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コンテスト風景

2日目(9月4日)
デジアナクラス審査風景ピュアデジタルクラス審査風景セミナー表彰式
■オーディオ部門 デジアナシステムクラス審査風景
1日目に続きエキシビションホールではデジアナシステムクラスが審査されます。実力伯仲の車が次々に登場し、審査員は息つく暇もないほど。リファレンスのカロッツェリア・デモカーの音も確認しながら審査が続きます。
デジアナシステムクラス審査風景 デジアナシステムクラス審査風景
デジアナシステムクラス審査員の傅 信幸先生は「クセの強い、あまりにも個性的な音では、万人の共感は得られない。周波数バランス、エネルギーバランスの整った音にするために、参加者相互の情報交換を」と訴えられました。 審査委員長のパイオニアの好美敏和(右端)はデジアナシステムクラスの審査会場に立ち会い、自らも審査車両を試聴するとともに、審査員諸氏と採点の検討にも加わり、最終結果をとりまとめました。
デジアナシステムクラス審査風景 デジアナシステムクラス審査風景
2日目になると各種マスコミ媒体の取材がはいるため、デジアナシステムクラスの審査会場にも見学者(取材者)が現れます。しかし審査の妨げにならぬよう、車からは遠くはなれた場所から、審査の様子を見守ります。 デジアナシステムクラス審査員のお一人、高橋和正先生は「RSシリーズ・スピーカーの登場で、参加車のサウンドのレベルが明らかに上がった。さらにコンセプトもしっかりしてきた」と嬉しい驚きの感想をもらされていました。
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■オーディオ部門 ピュアデジタルシステムクラス審査風景
ピュアデジタルシステムクラスの審査は、日程2日目に集中して行われました。審査会場となったのはカーシアター部門と同じ"つま恋"の北ゲートに隣接した駐車場内に設けられた特設ブースです。
ピュアデジタルシステムクラス審査風景 ピュアデジタルシステムクラス審査風景
1日目のカーシアター部門の審査車両16台に続き、2日目にはピュアデジタルシステムクラスの対象車両13台の審査が行われた特設テント会場。電源関係はデジアナシステムクラス同様の環境設定がされました。 ピュアデジタルシステムクラス/カーシアター部門の審査を担当した麻倉怜士先生。「回を重ねるごとに参加者の耳も肥えてきて、音楽の感動が味わえるサウンドの車が増えてきた」との嬉しいお言葉をいただけました。
ピュアデジタルシステムクラス審査風景 ピュアデジタルシステムクラス審査風景
「上位入賞車はどのような音を出したいのかが明確で、オーディオ的なまとまりがよいだけでなく、音楽を楽しく聴かせてくれた」と、ピュアデジタルシステムクラス/カーシアター部門を担当した長谷川教通先生。 いままさに審査されているのは徳島からエントリーしたB Styleのアルファロメオ146。今年はスピーカーをRSシリーズに替え、システム全体を徹底して見直したとのことです。その甲斐あってか、見事2位を獲得しました。
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■セミナー
コンテスト会場では、審査を待つ参加者のため、毎年、最新かつ有用な話題をテーマとしたセミナーが実施しされています。今年も2コースが用意され、初日と2日目の空き時間を使えば、両方とも聞くことができます。
セミナー セミナー
今回のセミナーのテーマのひとつは「スピーカーとクロスオーバーネットワーク」。パッシブ型ネットワークの解説に始まり、アクティブ型ネットワークの種類(バタワース、チェビシェフ、リンクウィッツ等々)とそれぞれの特質、各種デジタルフィルター方式の特質比較(FIRとIIRフィルターはどちらがよいか)など、日頃D7x+P70xIIと格闘しているインストーラーの皆さんには、大変興味深い内容だったようです。
セミナー セミナー
もうひとつのテーマは「マルチチャンネル再生」。最新のDVDシアターの5.1チャンネルや6.1チャンネル再生、あるいはスーパーオーディオCD(SACD)によるマルチチャンネル再生など、マルチチャンネル再生の歴史的変遷を解説するとともに、最新機器をセミナー会場にセットし、そのサウンドを実体験(視聴)することもできる興味深い内容で、カーシアターに取り組むインストーラーの皆さんからは大変好評でした。
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■表彰式
最初に挨拶に立ったカーサウンドコンテスト委員長であるパイオニアの須藤民彦は、参加ショップの健闘を讃えるとともに「パイオニアの、よい音を大事にし、音を文化としてとらえる根本姿勢は絶対変えてはいけないと確信しています。来年もまたここ"つま恋"で、皆さんとお会いしたいと願っています」と、事実上の次回の開催宣言。
引き続き、カーシアター部門、デジアナシステムクラス、ピュアデジタルシステムクラスの順に成績発表ならびに表彰式が行われました。さらに各クラスの上位3位までの方は、表彰状と豪華な副賞の授与のあとにインタビューを受け、皆さん喜びを爆発させていらっしゃいました。
さらに、審査を担当した6名の先生からの講評には、参加者一同、頷けることばかりだったようです。最後に審査委員長のパイオニアの好美敏和からも審査経過などについての説明がありました。
そしていよいよ乾杯。2日間にわたり極限の緊張の中にあった参加者の皆さんには、この瞬間のビールの旨さは堪えられないものでしょう。会場はお互いの健闘を讃え合う喜びの声に溢れていました。
表彰式 表彰式
表彰式 表彰式
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