーカーの工場出荷時は以下のとおりです。
センター:「OFF」(マルチチャンネル選択時のみ)
フロント:「LARGE」
リア:「LARGE」
サブウーファー:「OFF」
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2にタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
スピーカー設定にタッチする
各スピーカーの<または>にタッチして設定する
タッチするごとに、以下のように切り換わります。
センター(マルチチャンネルモード選択時) |
OFF⇔SMALL⇔LARGE |
---|---|
フロント |
SMALL⇔LARGE |
リア |
LARGE⇔SMALL⇔OFF |
サブウーファー |
OFF⇔ON |
接続していないスピーカーの設定は必ず「OFF」にしてください。
サブウーファーを接続していない場合、フロントまたはリアスピーカーに低音再生能力がある限り、スピーカー設定は「LARGE」を選んでください。フロントとリア両方のスピーカー設定を「SMALL」にすると、低音が不足した感じになることがあります。
Dolby Pro LogicⅡがONの時、フロントおよびセンターがLARGEになっていると、サブウーファーから音は出ません。
スピーカーサイズ設定は、100 Hz以下の周波数帯域を再生可能かどうかが目安になります。再生可能な場合は「LARGE」に、再生不可能な場合は「SMALL」に設定してください。
各スピーカーからの出力レベルを調整することができます。
工場出荷時は「0 dB」です。
スピーカー設定でOFFにしたスピーカーは操作できません。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2にタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
スピーカー出力設定にタッチする
設定したいスピーカーの、<または>にタッチして設定する
タッチするごとに、スピーカーの出力が- 24 dB~+ 10 dBの間で切り換わります。
テストトーンを聴きながら、各スピーカーからの出力レベルを調整し、スピーカーシステム全体のバランスを整えます。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2にタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
スピーカー出力設定にタッチする
テストトーンにタッチする
開始にタッチする
約2秒間ずつ、以下の順番で各スピーカーからテストトーンが出力されます。
フロントL→センター(マルチチャンネルモード選択時)→フロントR→リアR→リアL→サブウーファー→フロントLに戻る
テストトーン出力中のスピーカーには、<、>が表示され、調整が可能になります。
<または>にタッチする
タッチするごとに、スピーカーの出力が- 24 dB~+ 10 dBの間で切り換わります。このモードで調整した出力レベルは、スピーカー出力レベル設定で調整したレベルと同じ値になります。
スピーカー設定で「OFF」にしたスピーカーは飛び越されます。
停止にタッチすると、テストトーンの出力を停止することができます。
戻るにタッチすると、スピーカー出力レベル設定画面に戻ります。
複数のスピーカーを接続している場合、それぞれのスピーカーから出力される周波数帯域を設定することができます。
工場出荷時の設定は、スピーカー設定の設定値によって異なります。
を押し、設定・編集-オーディオ設定にタッチする
2チャンネルまたはマルチチャンネルを選んで、セッティング別詳細設定にタッチする
セッティング1またはセッティング2にタッチする
選んだセッティングパターンの設定項目画面が表示されます。
カットオフにタッチする
設定したいスピーカーにタッチし、<または>にタッチして設定する
タッチするごとに、以下のように切り換わります。
周波数 |
50 Hz⇔63 Hz⇔80 Hz⇔100 Hz⇔125 Hz⇔160 Hz⇔200 Hz |
---|---|
スロープ |
-18 dB⇔-12 dB⇔-6 dB |
スロープ(サブウーファー選択時) |
-18 dB⇔-12 dB⇔-6 dB⇔0 dB |
ミュート |
OFF⇔ON |
PHASE |
REVERSE⇔NORMAL |
PHASEは、サブウーファー選択時のみ設定可能です。
スピーカー設定で「OFF」にしているスピーカーは設定できません。また、スピーカー設定で「LARGE」に設定しているスピーカーは、周波数とスロープの設定ができません。
選択したスピーカーのミュートをONにすると、周波数、スロープ、PHASEは設定できません。また、設定画面を抜けると、ミュートの設定値は自動的にOFFに戻ります。
サブウーファーの位相は、車内条件により、サブウーファーから出力される周波数帯域が、フロント/リアのスピーカーから出力される周波数帯域と打ち消し合ってしまい、聞き取りにくくなるような場合は、位相を逆にすることで聞き取りやすくすることができます。